トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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世の中が変わる前に観たかった…
超個人的な意見です。
本来の上映開始は2020.4月だったのですが世界中を巻き込んだコロナパンデミックで伸びに伸びて2022.夏にやっと上映となったのですが…前作を観たのが青春ど真ん中の10代でそこから数十年、色々とあったけど平和でした。
その平和な時代のまま今回のマーヴェリックを観たかったですね。
日々、頑張ってる戦闘機とバイク好きな中年へのトムクルーズからのご褒美として大いに楽しめ、また感慨に浸れたかなと思います。
コロナを境に時代が切り替わり、それは軍人だけでなく一般人に至るまで価値観すら変貌する大きな切り替わりです(日本だけか?)。
映画の出来は最高なんですが手放しで感慨に浸れたかというと複雑です。なんか妙に冷静に観れちゃうんですよね…
生意気盛りの若きエリートパイロットを差し置いて中年パイロットが獅子奮迅の活躍をしますが現実の世の中では若者も中年もコロナ自粛で抑えつけられ生意気にもなれず、また生意気な若者を嗜める機会も減り…そんな社会に浸かっていると前作の様な感情移入は出来なかったですね。
今回の任務もMIシリーズだったら映画冒頭の任務に過ぎないような…
今回のマーヴェリックはコロナ前の鑑賞ならもっと熱く単純に楽しめたのかなと思いました。
50歳以上で前作で熱くなった映画ファンの方々はどう思うのだろう…
ミッション・インポッシブル
ザ・アメリカ映画
開始数秒でやられた!
前作を劇場で鑑賞した事ある人なら、本編開始数秒で秒殺。(笑)
でも、「トップガンアンセムも入れて欲しかったなぁ。」ってのは欲張りか。
久々に映画らしい映画を鑑賞した気分。
ガキの頃の感覚を思い出させてくれました。
でも、物語自体は、トム様の立場が入れ替わっただけで、内容的には前作とあんま変化がないんだけどね。
Reunion
いったいこの人たちは誰とたたかってるんだろうかw。
敵の国も顔も言語も人格もいっさいあらわれない。微かなヒントさえない。敵・脅威を排除する話でありながら相手がさっぱり解らないという怪。
誰からも文句を言われる筋合いのない政治的妥当性(ポリコレ)を構築しつつ、しっかり興奮させ、万人が楽しめる。
(がんらいこの星のどこにアメリカ海軍の敵が存在するのか──という話である。)
──
ヒット成因のひとつに同窓会のような雰囲気があるが、Kelly McGillisもMeg Ryanもいないのはなぜかと考えたとき、またAIロボテクス技術で発声するVal Kilmerを見たとき、Reunion要素に、哀しさと残酷さをおぼえた。
が、転じてトムクルーズの若さに畏敬をおぼえた。
ビーチでフットボールに興じる上半身裸のマーヴェリック。──の肉体美。
かれは旧世代に対して「まだやれるぞ」を叫んでいる──かのようだった。
加えて、どうしても旧世代機体で戦うハメにおちいる状況と併せて、ぜんたいとしてマーヴェリックはいやがうえにも世のおっさんたちを奮い立たせる熱い映画になっていたと思う。
ところでimdb8.5、RottenTomatoes96%と99%。
いずれも見たこともないようなべらぼうな高さだった。
物語の支柱はルースター(Miles Teller)との関係性にある「ヒロイックなジレンマ」。
そこへReunion(同窓会)要素と、難易度の高いミッション、旧世代と旧機体の活躍、実体のない敵=ポリコレ配慮などが幸福な相乗効果をもたらし、高い評価点につながったにちがいない。
まったく文句のつけようのない映画だった。
カッコよすぎて気絶するかと思った
なんだこの映画を見終わった後の壮快さは!!!
トム・クルーズはもちろん、他のパイロットたちのカッコよさ。終始興奮冷め止まぬ映画だった。
第1作を観てた人は、マーヴェリックの過去ともだいぶ関係がある話だからかなり感動ものだっただろう。
私は第1作を見ずに行ったが、正直今まで見ていなかったことを後悔するくらいに素晴らしい作品だった。
初心者でも十分に楽しめる。
逆にこれを観た後に第1作をみたが、
全く同じような描写がいくつもあって、時代や役割は変われど、そこに変わらない不安・喜び・勇気、そしてロマンがあった。
仲間同士、そして世代間を超えた友情がつまっていて、
ラストシーンは涙なしでは見られない。
思わず映画館で拍手をしてしまった。
気持ちよかった!!!🔥
王道続編映画
懐かしい面白い!
4Dで見てこそのこれぞ映画館の感動
基本母国語で観たい派ですが、今回は4D優先で吹替を許容。トップガンは大好きな映画ですが、本作は前作を全く知らなくても楽しめるのが素晴らしい。
序盤は過去ファンへの感謝多めも、中盤以降は緊張感ある展開が絶妙に続きます。
正直冷戦時代でない本作でどうやって訓練飛行以外の緊張感を出すのかと不思議に思ってみましたが、そこも良い感じのストーリー展開。
戦闘機のシーンでは4Dで観ると本当に心拍数が上がります。圧倒的な映像迫力にアフターバーナーを感じる熱、本当のパイロットに比べれば微風でしょうが、リアルなGを感じるような旋回の負荷も、これぞ21世紀に蘇ったトップガンの楽しみとして申し分ない。
惜しむのは、DVDなどでもう一度この作品を観たとしてもあの4D感動は味わえないということだけ。素晴らしい作品でした。
印象に泣けるも入れてますが、これが該当するのは前作ファンだけかなと。今作からの人は単純に興奮を楽しめるかと思います。
映画『トップガン』を見てきました。普段なら空席だらけになる20時...
映画『トップガン』を見てきました。普段なら空席だらけになる20時半からのIMAXレーザーに夜上映回は、満席に。それだけでも本作への期待の多さを痛感しました。
本作で驚いたのは飛行シーンの超リアルなこと。どう見てもCGには見えません。リンク先の撮影舞台裏の記事を見ると、米海軍の全面協力の下、主要出演陣が、実際にホンモノのF-18に乗って撮影しているというではありませんか。「F-18に乗って7Gを受けたら、大抵の人は気絶して嘔吐し、それで終わりだ。」と記事にあるように、全く操縦経験のない俳優が戦闘機の操縦訓練に参加することは命の危険すら起こりうる過酷なリスクを負うことになるようです。パイロットライセンスを持ち、普段からアクロバット飛行など乗りこなしているという主演のトムだけなら、さもありなんでしょうけれど、他のキャストまで飛行機に乗せるというこだわりは、映画史に残る偉業だと思います。そけだけに迫真の飛行シーンを見せつけられて、金鳥しっぱなしでした。
特に最高なのは、トムがF-18の能力を、スピードと高度において絶対的な限界まで押し上げるシーン。トム自身が挑んでいるだけに唖然呆然としました。
実写が多い分、海軍は非常に多くの許可が必要だったと思います。ヤバいシーンの連続する撮影だけに、「トップガン」の続編だから特別に許可しただけで、もうこんな撮影タイアップは“二度と行われることはない”というのが海軍上層部の正直な気持ちでしょう(実は彼らの多くが、子どもの頃「トップガン」を見て海軍を目指した経緯を持っているという。)
さて、本作は人間ドラマとしても秀逸でした。
主人公のピート・ミッチェル海軍大佐(=普段は、コールサインの「マーヴェリック」とよばれれている。)は、かつて自らも所属していたトップガンの訓練教官となり、海軍の選りすぐりの若いパイロットが集められることになったのです。けれどもその目的はあるならず者国家が稼働しようとしている核兵器開発プラントの破壊する作戦遂行のための養成だったのです。
参加するパイロットの中には、かつての友人で、マーヴェリックと訓練中に事故で亡くなっているブラッドショウ海軍中尉の息子ブラッドリー(コールサイン“ルースター”)がいました。ルースターは、自分の父親の死がマーヴェリックの責任だと思っていて、加えて自分が海軍に志願しようとしたとき、妨害して入隊を遅らせたマーヴェリックを恨んでいました。今回の作戦においても、ルースターを一人前のパイロットとして認めようとせず、メンバーからはずそうとしたマーヴェリックに対して、激しくぶつかっていくのでした。なぜルースターの海軍パイロットになる夢にたいして、マーヴェリックがいちいち邪魔立てするのか、その理由が明かされるとき、彼のルースターに対する父親のような気持にグッときました。そして仲違いしていた二人が、危機に直面することで、一気に和解するシーンは感動しました。言い訳や説明なんて野暮だったのですね。
とにかく2時間半があっという間に過ぎ去りました。映画史にまた残る名作の続編を、ぜひぜひ映画館の大画面で堪能されてください。
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