劇場公開日 2020年10月9日

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「傑作です。」異端の鳥 ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0傑作です。

2020年10月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

音楽なし台詞ほぼなし。
粛々とモノクロの映像が戦時下の日常の悲惨さを訴え続ける2時間49分。

眼を背けたくなるようなシーンが続く。
動物がぎゃくたいされる。
殺人行為が平然と行われる。
暴行シーン数多。
途中退出する気持ちもわからないではない。
だが、観ている小生も時間の経過とともに段々慣れてくるのか、それほどでも感じなくなってきて・・・
人間って怖い、ほんと、天使にでも悪魔にでも成れる、二面性を持ち合わせてることを実感した。
この作品を理解するために2時間49分は必要不可欠だったんだと思わせました。
1時間30分や2時間では語り尽くせないんじゃないでしょうか?
正直、この映画、全く長く感じなかった。
むしろ、どんどん引き込まれていった。

そして、感動的なラストと
エンディング曲の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものあり。

時間があれば、何度でも観たいです。

ちゆう