「東欧の人とは違った映画の見方をしてるかも知れない」異端の鳥 HigeKoboさんの映画レビュー(感想・評価)
東欧の人とは違った映画の見方をしてるかも知れない
時代感覚が無くなるほどの非文明的な田舎の環境に驚く。少年の流転する運命とともにだんだん周りは文明化した環境になるが異端者としての少年の排斥は続く。
小鳥も同じ。生と性に絡む軋轢、異端排斥は生き物の宿命なのか。
死ぬ運命の馬にしか話さなかった少年も最後には名前を取り戻して終わる。
宗教、共産主義、ロシア革命、ホロコースト、コサック、ソ連周辺国の苦難。
色々盛り込まれていそうだが遠く離れた日本人には掴み切れない文化的底流が有りそうなのは分かる。ポーランドの原作者やチェコの監督とは違った映画を見てるかも知れない、そんな不安も感じる。
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