「今までで一番気持ちを抉り取られた戦争映画」海辺の映画館 キネマの玉手箱 あやし太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
今までで一番気持ちを抉り取られた戦争映画
TAMA映画賞で最優秀作品賞になったとのことだが、これは納得の作品。
まず映像自体は最近の大箱系の邦画、洋画に馴染んだ人などからは、安っぽいなどといった批判がきっと飛んでくる映画だろうと思うが、この映像、演出があってこそ、より効果的に監督の伝えたかったことが強烈に心に打ち込まれたのだと思う。
戦争映画は洋、邦関わらず結構多く観てきているが、驚くことにこの映画が一番気持ちを抉り取られた戦争映画となった。
多くの素晴らしい俳優が出演しているが特に笹野高史、非常に醜い人間性を露出させた役であったが本当に名演だった。
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