「映画の中では暖かいアメリカと中国」フェアウェル chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の中では暖かいアメリカと中国
両国の対立、2人の大切な友だちが喧嘩しあっている中、居心地の悪さを感じている私たち
でも、この映画当事者の片方から描いていますが、ちょっとホッとするような気持ちになりました
対立のニュースばかりを聞いているけれども、ビジネスであっても、研究であっても人は往きあい、慣習などが異なっても相手を尊重するような場面も感じられ、家族を描いていることもありちょっとほのぼのとしました 日本人女性が出てきて歌った歌が「竹田の子守歌」、この歌に日本らしさを製作者は感じたのでしょう この日本人女優さん、中国で演技の勉強をされたというのも不思議な感じでした でも中国・アメリカ両方の家族観など民族性などが語られますが、必ずしも私たちの暮らしはアメリカに近くはない、どちらかと言えば中国に近いところもあったり 生まれてから死ぬまで逃れられない「家族」というもの、暖かく感じました
主人公の女の子を伊藤沙莉さんのイメージだと書かれている方がおられましたが、物語の展開に重要であるけれど必ずしも中心でもない、私もそう思いました
日本での公開からじわじわと上映館が広がっていると言われていましたが納得です(12月3日 出町座にて鑑賞)
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