「ウルトラマンを歴史に残す点で評価する」シン・ウルトラマン のらさんの映画レビュー(感想・評価)
ウルトラマンを歴史に残す点で評価する
リアルタイムに視聴していたギリギリの世代として、色んな意味で楽しみにしていた「シン・ウルトラマン」の公開。そわそわしながら観てきました。
結論から言うと、”大満足”です。
総監修:庵野・監督:樋口…と言う時点でテンションがダダ下がりで、ハードル下げまくって劇場に向かい、タイトルで「シン・ゴジラ」が出てきた時には血の気が引く気がしました。
しかし、その心配は不要でした。
シン・ゴジラのような腐ったおちゃらけは比較的抑え目で我慢の限度内…ストーリーをぶち壊すことは無く、ウルトラマンや”怪獣”の造形も良かったと思います。
確かに、特撮やCG、設定等で残念な部分が多々あり、映画の出来として評価すれば★2.5ぐらいかも知れません。
しかし、ウルトラマンという言わばレガシーを後世に残すためのリニューアルの一環としては嬉しいと感じ、★2つ足しときました。
それでもちょっとだけ残念だったのは、「禍特対」…「科特隊」じゃなく、しかも独自の武器(乗り物含む)を持っていないこと。現代を舞台にし、自衛隊を出してしまったら、それはそれでしょうがないのかなとも思うが、そこは「空想特撮映画」なので、吹っ切って欲しかった。
あと、流星バッジは旧デザインを踏襲して欲しかった。
ぬいぐるみを作りたかったからかな。
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