トスカーナの幸せレシピのレビュー・感想・評価
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よかった 突然の色っぽいシーンと彼の暴走にびっくり注意。 でもこれ...
よかった
突然の色っぽいシーンと彼の暴走にびっくり注意。
でもこれがリアルだと思った。
フルパワー?程々に?
問題児の気の荒いシェフと自閉症の男の子の物語。
料理を通じて成長し合うのかと思いきや、お互いを知ることで成長するのね。
自閉症のグゥイドは、程々に、ということを覚えたけど、主人公が良い人になる過程はよく理解できなかった。
アマプラが勝手に流してきた割には、良い映画だったかも。
人生に大切なフルパワー…
ムショ帰りの元三つ星シェフとシェフ志望のアスペルガー症候群の若者が、衝突しながらも、若手シェフコンテスト出場を通して、互いを理解し、成長していく心温まるストーリー。料理や恋愛、お洒落、車などイタリアらしさを織り交ぜながら、コンパクトにまとまっている。パスタが食べたくなる。
清々しい余韻に包まれる
元三ツ星レストランのシェフと、料理の才能を秘めたアスペルガー症候群の若者が、料理を通じて築いていく友情や絆を描いたイタリア作品。
劇場公開したときにタイミングが合わず見逃していたので、配信で観ることができてよかったです。
物語は先が分かる展開だけど、こういったほんとうに大切なことはなにか?を見つめ直すお話しは大好きなので概ね満足です。私もあの青年と似たような人たちと関わったことがあるので、早とちりして彼女に抱きついてしまったりとかは想像できるし、よくわかります。会うたび伝える言葉一つ一つ気をつけていました。
運転の練習のシーンは微笑ましくて笑って見てました。ラストのみんなの真剣な顔や笑顔を見ると、こちらもなんだか嬉しくなって、清々しい余韻で鑑賞し終えられたのがよかったです。まさに幸せのレシピですね。
自分の幸せのレシピ
ムショ帰りのかつては一流のイタリアンのシェフとアスペルガー障害の青年。二人が出会いを通じて各々の幸せのレシピ(邦題ぴったり!)を作っていくハッピーエンドのヒューマンドラマ。
興味深かったのは、障害事件を起こすきっかけを作った元同僚シェフの料理のレシピ。フレンチもだがイタリアンでもヌーベルが流行っているようで、日本でよく聞く、カレーにチョコレートやココアでコクを出す方法のイタリアンバージョンなのだろう。ここで青年が「世界に必要なのは完璧なトマトソースだ!」とコンテスト主催者の元同僚のレシピに従わず、自分を指導してくれたシェフの教えに忠実だったのは、臨機応変な対応が苦手なアスペルガー障害のせいではなかったようだ。試食をした料理界のレジェンドが青年の料理を持ち帰った場面にもスカッとした。
原題Qanto Basta の意味は「適量」。アスペルガー障害者には「適量」は難しい。だから「全力で!Full Power!」とシェフは言ったのだが、映画終盤では青年は両方の言葉を使いこなしていたのがちょっとよかった。きっとこれからは、シェフのレストランでも女性との付き合いでも適量で行けるだろう。
それにしても、青年を母親のように支援するワーカーの存在は大きかった。同じイタリアで2008年製作の「人生ここにあり」でも思ったのだが、アスペルガーの人もできる人はこんな風に手に職がつけられるよいなと思った。
温かいパスタが食べたくなった
料理のシーンが少なかったのでアルトゥーロが一流シェフに見えなかったけれど、アスペルガー症候群の青年グイドとの半ロードムービーで温かい要素が得られるお話。
日本人向けとしても大変見やすいドラマも入っており、この先が予想できるクライマックスであっても伝えたいメッセージがハッキリしていて傑作でなくとも良作でした。
フルパワー貰った!
アルトゥーロは口は悪いし喧嘩っぱやいけど人間味があるなあ。イタリア映画は何気ないシーンでもカメラが美しいしあちらこちらに色があるんですよね。
人に対する優しい気持ちを思い出させてくれた作品です。トスカーナは地中海に面していてローマとも近いし、旅行に行った気分になりました。梅雨で鬱々していましたが元気がでました。そう、フルパワー!
フルパワー!
採点3.7
自閉症の青年と気の荒いシェフ、料理がつなぐ二人の成長物語。
社会奉仕活で自閉症の若者たちに料理を教えたこと事をきっかけに、生徒と料理コンテストに出ることに。
途中トラブルはコツコツあるものの、しんどくなるレベルでないのも良い。
その上り詰めたコンテストでも、勝利より師の教えを選択した姿は格好良いしかなかった。
さらに師匠の師匠もこちらの皿を選ぶ、なんとも憎いですね。
もう少しバックボーンなど描いてほしくもあったけど、逆に言えばサクッとした作りなのでとても観やすいです。
ラスト、フルパワーのカットもすごい良い。
とても気持ちの良い作品でした。
今度ティンバッロ作ってみたくなりましたよ。
フルパワー
ビニーチョマルキオーニ扮する問題を起こし出所した元シェフアルトゥーロガヴァリエリは社会奉仕活動としてアスペルガー症候群の生徒の料理の先生を務める事になった。
パッと観て確かに衝動的に乱暴者だ。しかし病気の生徒の中 には凄い味覚の持ち主がいた。でも社会奉仕活動の傍らレストランのシェフまで務めるのは早すぎないかな。それに生徒のひとりが 料理コンテストに出たいと言い始めた。追い込まれたアルトゥーロはコンテストの指導役を引き受けた。一次予選を突破した生徒が病気だったから能力も際だってるのかな。いつも付き添いが必要だが気持ちは純粋だし、フルパワーでヒヤヒヤしながらも勝ち上がっていく姿はいいね。
少年成長物語、4.5よりの4
アスペルガーというよりは自閉症では?
女の子綺麗だった
主人公いつの間にかただの良いおっさんになってた
最後おじいちゃん重体である理由ある?
料理映画はこころの栄養
見終わったらほっこり幸せな気分になる映画でした。
主人公のアルトゥーロが暴力事件を起こしてる
いかにもシェフな言葉がきついキャラなので
自閉症の若者たちの施設で問題を起こすんじゃないかと思いましたが
以外に情に厚い一面をどんどん見せていって
とても優しい映画でした。
こういう料理系のほっこり幸せになる作品は好きなので
☆4つ付けさせて頂きます。
面倒事は嫌いそうなアルトゥーロが、
自閉症の青年グイドへの理解と
絆を深めていく過程が良かったです。
アルトゥーロが亡き父親との関係を悔やんでいた事と
祖父母に育てたれたグイドとの間で父子のような
関係を築いていくのも良い展開でした。
予定調和かも知れませんが、こういう映画では
ラストは飛びきり優しいハッピーエンディングを見たくなります。
巨匠と呼ばれる師匠との信頼関係も復活し
師弟3代でレストランを経営するのは
なかなかのハッピーエンドでした。
ラストに危篤になったグイドの祖父との
最後の面会のためのドライブを持ってきたのがグイドの自立を感じて
エンディング後の末永い幸福も祈りたい気持ちになりました。
食べ物が出てくる作品は生命力と幸福感にあふれてて元気が出ますね。
ハッピーエンド系シェフ映画だとだいたいが
人生や家族の再生と真の幸せがテーマな事が多いように感じます。
実際、現実にまみれてちょっと落ちてるときに
美味しい食べ物を小気味よく作っていくのを見るのは
ものすごい元気が出ます。
美味しく食べることは人生の根源って感じますね。
「フルパワーで挑戦する」ってつらいけどね。 アスペルガーがやっては...
「フルパワーで挑戦する」ってつらいけどね。
アスペルガーがやってはいけない事をあえて。
話は予定調和だけど、このフルパワーだけ、方程式通りでなくて良かったと思う。
コンフューズする事もDOMANIを迎えなければならない人生には必要だな。って思った。
但し、料理人はタバコを吸っては駄目だと思うけどね。
おいしい人生
アスペルガーの少年のクルド
特に味覚に敏感で
料理に全てを掛けている
三ツ星シェフと出会い
コンテストに出場することとなった
クルドは皆と同じ早さで作ることが
できないので常にフルパワーで
好きはことは好き
嫌なことは嫌とはっきりしてる
持ち物もきちんと並べる
三ツ星シェフと
コンテストに行く道すがら
いくつもアクシデントに合い
パニクるクルドを上手くサポート
する三ツ星シェフ
料理に対する情熱が心を潤す
一途すぎることもあって
困ってしまうことも
クルドの料理を通して
絆を深める感じがあたたかい
いつしかクルドの不器用だけど
ピュアな心が伝わってくる
やさしい~気持ちになって心地よかった
コンテストの決勝で、勝つことよりも師匠の教えを優先したアスペルガー...
コンテストの決勝で、勝つことよりも師匠の教えを優先したアスペルガーの青年、よかった。
「職場の同僚」という程度の関係だった男女の突然のベッドシーンにはのけ反ってしまったが。
それなりにいいとは思うけど。
「何かしらの罪を犯した人が、社会奉仕の一環で、自分の得意分野に出向く」。
で、出向いた先にはちょっと難易度の高い相手がいる。
この設定が、時々ありがちな気が否めない。
そこが引っかかっちゃって、この星です。
でも今作は相手は一人。
主人公と相手が、少しずつ歩み寄っていく様も。
まあいいんじゃないかな。
正解はひとつじゃない、っていうことを教えてくれる。
90分ほどとサクッと見れました。
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