劇場公開日 2021年2月19日

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「病気の娘をかかえた両親の葛藤」ベイビーティース 重さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0病気の娘をかかえた両親の葛藤

2021年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

評価で3.6だった事から観に行ったが、残念ながら終始イラつく様な感じで私には消化できない内容だった。これは恋愛映画ではなく、病気の娘をかかえた両親の葛藤を描いた物であり、何ものっけから両親のSEXシーンを出さなくてもいいだろう!と言うイラつきから始まった。
まだ乳歯がある様な女子高生が、たまたま駅で出会った不良に初恋を感じてしまったのだが、その不良たるは実の母からも家を追い出されており、両親としては娘が好きだからと自分たちこそ毛嫌いしているのに娘のためと家に住まわせる。
しかし、夜に病気の娘を連れ出し置き去りにしてしまうなんて愛もへったくりもないよな。ただ本来のワルではないから同情と便利さで同居していたに過ぎないじゃないのかな。
さらに父親に至っては、近所の奧さんにキスしたり精神科医にも関わらず奧さんひとりまともに扱えていない。娘を心配する余り動揺していても精神科医なんだからね。主演のエリザスカンレンは、丸坊主で頑張っていたと思うが、セカチューの長澤まさみ程のインパクトは感じなかったな。

重