トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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エンタメ映画の教科書であり、一つの到達点。
86年のトップガン公開当時は1歳で中学生の頃にDVDで観ましたが、豪華な戦闘機の使い方に加えてとにかくトム・クルーズがかっこよく、中学生にはドンピシャの映画でした。そのトップガンの続編が公開ということで、こりゃ観るしかない。
結論からいうと最高でした。かなり前作と似ていますが、続編かつリブート感があり、こちらの勝手な思い入れでマーヴェリックとトム・クルーズの人生が重なって前作よりもグッときます。
トムの年齢から流石にもう恋愛はないのかなと思ったら、しっかりと大人の恋愛しつつ、教官でありながらも若手と一緒に青春しちゃう完ぺき人間トム・クルーズ。トム・クルーズの変わらぬかっこよさとチャーミングな笑顔に魅了されます。
加えて戦闘機の描写がさらにパワーアップしています。当然ですが、IMAXの大画面で爆音の実物戦闘機を観ることができるのは貴重な体験です。音楽も絡まってテンションが上がります。
そりゃあストーリーは単純でご都合主義も甚だしい映画ですが、青春映画的な画やリアル戦闘機の画にトム・クルーズと音楽が入ってすべてが融合し幸せな時間が流れます。
このご時世にできるだけ戦争の臭いを消してこのような作品が作れることは、ハリウッドの底力というか奥ゆかしさというか、能力の高さを感じます。(革ジャンの背中で中国が怒ってますが。)
公開してる間にもう一度観に行きます。
とにかく観て!!!
トム・クルーズから『傑作』という最高のプレゼント。
前作【トップガン】のオマージュが随所に感じられ、とにかく感動の一言。マーヴェリックの36年という月日、鑑賞者も含めて盟友グースへの想いを完全に消化してくれる。
主席を目指した【トップガン】から、ミッションをクリア出来る様に育て上げる【トップガン】に。その基本のストーリーを、素晴らしい脚本でマーヴェリックの苦悩を見事に表現。
公開前から話題になっていた、鳥肌が立つ程に臨場感あるドッグファイト。この演出は他の作品ではまず実感出来ないクオリティ。CG全盛のこのご時世に、ひたすらリアルにこだわったのが新鮮。なのでパイロット達の表情も演技ではなくリアル。本当に凄い。
このドッグファイトに厚みを持たせる脚本が胸熱過ぎて、言葉が出ない程に素晴らしかった。中弛みも一切無く、起承転結を一つずつ丁寧に紡いでくれるわかりやすい展開に拍手。涙。
そして、この映画全ての場面で心地良く響く音楽。イントロだけで涙腺が緩んでしまうのは、歳を取ったからではないと思いたい。何よりも楽曲の素晴らしさ、良い音楽に巡り合えるのも名作たる由縁。無駄に曲は変えず、踏襲する選択は間違いなかった。
トム・クルーズが映画というコンテンツを、映画館で鑑賞してもらう為に、ただただ映画ファンに楽しんでもらう為に、全世界で上映を遅らせてまで臨んだこの傑作。是非、映画館に足を運んで観て欲しい。
この為にトム・クルーズがIMAXカメラ6台を用意して臨んだ作品。近くに鑑賞出来る映画館があるならば、是非IMAXの大画面!大音量で!
※追記
2022/06/29 109シネマズグランベリーパーク
4DXscreen吹き替え版にて本作2回目鑑賞。
4DX初体験だったが、ぶっちぎりのアトラクション感。振動、風、水、熱と驚きの連続。マスクしてたので、勘違いでなければビーチのシーンで香りも体感⁉︎ IMAXとはまた違う、圧倒的なエンターテイメント!一緒にF-18に搭乗している様な感覚はヤバい。終始、足を踏ん張ってしまった。
だが、体感に神経を持っていかれ、スクリーンが明るく周りの観客が見える分、没入感は若干損なわれて現実に引き戻されてしまうか。それでも4DX未体験の方は、IMAXだけでなくこちらも是非!
過去のブラッカイマー作品のオマージュたくさん!
★6つ目を下さい。
面白かったw
第4世代から第5世代へ(no. 1118)
第4世代戦闘機で名を上げたマーベリックと同僚の息子であるルースターとの関係性を描いた物語。
教えているつもりが、自分も下の世代から教わっていることってあるのかも知れないと思った。
「Don't think, just do it!!」
若い時分に切磋琢磨したアイスマンの意志と共にマーベリックはルースターを立派なパイロットに育て上げる。
そして最後、ルースターとハングマンが空母の上、達成感の溢れる笑顔で抱き合う。
マーベリックとアイスマンがやってきたことが再び次の世代にも受け継がれた。
しかし戦闘機の性能は桁違いに変わり、ドローンの発達による精鋭パイロット不要説もちらほら出てくる時代。
ハングマンやルースターにはマーベリック達の時代にはなかった苦難が待ち受けるだろう。
しかし、きっとまた障壁を乗り越え、この中の誰かが海軍大将に、誰かが困難なミッションの責任者に、誰かが次の世代を育てる役割に就くのだろう。
次の話があるとすれば、
ルースターがF35で第6世代戦闘機と戦って被弾。部下と共に放棄されたF18で(F14の方が激アツ?)生還と言った流れだろうか笑
一時代が終わるというのは寂しい気持ちもある。
でもそれは誰かによって何らかの形で引き継がれてゆく。
そのことを胸に、寂しさをぐっと堪えて、晴れやかに次の世代を見守ろう。
そして次の世代はその気持ちを背負って、責任を持って“第6世代”へ繋いでいってほしい。
IMAX, Dolbyで鑑賞
こんな映画が観たかった!
自信初の1日で二度映画館で見た映画!
36年ぶりの続編
感無量だった。10代の頃に見た迫力ある映画を時を経て、またこうして見られるとは!はたまた映画の時間と現実の時間がリンクして、IMAXという強烈な映像体験として鑑賞出来るとは、喜びもひとしおである。トム・クルーズ、ジェニファー・コネリーとヴァル・キルマーは、私の世代のヒーローでありヒロインでもある。そんなキャスティングも中々的を得ている。CG処理されていない最新のドッグファイトシーンも最高である。私のように郷愁を覚える世代も、純粋に新作映画として見れる世代も、素直に楽しめる高品質のエンターテイメントであることには間違いない。ハリウッドを代表する俳優トム・クルーズは期待を裏切らない。素晴らしい映像体験だった。出来ることならば、IMAXシアターで見ることをすすめたい。鑑賞が体験になる機会を得てほしいからだ。
あと何回劇場にいこうかな
カッコ良く老いてくれたトムに感謝
「私生活がクズでも俳優として良い仕事ができれば何も問題はない」という考え方は主に昭和の時代に信奉されたが、現代では受け入れられないカビの生えた古い価値観だろう。どちらかといえばトムは古い価値観に流されてもおかしくない世代だが、ドラッグにおぼれたり女性関係も(全くないことは無いがw)比較的クリーンで決してファンを失望させることが無かった。何より戸田奈津子氏を”日本の母”と慕う彼の子供のように澄んだ笑顔に癒され、大抵のことは許してしまう。
ミッションインポシブルはもちろん、このトップガンもトムクルーズ主演以外はあり得ない、彼の看板作品であり、同時に彼自身も今では少ない主演俳優名で客を呼ぶことができる名アクターとなっているが、正直に言えばいくつかのクソ映画にも主演している。しかし今作トップガンマーベリックは大当たり。見て後悔なし。ロッキー4のように格闘技でオジサンが若い人と渡り合うのは”プロレス感”が出てちょっとしらけるが、飛行機のパイロットなら歳の差を超えられそうなイメージが持てるのも良かった。私は映画館で見ても半分以上は「ああ、これはアマプラで公開されるのを待てばよかった」と思うものだが、本作は間違いなくネットストリーミングではなく映画館で見るべき作品。戦闘機の轟音を映画館の音響で体験すべし。唯一不満を上げるならオリジナル作品のテーマ曲「Take my breath away」が採用されなかったことだが、これを入れてしまうとノスタルジー色が強すぎるかもしれない。その代わりパチンコ屋のテーマ曲と誤解されがち?な「Danger Zone」は入ってるし、過去の栄光にすがらずとも今作はこれで十分面白いのだから。興奮しっぱなしでした。
今ひとつ…….
エンドロールで国防総省が大スポンサーだったんだと改めて知った。でないと、あんな撮影はできないのは確かだ。感想でよく聞くのはエンタメとして完成度が高い。映画の中の映画。でも、国防総省もリターンのない提供はしないだろう。おそらく、リクルーティングとしての位置付けもあったような気がする。そしてチームで米国認定ならず者国家を先制攻撃する。ならず者はあくまで米国基準。
エンタメとして楽しめればいいという意見も理解できるが、それならば日本が戦争中に作った国策映画も肯定できるか?という思いもわく。
1917のようなリアルな人間の営みの中での戦争というのを好む自分には、面白かったけど今ひとつそんな映画でした。
IMAXで観よ、最高のエンターティメント。
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