「観る人をいきなり仕分ける映画」高津川 sysrさんの映画レビュー(感想・評価)
観る人をいきなり仕分ける映画
島根の清流高瀬川沿い、歌舞伎の源流といわれる石見神楽を大切に伝承してきたみなさん、そんな地域も過疎化のなかにある
生徒が少なくなって小学校が廃校になるのが一つのテーマ
だけどより生々しくいうなら、仏壇に仏飯器で小さなご飯を供えることが日常の風景としてわかる人だけに響く作品
この切り口は鋭い
たぶん今の日本でも、作品が描きだす社会の感覚がわかる人とわかんない人でいきなり半々とかになっちゃってると思う
だから、地方の過疎化はまず止まらない
重いなー
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