トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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彼はこう言った
「〇〇の性能の差が戦力の決定的な差ではないことを教えてやる」と・・・
私の知っている人の言葉をこの作品を観て頭の中によぎってしまった。
トップガンの続編 リーフレットでオッ! マジか観たいと思ってから
コロナの影響で公開延期が続き コロナの終息からも諸事情等で相当引き延ばされ、
個人的な事情も相成って 公開後も劇場に足を運べずようやく観れました。
感無量です。
ここ数年、 スターウォーズ ターミネーター ブレードランナー 最近だとゴーストバスターズ。
過去の名作を当時のキャストを引っ張り出して続編として公開している傾向がありますが、
期待度と評価が反比例しているのも感じる。
私はそこまで気になった事はないですけど、
36年という年月は当時、映画に憧れてF-14のプラモデルが欲しくて 親に必死になってねだっていた少年が・・・欲しい買お!ってなってしまい「また、いらんもの買ってきてモノを増やさないで!」ってカミさんに嫌味を言われてしまう年月
その憧れのF-14は過去の遺物 その過去の遺物をどう生かすかがこの作品の評価のキーポイント
結論から言えば、欲しいところは全部 頂きました。
オープニングのデンジャーゾーンでもうガッツリつかむ
グースの思い出とグレートボールズオブファイアー
退役のF-14を引っ張りだす
上記の三点だけを上手に使えばこの作品は続編として成り立つと個人的には思います。
この作品の評価ポイントとして、
ケリーさんとメグさんをキャストと出演させず、過去映像として登場させた事
リフレインとして登場される事でリスペクトしている点
無理やりにでも起用していたらと思うと・・・・これ以上は突っ込みませんが・・・
そして 最大の評価は・・・ジェニファー・コネリーです。
前作で言及のみのキャラクターをヒロインとしてジェニファーで起用した事です。
前作の同じくらいの年代で
フィービー・ケイツ アリッサ・ミラノ シンシア・ギブ そういったアイドル的な人気の女優の中に
フェノミナという作品で彼女もアイドル的に人気の女優さんの一人でした。
一線を引いていったアイドル的な女優さんたちの中
現在も第一線で彼女は活躍しており 美しさと可愛さをあわせもった女優さんです。
時には清楚であり 時には大胆かつ妖艶さをもつ体当たり演技もこなす
トップガンのエリートパイロット級です。
個人的には(砂と霧の家)という作品の彼女が好きでした。
ポリコレ配慮の女性パイロットや本当にあんな事できるのかよ!ってツッコミ所はあるものの
リアリティの無さなんて映画に必要ないです。
最高にスカッとした作品でした。
チャーリーにふられたマーベリックに
グラサンかけてピアノを弾きながら(ふられ気分でRock'n' Roll)を歌ってあげたい気分です。
感動の連続
前作へのオマージュが詰まってる。
プチネタバレ
マーベリックの女性の乗るクルマ。
前作のシャーロット役のケリー・マクギリスが乗ったクルマがポルシェ356スピードスター
今回のペニー役のジェニファー・コネリーが乗るクルマは60年代?のポルシェ911カレラ(たぶん)
そして、今でも人気の落ちないあの可変翼戦闘機も!
映画というよりアトラクション
4dxでみたく、都内どこを見ても満席で、空いている平和島まで行きました。平和島も着いてみたら満席で、スカスカな街なのに異様な空間でした。
評価平均4.6(7/1時点)の映画はすごいなと思い見た結果ですが、もはや映画館という枠より、USJにある1つのアトラクションという感じでした。
■良い点
・4dx技術はこのために作られたのではないかというくらい親和性が高かった。戦闘機に乗るシーンが非常に多いからこそです。
・岡田さんのレビューyoutubeにあるとおり、『敢えて作り手が内容・深みをなくして面白い作品にしてる』という代表例だと思う(岡田 トップガン 95点で検索)。物語の深みが全くないからこそ、エンタメを楽しめる。
■惜しい点
・特になし
その他:
4dxで見たからこそですが、この作品は4dxまたは相応のオプション付きで見ることを推奨します。映画という括りからは外して考えられるような作品ですので、平均4.5前後という異常な高評価も納得できます!
2回観ました!
出し惜しみなし
観たとは違う、体感したと言う余韻
遂にブルースリーのような境地に辿り着いてしまったマーベリック
マーベリック「don't think just do it!」
ブルースリー「don't think feel!」
どちらも「考えたらやられる。感覚を研ぎ澄まし本能のままに動け!」
遂にマーベリックもこの境地に辿り着いたようです。笑
「死の責任」の対比がとても印象的だった。
仲間で親友だったグースを失い、その後の家族の行方・悲しみを知っているマーベリックと、多少の犠牲者は戦争に付き物と軽視している中将らの「死の責任」に対する重みの違いがあらゆる言葉から伝わる印象的なシーンが多かった。
マーベリックが課せた厳しい条件での飛行訓練にことごとく失敗し、言い訳をする訓練生たちに「それで遺族は納得するのか?」と問いかけるシーンもとても印象的で、訓練生に委ねるだけでなく、自らの体で「不可能→可能」を示し、背中で教えるリーダー像もとてもカッコよかった。
今どきの会社でこんな上司いるだろうか。。
戦闘機乗りはヒーロー的にカッコ良く描かれるけど、常に死と隣り合わせで、敗者にも家族がおり悲しむ大切な人がいるという複雑な現実を気づかせてくれる。
今作は、前作から全く違和感なく現代に自然に繋がる人間ドラマ、CGなしの迫力ある戦闘シーン全てがパーフェクトな融合で完璧な続編であることは間違いない。
共感できた❗️
Don't think, Just do!
超デジタル時代こそ響く究極アナログの魅力、トムは不滅
かなり話題になっていたので相当楽しみにしていましたが、期待以上でした。
また見たい気持ちはありますが、しばらく余韻に浸ります。
なぜこれほど胸が熱くなるのか。
自動化の話は作中もありましたが、自分もAIの会社で最先端のテクノロジーを見てきました。
そしてちょっとうんざりしている自分もいます。
デジタル、デジタル、デジタル、、
コロナ化で叫ばれたデジタル化
この超デジタル時代だからこそ、究極アナログの魅力が光るのでしょう。
自分の命を投げ打ってでも日ひとつで空を舞い、国のために奉仕する。
"考えるな、感じろ"
マーヴェリックの言葉もひときわ光る。
ビーチバレー シーンも胸にくる。
戦闘機も本物だし、実際操縦もしているとのこと。
CGに頼らない演出もまた人の心を打つのだろう。
トムがあまりに魅力的なため今回出てくる若手はやはり魅力で劣るし、一作目の彼を超える魅力ある若手俳優は今回居ない。なんかそこが残念だな、と思っていたし、なんだか中弛み感があったが、
でもそこをトムはもちろん、エドハリス、ヴァルキルマー、ジョンハムら、魅力溢れるベテラン達の魅力で巻き返す。
36年ぶりということ。続編をずっと作りたかったようだが、トムのプロ意識に脱帽。
80年代のハリウッド黄金時代の名作必須要素満載。
是非旧作を見てからビッグスクリーンで。
本作は予備知識なしで見て正解でした。
最後の展開に度肝を抜かれ、そして感極まり涙が止まりませんでした。
トムクルーズ、ありがとう、そしてお疲れ様。
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