劇場公開日 2020年7月31日

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「最初、理解するまで時間かかる」海辺の映画館 キネマの玉手箱 ららさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5最初、理解するまで時間かかる

2020年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

はっきりとした反戦映画です。最初謎の外国人を讃えるところの突拍子もない状況からの展開や宇宙船から問いかけたりストーリーについていくまでに3分の1ぐらいすすまないと物語に入り込めないという。ただですね中盤からはすごいですね、主立つ登場人物が時代時代で設定が変わって行く、話は重いとこもあります。戦争ですからそうなんですが、辛いシーンもあります。説明ができる映画ではないので、でも見る価値は絶対あると思います。最初の30分頑張ってください、終わった時には不思議な気持ちに包まれます。ちょいちょいファンタジーも入ってきます。大林宣彦監督の遺作、命をかけてのメッセージ。監督はいなくなっても監督の映画は残ります、時間に余裕のある時や、秋の夜長にいいんじゃないかな

らら