トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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過去は水に流せ
戦闘機の空中戦のシーンを語るつもりはない。、
誰が見ても凄いのはあたりまえで、あえて自分が語るまでもないだろう。
あえて語るとすれば、トム・クルーズとヴァル・キルマーの再会シーンだ。
戦闘機の轟音に、軽くかき消されるシーンと言ってしまえばそれまでだが。
ガンで声が出ないヴァル。余命いくばくもない。トムの言葉にパソコンの画面で返す。
「過去は水に流せ」
ヴァルの言葉が、ふたりが辿ってきた軌跡を一瞬打ち消す。
「僕は教官じゃない。戦闘機パイロットだ」と息巻く、トムの迷いを軽く一蹴する。
二人の仲だからこその間合いと呼吸。
前作は観ていないのに、このシーンだけでトムとヴァルの軌跡が感じ取れる。
男同士の固い誓いも、たまにはいいと思った。
前作を知らずに鑑賞
前作を知らない人に思い出補正やフィルター無しに見てもらいたい、と友人に言われたこともあり鑑賞。
公開タイミングから大きく遅れていたため小さなスクリーンで見たが、大スクリーンで見るべきだったと後悔した。
過去作を知らない(あらすじにも満たない最低限の人間関係だけ聞いた)状態だったが、ちゃんと推察出来るような描かれ方なので問題ない。むしろ自分であれやこれや想像するので、ただ口開けて映画を詰め込まれるのではなく咀嚼しながら鑑賞することで、より作品にのめり込めた気がする。
たびたび描写で「恐らく前作でこのようなシーンがあって、再び同じシーンがあることに胸アツになるところなのだろうな」というシーンがあった。それが正解なのかは分からないが、今では無い往年のアメリカ映画っぽさがたびたび感じられた。
現在のアメリカ映画といえばこういう要素が必ずある、という側面にそろそろ満腹感を抱いていたので、よりトップガンマーヴェリックが刺さったかもしれない。見ている最中、ネットミームの「こういうのでいいんだよ」顔していた。
前作を知らないこと前提で見た私でも往年のアメリカを感じたので、前作を知っている人がみたら多方面で良さを乗算で感じられるのだろうと思う。
超超超ド王道
見るの三回目。。でも全然面白い
アメリカ純度100%
秀逸なパート2
前作へのリスペクト
昨年公開時に観そびれたが、今回の追い上映で映画館で観ることができた。
冒頭、空母シーンに「デンジャーゾーン」が被さるところから、前作そっくり。グースの息子役も、あまりに似ていて驚く。バル・キルマーも病気をおして特別出演。終盤にはまさかのF14が活躍するし。
いたるところに前作へのオマージュ、リスペクトが溢れていて、35年も経ってから続編を作ることの意義というものがあるのだな、と感心する。
トム・クルーズは60歳になるというのに、本当にすごい。前作のビーチバレーを思い出させるビーチアメフトでの姿など、日頃から鍛えていることがよくわかる。
圧巻の操縦シーン、戦闘シーンは本物だとか。出演者にGがかかって、顔を歪ませるのも実体験とは!
まさしく娯楽映画の王道というべき作品。これから公開されるMIシリーズ新作への期待も高まる。
映画史に残るラスト40分 映画史に残るミッション
最高の作品を最高の設備で。
トム・クルーズはカッコいい
映画館の素晴らしさを再認識
文句のつけどころのない、続編のジンクスを覆す快作!。
時代の空気を多分に纏った前作を余すところなくフリにしながらも、前作をさらっとオマージュする作り方に久しぶりに映画を見てワクワクさせられた。前作の分かりにくかったスカイアクションも、映像技術の発達でスリル満点だったし、無駄のない展開も本当に良く考えられている。そこに前作から36年という時代の流れをセンチになることなく必然として見せる辺りの巧みさは、ここ最近の続編物にはない痛快さがある。前作で事故死した盟友の息子を演じるマイルス・テラーも、アンソニー・エドワーズをしっかりと彷彿とさせるルックスでグッと来る。そして何より、戦闘機パイロットとでしか生きれない、天才ながら不器用な男の矜持を燻銀の渋さを漂わせ演じたトム・クルーズのオンリーワンのカリスマ性が一等光ってる。舌ガンを克服して出演したアイスマンことヴァル・キルマーの登場も涙無しでは見れない。娯楽映画の何たるかがこれでもかと詰まった、文句のつけどころのない2作目のジンクスを覆す快作!。
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