「何でもひとりでやる女」私のちいさなお葬式 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
何でもひとりでやる女
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田舎で暮らす元教師の女性が、心臓の病によりいつ心停止してもおかしくないとの診断を受けて、自身の死期を勝手に予想して葬式の準備をする話。
倒れて病院に運び込まれた際に都会で暮らす息子が5年振りに来てくれたが、忙しそうにしているのをみて、準備を始める主人公。
演技や演出や笑いのセンスがちょっと古臭い国営放送的な感じは否めないけど、基本おバカなコメディで、笑ってしまう様なところは殆どないけど楽しくおバカな空気感。
そんなアホなというベタな展開にベタなオチながら、寂しい気持ちはあるけれど、戻ってきて欲しいなんてこれっぽっちも思っておらず、息子の幸せが一番な親と、忙しさを言い訳にして親のことを考えていなかったことを反省する息子。最後ははっきりとは描かれなかったけれど、どちらにせよホッコリした。
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