「昭和の特撮のリバイバル版」シン・ウルトラマン fofofo4さんの映画レビュー(感想・評価)
昭和の特撮のリバイバル版
クリックして本文を読む
ウルトラマンシリーズは子供のころに再放送がテレビに映った時に少し見たことがある程度で記号的にウルトラマンを知っているぐらいの知識です。
面白かったけど、合わなかったであろう人もいるだろうなあって感じでした。
2時間の映画を一本というより30分番組が4つって感じの構成で特撮を見に行った人なら満足だっただろうし、映画として見に行った人なら肩透かしだったのかなあと。
悪役たちが個性的で不気味なザラブ星人、どこか憎めないメフィラス星人、無慈悲な破壊そのものなゼットンといいラインナップだったんですが、逆に主人公含む禍特隊が記号的な感じで面白くなかったり、ウルトラマンが戦闘中にヘヤッとかデュワッとかも言わずに一切無言で黙々と戦うだけなので、掘り下げ不足もあいまって正義を実行するだけの機械にしか見えないんですよね。
魅力が悪役>>>味方な感じでした。
ウルトラマンが朴念仁すぎて単体では面白くなかったけどメフィラス星人の山本耕史の怪演がドはまりしていて共演するシーンが面白かったから、それはそれで良かったのかな?
手放しには褒められないけど十分楽しかったと思います
コメントする