「あぁ…、やっぱりウルトラマンが好きなんだと」シン・ウルトラマン sigure1208さんの映画レビュー(感想・評価)
あぁ…、やっぱりウルトラマンが好きなんだと
クリックして本文を読む
子供の頃、レンタルビデオや再放送で夢中で見たウルトラマン。
大人になるにつれて派生作品含めて全然見なくなりましたが、今作は改めてウルトラマンが好きだったんだなと痛感する快作でした。
テレビにかじりついて、負けるな!ウルトラマン!と応援してた頃の自分を思い出して懐かしくなりました。
今回良かったのは子供心にアホじゃないの?と思ってたIQ10000(笑)のメフィラス星人が、山本耕史の怪演によりちゃんと知能指数高い外星人っぽくなったこと。
原作版は子供の自分には干ししいたけみたい異星人が地球征服しようとしたけどアホな作戦のせいでウルトラマンと引き分けて失敗したぐらいのイメージでしたから。
IQ10000あるように見えるのは必見ですね。
ゼットンの最強っぷりに拍車がかかったこと。
原作版は子供心にあんなカミキリムシなんかに負けるんかーい!科特隊が使ったあんなちゃっちい武器で死ぬんかーい!!ウルトラマンいらんやないかーい!!っとツッコミまくった記憶があったので今作みたいな絶対的兵器としてのゼットンの描き方は強さと絶望感が際立ってとても良かったです。
ゼットンとの決着も人類とウルトラマンの総力を結集したみたいな形になったので、原作版のラストが今一腑に落ちなかった子供(ウルトラマンが最強と信じてやまなかった)が大人になって改めて見るにはとてもしっくりきました。
個人的には後何匹か禍威獣とウルトラマンの戦いを見たかったですね。
ドラマパートと禍威獣戦の尺が足りなかったとは思いますが…
ゼットン戦だけで映画館に足を運ぶ価値は十二分にあるのでうだうだ言う前に見に行きましょう。
コメントする