「想像と違った(笑)」フェアウェル みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
想像と違った(笑)
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予告編を見て、勝手に想像したストーリーは…
余命僅かな祖母の元に親戚が集まる。
でも、そのことは本人に教えない。
主人公は教えるべきと葛藤する。
(ここまでは同じ)
主人公の不注意で祖母に余命僅かと知られてしまう。
それで親戚一同大騒ぎになるが、そこで祖母の病状が悪化し、主人公と家族の関係が悪くなってしまう。
祖母が亡くなる直前、「余命僅かと知っていた。教えてくれてありがとう」旨を言う。
葬式で主人公と家族が和解する。
みたいな展開だと思っていた。
(ありがちな展開だなぁ)
で、見終わると、
「生きてるのかよ!!!!」
ってツッコんだのは、私だけでないハズ。
映画の感想としては、
主人公と祖母がいい味出してたな。
特に主人公は難しい役柄。
祖母に教えるか葛藤するだけでなく、
中国人としてのアイデンティティとか、文化的な差に戸惑う。
作品全体としても、移民とか、中国国内の貧富・教育の格差
(特に祖母の家は特別セレブでもないが、家政婦がいて、しかもその家政婦は教育を受けておらず、文盲である)
現代中国の抱える問題を描くとともに、中国に限らず普遍的なテーマでもある。
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