「美しいフォルムと人類の平和を強く願うウルトラマンに涙した」シン・ウルトラマン あおねるさんの映画レビュー(感想・評価)
美しいフォルムと人類の平和を強く願うウルトラマンに涙した
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どうも、20年程特撮オタクをしている人間です。
個人的には最高に面白かったです!
私は年代問わず特撮作品が好きすぎて感情が高ぶるとすぐに感涙してしまう困ったオタクなのですが、まずウルトラマン過去作を全て鑑賞している身としてはウルトラマンのフォルム、ビジュアルの美しさに色んな感情が込み上げました。
昔には昔のチープな良さがあり、今は今でこんなにも美しく描かれている。それだけで感動です。
斎藤工さんが演じられた神永はとても良いキャラクターでした。外星人でありウルトラマンに変身する彼は人間の感情を理解しきれていない。未だ模索中で本人自身も冷静で何を考えているのかイマイチ掴めない男。
そんな中でも人間を価値のある存在だと認め、禍威獣から命懸けで守ろうとしている。
ゾーフィー(ゾフィー)の登場も特撮好きとしては鳥肌もんでしたね。
結末としては神永は地球の人類のために自分が犠牲となりゾーフィーが地球を滅亡させるために用意した天体制圧用最終兵器ゼットンに立ち向かった後ブラックホールに飲み込まれます。
ゾーフィーはウルトラマンから自分が死ぬことも厭わない強い覚悟と人間らしさを感じたことで彼を見つけることができ光の国に連れ帰るため迎えに来ます。
そしてゾーフィーはウルトラマンと神永を分離し、禍特対のメンバーに囲まれながら神永が目を覚ましたところでエンドロールを迎えます。
ストーリーもとても良かったんですが、エンドロールで流れる米津玄師さんの主題歌もこの作品にぴったり。
変身する時ベーターカプセル上に掲げるんじゃなくて斜めなんだな、とか一人で細かいところを見て前のめりで凄く楽しみました。
素晴らしい特撮作品をありがとう。
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