「映画ならではのオープニングから緊張の連続、そして皮肉たっぷりのおし...」オフィサー・アンド・スパイ 幻巌堂さんの映画レビュー(感想・評価)
映画ならではのオープニングから緊張の連続、そして皮肉たっぷりのおし...
映画ならではのオープニングから緊張の連続、そして皮肉たっぷりのおしゃれなラストまで、実に無駄のない脚本に圧倒された。撮影当時86歳のポランスキーの若い演出にもびっくり。ドレフュス事件はこの作品で初めて知ったが、19世紀末にもフランスには民主主義の根付いたメディアが存在したことに感動。この作品を現在の日本のメディア経営者たちはどのように見たのだろうか。「ゴーストライター」「おとなのけんか」に続いてまたポランスキーの傑作が1本増えた。
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