劇場公開日 2020年7月31日

海辺の映画館 キネマの玉手箱のレビュー・感想・評価

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4.0猛烈な映像と台詞量の波間にもまれながら、偉大な映画人の生き様に思いを馳せる

2020年8月25日
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本作を見ながら私は「まるで遺言だ」と手の震える思いがした。製作当時、闘病のため生死をかけた日々を重ねておられる中で、きっと大林監督の頭にはこの現代人に伝えておくべき膨大な映像と物語とが、かくも尋常ではない猛烈なスピードで脈打ち、駆け巡っていたのだと思う。これは一人の映画作家が「時をかける少女」さながらに時代と記憶と意識の狭間を駆け抜け、生き抜いた証。人の解釈や評価や理解といったものをはるかに超越し、自らの持てる力を振り絞って息を吐き、体内に血液を巡らし、創造力に精一杯の火を灯しながら育まれた3時間かと思う。ある意味、宇宙人からのメッセージのような、人知を超えたところから降り注いでくる存在にさえ思えてならない。閉館する「瀬戸内キネマ」と同様、大林監督にとってもこれが最期の作品となった。当初の公開予定日、4月10日に亡くなられるなど、本当に映画を愛し、映画に愛された方だったことに胸が熱くなる。

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牛津厚信

4.5自由でポップ、革新、反戦。大林流が詰まった集大成

2020年7月31日
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泣ける

楽しい

幸せ

長く癌と闘い余命宣告も受けた大林宣彦監督が、自らのフィルモグラフィを総括する覚悟で撮りあげた、あっぱれな集大成的遺作だ。初期代表作「時をかける少女」を思わせるタイムリープのギミックを使い、戦争を知らない現代の若者が、白黒サイレント、トーキー、総天然色の映画の世界を次々に巡り、幕末の動乱から広島原爆投下前夜までを体験する構成も見応え十分で飽きさせない。

出演陣も豪華でぜいたく。大林映画に十代で出た尾美としのりや浅野忠信に、ベテラン勢の小林稔侍や常盤貴子、新進の山崎紘菜や満島真之介らが次々に登場して台詞を交わし、例えるなら歴史ある学校の数世代に及ぶ卒業生が一堂に会する大同窓会のような賑わいと懐かしさに、感慨も極まる。

2010年代には戦争3部作を撮るなど、反戦の思いを近年強めていた大林監督。コロナ禍で公開が4月から延期されたが、平和を願う8月に観客に届けられることを天国で喜んでいるはずだ。

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高森 郁哉

3.0さようなら、A MOVIE

2020年10月19日
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鑑賞方法:映画館

戦争でいつも犠牲になるのは、女性や子供達。
今作品は、戦争の惨さを舞台風にアレンジした、監督の集大成と呼べる作品だと感じました。
冒頭で大林作品と分かる「A MOVIE」の文字も、もう見られなくなるんですね。
さて本作品は、歴史の大きな出来事についてのエピソードが描かれていましたが、その為上映時間が3時間近くになり、途中から疲れてしまいました。
もう少しエピソードの数を減らしてくれると、助かったのですが・・。
本作品は監督の遺作になったので、ディレクターズカット版だと思うことにします。

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はるっち

3.0中身よりも監督の遺作を観に行った作品

2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

大林監督だから許される作品だと映画の中に入る話は良くあるが全くストーリーになっておらずはちゃ めちゃコメディ出演者は割と豪華なのだが同じで人を各物語で使い回すのはいかがなものだと思うしこのようなテーマをコミカルに描き大林流の不自然な特撮で描くことは不快に思う方もエロシーン的な場面は必要なの?40年前のハウスと同じく何をどのような方に観てもらいたいのかむしろ観客よりも監督自信が楽しんだ作品だと

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ゆたぼー

4.0自由を渇望した大林監督のエネルギーに圧倒される

DEPO LABOさん
2020年10月12日
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<あらすじ>
広島・尾道の映画館「瀬戸キネマ」のラスト上映で居合わせた3人の男が、落ちた雷
をきっかけに戦争映画の中に入り込んでしまう。

3人は戊辰戦争から広島の原爆の投下までの歴史を目撃しながら、場所場所で出会った女子や人たちを、戦火から守ろうとするお話。

▼大林監督のエネルギーがとにかくすごい

▽映画のふつうさをぶっ壊しまくってる

▽亡くなる直前にこれを制作されたのか・・・とひたすら圧倒される3時間

▽監督の熱量に応える俳優さんたちの体当たり具合もすごい。
(ひとりで何役やってるんだっていうのもある)

▽大林監督自身が戦争の時代の不自由さを体験していたことから、自由を渇望する欲求が反動としてあるのではないかなぁと想像した

▽だから描いているものは古いけど、感性がめちゃくちゃ「若い」

▽そういう若さを維持しながら生きていくって素敵だなぁと思い知らされる。

▽「戦争のない時代に生まれて未来がある若者に賛美と憧れをもってこの映画をつくった」とナレーションで語るほどだから、有難く生きないとなぁ。

▼戦争映画ってきいて、戊辰戦争まで遡ることに驚き

▽日本の戦争の価値観というか、権力構造と支配欲求に諸悪の根源は坂本龍馬の時代からあるという指摘はなるほど!と思った

▼戦争映画というとちゃんとドラマだったりドキュメンタリーベースだったりという作品が多い

▽アヴァンギャルドな切り口で戦争の悲惨さを伝えてくるから、刺激されたことないところをガンガン攻めてくる感じ

▽70%以上はグリーンバックで撮影して背景合成したり、モーショングラフィックや、コラージュ盛り盛りの戦争映画って、誰もやったことないんじゃないか。いやぁすごい。。

▽ただナレーションやテロップなどの添加物が盛り盛りなので、史実を伝える映像としてはプロパガンダ色がかなり強いので、注意は必要かなと思う

▼いつの間にか泣かせられているのもすごい。

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DEPO LABO

3.5最初、理解するまで時間かかる

ららさん
2020年10月10日
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鑑賞方法:映画館

はっきりとした反戦映画です。最初謎の外国人を讃えるところの突拍子もない状況からの展開や宇宙船から問いかけたりストーリーについていくまでに3分の1ぐらいすすまないと物語に入り込めないという。ただですね中盤からはすごいですね、主立つ登場人物が時代時代で設定が変わって行く、話は重いとこもあります。戦争ですからそうなんですが、辛いシーンもあります。説明ができる映画ではないので、でも見る価値は絶対あると思います。最初の30分頑張ってください、終わった時には不思議な気持ちに包まれます。ちょいちょいファンタジーも入ってきます。大林宣彦監督の遺作、命をかけてのメッセージ。監督はいなくなっても監督の映画は残ります、時間に余裕のある時や、秋の夜長にいいんじゃないかな

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らら

最期の企み、永遠の祈り

2020年9月21日
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鑑賞方法:映画館

大林監督!ありがとうございました!
そしてお疲れ様でした。

監督がフィルムに焼き付けた
数々の企みのひとつひとつを
いまだすべては汲み取りきれないのですが
本作に連なる今までの作品群に込めたメッセージは
生きていくわたしたちは考え続けます。
永遠の宿題として。未来のために。

わたしたちで戦争にNOを突き付けてやろう。

劇中で監督のお姿と肉声もわずかながら
拝見、拝聴できましたが
やはり、高橋幸宏さん演じる語り部“爺ファンタ”と
広中雅志さんの男性ナレーションが
監督自身の目線と言葉だと思いましたし
また、中江有里さん演じるもうひとりの語り部と
綿引さやかさんの女性ナレーションが
今まで監督を支え続けてきた
奥さん、恭子さんだったり
娘さん、千茱萸さんのイメージ...
なんだろうなと思いました。

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野々原 ポコタ

5.0大林宣彦のハッピーエンド

近大さん
2020年9月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

今年は異常なくらい著名人の死去が相次いだ。
遂に旅立ってしまった大御所、ショッキングな若い才能の自殺、許し難いコロナで不条理にも奪われた死…。
中でも残念だったのは、大林宣彦監督の死去。
ご存知のように大林監督は、2016年から癌に侵され、余命宣告まで受けた。が、抗がん剤で闘病しながら映画を撮り続けた。
どれほど苦しかっただろう。苦しくも、映画を撮り続ける事が我が人生、生きる糧。
2017年の『花筐/HANAGATAMI』を遺作のつもりで撮ったらしいが、奇跡のように病状は一時回復し、余命宣告は撤回。すると、この生粋の映画少年はまた欲が出て、もう一本。
製作前、再び余命宣告。1年。
NHKかBSで、本作撮影中の大林監督の姿を追ったドキュメンタリー番組を見た。身体は痩せ細り、誰かに支えて貰わなければ歩けず、車椅子で演出も。今度は覚悟しなければならない。
本作は若いスタッフ/キャストが多く、意志疎通がなかなか上手く行かず、普段穏やかな監督も苛々が募り苦労したというが、完成させた。
…そして、作品の公開を見送る事無く遂に力尽き、旅立ってしまった。
コロナで7月に延期となったが、当初の公開日は4月10日。
大林監督が亡くなったのも4月10日。
何なんだろう、これは。偶然か、それとも数奇な何かか。

元々大林監督の作品が好き。遺作で、死去した日と当初の公開日が同じ…。
そんな事もあり、本作がとにかく見たくて見たくて堪らなかった。
いつもながら地元の映画館では上映しないので、隣町の映画館のスケジュールをチェックし続け、遂に本作のタイトルを発見!
焦らされ待ち続け、楽しみでありつつ、身を引き締める思いで、鑑賞の時を。
思えば、大林監督の作品を劇場で観るのは1993年の『水の旅人 侍KIDS』以来。それだけで感無量。
スクリーンに広がった大林ワールドは、唯一無二。もうとにかく、スゴかった!…の一言に尽きた。

製作会社や提供マークから遊び心たっぷり。
話は…
尾道の海辺に面する閉館が決まった昔ながらの映画館“瀬戸内キネマ”。戦争映画のオールナイト上映に、多くの客が集う。その中の3人の若者、毬男、鳳介、茂は、突如の稲光と共に、映画の中へ…。
…という、映画愛に満ちたノスタルジックなファンタジーかと思いきや、
ハテナマークが百個浮かぶSFで始まり、
本筋が始まると、映画の中の世界故、ミュージカル、チャンバラ、任侠、アクション、ドタバタ・コメディ/ブラック・コメディ、怪談、悲恋ストーリー…と、様々なジャンルをミックス。
フィクションとノンフィクション、日本の近代史、実在の人物、名作映画の逸話、さらには自身の故郷・尾道や幼き頃のノスタルジーも織り混ぜ。果ては宇宙、未来まで!
それらを、サイレントやトーキー、活弁風のナレーション、近年の大林監督の作風である多くの登場人物が交錯する喋り続ける会話劇、延々と流れ続ける音楽、矢継ぎ早のカット、絵画のようでもあり独特な映像、わざと粗いCGや合成などで、有無を言わさず流れるように見せきる。奇想天外な大林演出は病に侵されてもすこぶる絶好調!
だから本作は、傑作ともカルト作とも怪作とも駄作とも、全て合っている。人それぞれなのだから。
実際厳しい意見も目立つが、大林信奉者と言われようと、この作風がどうしても病み付き。
それにしても、大林監督の作品を見るといつも思うが、この映像表現やイマジネーションは何処から来るのだろう。
死を前にした老体に、何処からこれほどの作品を創れる凄まじい気力、精神力がみなぎっているのだろう。
酷評すれば酷評すればいい。昨今の日本映画は中身ナシの話題性や商業目的ばかり。本作は商業的には成功しないだろう。でも、いいのだ。映画監督は自分の創りたい映画を撮る。それはつまり、映画に自分の魂を刻む。
立場やキャリアなど関係ない。今の監督にそれが出来ようか。
大林監督はそれをやってのけた。

厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲ら若いキャストたちは監督の創造した世界観の体現によくぞ応えた。
中でも、本作が本格的デビューとなるヒロイン・吉田玲の初々しい魅力は眩いばかり。
周りを固めるは、近年の常連~久し振りの出演、若手~ベテランまでとにかく豪華! いちいち名前を挙げていたらキリがないくらい!
時折引用される中原中也の詩も印象的。その詩の一節や登場人物の台詞などに戦争を刺しつつ、日本そのものも皮肉り、痛くもあった。

大林監督の作品で常々描かれるのは映画愛、ノスタルジー、そして反戦。
この反戦こそ大林監督が最も訴えたい事であり、本作もれっきとした反戦映画である。
主人公の若者3人が入った映画は、戦争映画のオールナイト。その映画の中で、日本の近代戦争を体験する。
幕末の戊辰戦争、日中戦争、そして太平洋戦争…。
日本は戦争を(現時点で)放棄したが、たかだか150年ほど遡れば、他にも日露戦争や第一次大戦も含め、幾つもの戦争に加入している。これは、好戦国と言われても否定できないのでは…?
大林監督が身を持って体験したであろう太平洋戦争になるにつれ、異色でシュールで奇想天外だった作風はシリアス色濃くなっていく。
沖縄の悲劇、そして日本人なら誰もが知っておかなければならない広島への原爆投下…。
映画の中で出会った少女・希子、沖縄の愛する妻、広島へ向かう移動劇団・桜隊…。
運命を変えようとするも、彼女たちの死を目の当たりにする。
戦争は無情にも人の命を奪っていく。
その戦争を奉る軍国主義。同じ日本人なのに我々を虐げる鬼畜軍人。
それらを前にして、僕たちは無力なのか…?
愛する人、大切な人を助ける事は出来ないのか…?
戦争って、何なんだ…?

映画と戦争。
現実(リアル)の戦争、現実(リアル)ではない映画。
戦争は今も何処かの国で続いている。今すぐ戦争を止めるのは無理だ。
しかし、多くの人がその過ちに気付いた時、戦争は過去の歴史となる。その過ちを繰り返しては決してならない。
確かに映画は“嘘”だ。
でも映画には、無限の創造力、無限の未来がある。人々が映画を観、映画を創り続ける限り。
映画の中に入るというファンタジーだが、我々観客が映画を楽しむという事は、その映画の中に入ったと同じ事。その時映画は、現実(リアル)となる。
嘘から出た実。
映画で世界を変えられるか。
変えられると信じている。いや、変えられると信じて疑わない。愚かな戦争が繰り返される以上に。
戦争は死、映画は生。
だから、皆、さあ映画を観よう!

集大成であり、命を込めたメッセージ。
平和への祈り、願い。
大林宣彦のハッピーエンド。

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近大

3.0監督の思いが詰まった作品

2020年9月16日
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悲しい

難しい

戦争をテーマにしているが、最初から明るくミュージカルのように始まり、見やすく入りやすく作られていると思う。

いろんな俳優さんが出演しているが、どの役もその人の雰囲気に合っていた気がする。監督が選んだ俳優さん達という気がした。

話がどんどん進むので、着いていくのが大変だった。歴史の知識が少しはあった方が理解が早いかもしれない。

監督が伝えたい事がたくさん詰め込まれてて、溢れて受け止めきれなくなるほど。

戦争を深く考えさせるだけではなく、明るい未来も感じさせてくれる作品だったと思う。

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mamecororin

3.5もはや芸術の域

2020年9月15日
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こんな戦争映画見たことない。
日本での戦争を振り返り、戦争とは何かを訴えかける。
ミュージカルのようでテンポが良く、中原中也の詩がいいアクセントになっていました。それに戦争映画だけどグロさはなく、面白おかしく、とてもコミカルに仕上がっている。

ただ、この映画を見て『戦争反対!!』ってなるかはちょっと微妙かも。ラストの歌にしても武器を捨てようとか、性善説が大好きは日本人らしい考えだなって思ったし。9条信者が好きそうとも思った。
戦争、原爆、安保について語れば長くなるからはしょるけど、思想の右左関係なく、色々な人にこの映画見て欲しいな。

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カミムラ

大林宣彦監督を偲んで

2020年9月8日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

寝られる

2020年映画館鑑賞73作品目

映画com全体の評価は全くあてにならない
何がポップだ
騙されて観に行った被害者が全国に沢山いるんだぞ

大林監督の遺作
最後の最後で酷い駄作を作ってくれたものだ
『まいっちんぐマチコ!ビギンズ』を超える邦画史上最悪な作品
溜息や舌打ちや呻き声が聞こえてきた映画はかつてない
僕はこの映画を観てたら頭痛と吐き気を発症した
とても疲れた理由は上映時間の長さだけではない
本当にthe endしてほしかったし本当にintermissionしたらそのまま退場して帰っていたし映写機故障しないかなと思いながら観ていた
地獄の映画館パンドラの玉手箱
がきデカのこまわりくんは毎回のように異次元の世界に突入し西城くんやモモちゃんや阿部先生などに激しく突っ込まれているがそれがツッコミなしで三時間ぶっ通しで続く苦痛
反戦をテーマにしたのはいいがそれだけで全面的に正当化拍手喝采大絶賛するわけにはいかない
反戦とか反権力をテーマにしている作品を少しでも批判すればある種の人はネトウヨ認定するだろうが是々非々で語れないものか
高評価の人は全員本当にこれを観たんだろうか
ある種の人は3時間も我慢して座ってられるわけがない
戦争の悲惨さを伝えるためにあえてこんな無残な映画を作ったのだろうか
同じくらいの時間なら『事故物件』と『アルプススタンドのはしの方』を他人に薦めたい
『新聞記者』は駄作だけど観る価値があるが『キネマの玉手箱』は観る価値がない駄作でしかも体調が悪くなる問題作
中原中也も尾道も嫌いになりそう
星は一つもあげれません
短所ばかりが目について長所が見当たらない

詰め込み過ぎの脚本
編集が酷すぎる
ほぼ三時間
CG全盛の時代に拘り続けるチープで時代遅れな合成
ナレーターとテロップが鬱陶しい
女性のヌードは多いが乳輪辺りにボカシ

豪華な顔ぶれの役者さんたちが真面目に仕事しているがかえって滑稽

反戦をテーマにするならもっと真面目にやれ
どうせふざけるなら『フルメタルジャケット』みたいなものを作れ
まさか脳まで進行していたのだろうか
岩手と宮城の県境付近から山形市まで足を運んだが徒労に終わった
僕はとても悲しい

そもそも平和なこの国にもはや反戦映画が必要だとは思わない
どうしても作りたいならカメラ片手に内戦状態の国に行ってドキュメンタリー映画を作ればいいんだ
柳沢慎吾が演じた『はね駒』の兄ちゃんみたいに

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野川新栄

4.0凄いモノを残した。

トシさん
2020年9月8日
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鑑賞方法:映画館

海辺の映画館キネマの玉手箱 最期の最後まで大林宣彦監督らしかった。アトラクションのような3時間だった。映画の監督の10%程度しか理解していないかもしれないけどとてつもないメッセージボールを投げて来て逝かれてしまった。

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トシ

4.5知的、難しい、寝られる。

akkie246さん
2020年9月7日
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知的

難しい

寝られる

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akkie246

3.5大林宣彦監督の遺作であるこの作品について語るのは悩ましい。

2020年9月5日
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①映画的で実験的。最後まで良い意味でも悪い意味でも映画青年らしさを持ち続けた人だったのだなぁと思う。最初は「ど昭和」(高橋幸宏がいくら宇宙から帰って来ようと)の雰囲気と学芸会のようなミュージカルシーン(どうも日本映画とミュージカルとは相性が悪いようだ)とで『果たしてついていけるかなぁ』と不安があったが、段々監督の映画愛に溢れた世界が不安を消し去ってくれる。映画の、特に日本映画の記憶があちこちに散りばめられている。②一方、私は主張する(作り手の思想・考えを押し付けてくる)映画は余り好きではない。その映画を観てどう感じるか、考えるかは観客に委ねて欲しい。世界が保護主義に傾いている現代は世界第二次大戦後、もっとも世界戦争勃発に近い時代かも知れない。だから反戦思想は時代意識として一層必要であろう。だがそれを正面きって謳われると退いてしまう。映画の中で述べられる歴史認識にも同感できない点もある。戦争の責任を何でも「国」に転嫁するのも如何なものかと思う。③そういう訳で、とても映画的な大林ワールドを楽しめた反面、監督がこの世に残したい想いが強すぎて、アンビバレントな印象を持ってしまう映画です。

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もーさん

5.0観客が主人公

kossyさん
2020年8月28日
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 大林監督の遺作でもあり、彼の人生全てを凝縮したかのような作品となった。宮本武蔵、戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦など、日本が経験した戦争を幅広く扱い、どす黒い闇が覆い被さったような現代、そして未来の日本人への平和への願いが感じられる。付和雷同、今でいえば同調勢力。そして、戦争というものがあるから方向に進んでいってしまうということ。中原中也の詩も見事なチョイスでした。

 故郷尾道での撮影となった本作は、監督自身の原点にも帰り、積み重ねてきた映画そのものへのセルフ・オマージュさえ感じさせられ、日本映画の歴史や大林作品の歴史も盛り込まれているのです。戦争映画だけではなく、山中貞夫や小津安二郎、作品でいえば「無法松の一生」など、映画愛に満ちています。

 CG全盛時代にあっても『ハウス』の頃のホラータッチのVFXから、フィルムを重ねたり、クロマキーを使ったりする大林流は健在・・・というより、過去作をそのまま思い描いてしまうほど監督の歴史でもあったわけです。売れっ子女優であっても脱がせるテクニックも健在だったし。ぼかしてたけど・・・

 そして豪華な出演陣。大林作品で出演している懐かしの面々が嬉しい。尾美としのり、浅野忠信、最も嬉しかったのが『ふたり』の中江有里だった。今じゃブックレビューばかりかと思ってたけど、女優としてもまだまだいける。

 そんなこんなで、まさしく玉手箱のような映画でした(宝箱、宝石箱でもよかったけど)。自分でも映画を数多く見るようになってからは、教科書よりも映画に教えてもらったことが多くなってきてると思う。そんな映画好きの観客に対するラブレターのような映画でもあったかな。しっかりとメッセージは受け取りました!

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kossy

3.5パンドラの箱

すぅさん
2020年8月28日
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「HOUSE」で商業映画デビューした頃は映像の魔樹師と言われていたなぁ。
尾道三部作以後は演出に疑問があったのであまり観てなかったが、私にとって久しぶりになった遺作は自由奔放な大林映画そのものだった。
戦争に対する思いが溢れ出て、表現の効果よりパンドラの箱のような映画になった。

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すぅ

1.0正直共感できない

otoさんさん
2020年8月25日
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単純

私も決して戦争を肯定的にみていませんが、この映画には共感できるところがほとんどない。まるでADHDの人の意識の流れをフォローさせられているような違和感を感じました。

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otoさん

5.0わぁ~スゴイ!

hkr21さん
2020年8月25日
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唯一無二、大林監督の映画でした!
モノクロ、トーキー、ミュージカル、殺陣などなど
映画の歴史に未来が続く。

最初は、このオモチャ箱が引っくり返ったような展開に
意識が着いていけなかったのですが、
だんだんと、三人の男たちと同じように
自分も入り込んで行くかのように集中していきました。

素晴らしいです。
戦争の酷さを映画できちんと教えてくれています。
こんなに監督自信が伝えたいことを明確に表している
日本の映画を観たのは初めてかも知れません。
スゴいです。
これは、あらゆる人に観て欲しいと思いました。
後世に語り継ぐべき作品です。

日本人を付和雷同と評されたこと、痛かったです。
頬を打たれた気分です。

この作品から学べたことに感謝します。
本当にありがとうございました。

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hkr21

3.5終戦の夏、日本の夏

2020年8月24日
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前日に広島・呉・尾道の旅から帰り
旅の名残りのあるうちに、と観てきた
観てから行くか、行ってから観るか
と旅行計画中に考えたけど
あの風景と原爆資料館を
目と心に刻み込んでから観たので
大林監督の信念と愛が良く伝わった…
あっぱれな遺作です!
大声で伝えたかったこと
倍速で詰め込みたかったこと
とにかく映画が好きなこと!
全部わかりましたよ大林宣彦監督♡

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mamagamasako

2.0反戦がメインテーマは理解するが

てつさん
2020年8月20日
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映画を見終わった結論として、戦争という愚かなことをしてはならないという安部首相政権下でのメッセージは、充分理解しました。

しかし、正直詰め込み過ぎで、転校生などの大林監督のイメージ作品ではなかったです

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てつ
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