劇場のレビュー・感想・評価
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好きだから。
Amazonプライムでの鑑賞。
山崎賢人主演。又吉直樹原作。
楽しみにしていた作品です。
全体としてはあまり山場がなく時代風景が火花に似たところも感じました。
火花は芸人そして今回は劇団。
あした生きていけるかどうかも分からず不安でいっぱいな時に沙希と出会う。
自分の才能を信じひたすら脚本を書きアルバイトもせずに沙希のヒモ状態。
人生。思い通りにいかなくて、おもしろくない感情を沙希にぶつけて。。永田の苦しさやるせなさに共感できるところがありました。そして沙希の様な女の子がいるんだ。と。好きだから。
序盤、山崎自身の声も演技と一緒に入っているので本を読んでいるような錯覚を覚えました。最後、今までの沙希との生活が劇になって演じて終わる。という展開に何者と重なるところがあって感動が今ひとつでした。
火花は最後、感動するところがありましたが。。
劇場は…。ちょっと残念です。
コロナで映画館に行けなかったのでAmazonで観られてよかった。でも映画館で観てたら星🌟が増えていた。?
思わぬ傑作
男なら誰しも、いたたまれない気持ちでサキちゃんに100回ぐらい心の中で謝りながら観ることになるだろう。(と思いたい)
無論、自分は売れない舞台俳優でも無く、劇中のような人生は1mmも歩んでいない。
にも関わらず、こんなにも共感できてしまうのは、語られるテーマが本質的で演出が本物志向だからであろう。
すなわちエゴやジレンマ、そして優しさ、愛情といった剥き出しの人間の本質が、決して過剰に泣いたりわめいたりすることなく日常に存在するシーンとして丁寧に描かれており、かと思えばクライマックスはさりげなく、それでいて劇的に転調してみせるという、終始とても見事な演出でした。
原作は未読ながら、「花火」といい、又吉ブランドは映像化に向いていると思いました。
アマプラ同時公開という配給戦略はよく分からないですが、もっと映画館で公開されればいいのに。
あと、松岡茉優さんは安定の大女優でした。
これは自分の映画だ!
ミニシアターで時間が合ったので鑑賞。
かき乱されてレビュー思わず!
余韻が凄いです、、
何度も見返します!辛いけど
あの頃に戻って謝りたいような
身につまされた思いで。
永田、、最初は間違いなく
幸せな気持ちだったろーに
なんでだよ!!(過去の自分に言いたい)
山崎賢人の永田、松岡茉優の沙希
イタすぎた。人間味溢れまくりの映画だ
圧倒的、松岡茉優「力」
原作は未読です。なのでストーリーやモノローグが多すぎる所は原作どおりなのだと思ってます。
これは小説の映像化ではありますが、果たして映画化なのでしょうか?
どこまでも通り一辺倒な絵面とキャラクター像と演技でした。新鮮さの欠片も無いなと。
例えば季節の変化って衣装以外で表現出来なかったのかと。安っぽいCGの雪を見せられた瞬間、底が見えた気がしました。
唯一の救いは松岡茉優の圧倒的な演技力と役の人物像の作り込み。原作にあるらしい無垢でピュアな人物像なら、ああいう壊れ方しないと思う。
松岡茉優じゃなければテレビの2時間ドラマと間違われるレベルだと思いました。
原作どおりの作品
公開劇場が少なかったので、初めてアップリンク吉祥寺に行きました。
ラストが劇場シーンになった時はドキッとしましたが、とてもよかったです。特に沙希ののひとり残りシーンよかったです。
行定監督一人の舞台挨拶がありましたが、山崎さん、松岡さんに対して何回もの呼び捨て発言にはがっかりしました。
この作品は、映画館鑑賞がおすすめです。
最後の5分にやられた❤️
芥川賞作家・又吉文学、第二段の映画化。活字で読んだ時より、映像化することで、登場人物のリアリティさと人間臭さが伝わってきました。
ストーリーとしては、都会の片隅に咲く、売れない劇団員の男と、その男を献身的に支える女との辛苦を舐め合う、よくあるラブ・ストーリー。付かず離れずの2人の恋愛物語が淡々と進んでいきます。
少し昭和の匂いがする、フォークソングをモチーフにした70年代の日活の青春ムービーを思い起こす内容。それなのに、これだけ高いレビューとなっているのは…?
山崎賢人が、ホントに自己中心的なダメな劇団員を…。松岡茉優が、優しさに包まれた献身的な女性を…。
見事に演じ、一つ一つのセリフや演技が自然体で、映画を観ているというより、現実の2人の生活ドキュメントを観ているようなリアリティさが伝わったからでしょう。
そこに加えて、最後の5分間の演出にやられました。タイトルである『劇場』に結びつけて、余韻を残しフィナーレに向かうシーンでは、熱いものが頬を伝わりました。
売れない劇団員や芸人の世界観を、文学的な芸術作品としてこの世に送り出してた又吉直樹は、やっぱり凄いと思いました。
説明できないけど、いい映画
説明するのが難しくて、感想を言うのを考えてしまう。 何をどう表現していいのか。
どこかにありそうなストーリーでよくある男女の話だけど、入り込んでしまう。 最後は涙がでた。
原作とは違うラストも私は好き。
叶うなら大きな映画館でみたい作品
映画館で観ようと思っていた作品。 配給先が代わったと同時にミニシアターのみと知りショックだった。 何度か映画館で予告を見ていただけに残念でしょうがない。 アマゾンさんのおかげで見ることはできたけど、やっぱ映画館で観たい作品。 いろいろな感情で最後は泣けてきた。
ミニシアターが近くにないので、期間中に映画館で観ることはできないんだと思うと余計ぐっとくる。
人間描写に長けた作品で凄く感情移入出来る作品でした!!
これはね、
凄い作品でしたねー🤔!!
凄く人間描写に長けた作品で、
いつ壊れてもおかしくない繊細な
二人の関係性が描かれていて
胸に突き刺さりまくりでしたねー✧\(>o<)ノ✧
僕はね、
男性側(山崎賢人)に共感しながら鑑賞する事が出来ました〜🧐!!
⚪良かった点⚪
①人間描写が凄く丁寧でした!!
演劇という魅力に取り憑かれ
自分には演劇しかないと感じている主人公(山崎賢人)
でも、
演劇の才能に不安を抱いていて、
苛立ち‥‥それを認める事が出来ず‥‥
気持ち分かります‼️
周りには見栄もあるし、
何より魅了されてしまった演劇の才能が無いと認めてしまうと今までの全部が無かった事のように崩れてしまうようで‥‥
その不安や苛立ちが役者の演技や風貌からも感じ取ることが出来ました🤔!!
そんな時に出会った
身を削りながら支えてくれるヒロイン(松岡茉優)
凄くいびつな関係は今にも壊れそうで不安定で‥‥胸に響く事も沢山あり‥‥
観ていて苦しかったですねぇ!!
僕もね、
好きな人にはカッコつけたいし、
カッコいいなって思われたいです!!
見栄をはって才能の無さを隠したいし、ましてや不安や苛立ちを抱えている事なんて知られたくない‥‥.
でも1番しんどいのは、
好きな人の前で弱い自分を出せない事なんじゃないかなって観ていて感じました!!
仕事で失敗しても落ち込んでしまっても好きな人の声を聞くとホッと出来たり、辛さを半減できたり‥‥.
この人だけは分かってくれている!!
この人は応援してくれてる!!
そんな風に思えると自然に元気になれるし、だからその大切な存在を大事にしたいなって思える!!
松岡茉優さん演じたヒロインは、
まさにそんな素敵な存在でした🤧!!
凄く素敵な女優さんです👏!!
弱い部分を見せるって勇気が必要だから‥‥
弱さを見せる強さみたいなものを
主人公も持てたらなら‥‥
二人の未来はもっと違ったものに
なったのかなぁって感じました🤔!!
切ないです😣!!
山崎賢人さんって少女漫画の実写化ばかりやってるイメージでしたが、
今回鑑賞して初めて役者さんなんだなって感じることが出来ました!!
ファンの方、すみません😰!!
⚪まとめ⚪
人物描写が凄く丁寧で、
今にも壊れそうな二人の関係性に
胸が苦しくなるほど共感出来る作品でしたね😯!!
役者さんの演技もすごく良くて、
作品自体は地味なのに
その世界観に凄く引き込まれた作品でした💯!!
劇場というタイトルの意味にも
ラスト感じ取れるものがありますので、
オススメしたいですね!!
劇場公開したばかりでアマプラ会員なら無料で見れちゃうお得な作品😎!!
ぜひぜひ〜🤩!!
人生と言う名の劇場
演劇に情熱を燃やした青春の一編の切り取り。
金も力もないが希望と情熱だけで夢に向かう若い日々。
全く思うようにならない自己嫌悪や嫉妬…暗鬱とした時間の中に自分の若い頃の懐かしさを垣間見る。
映画が終演しても、劇場は生きる限り続く。
笑って生きよう。出来るだけ。
それでも劇場で観たい!
映画館で見ることを楽しみにしていましたが、近所ではやってないこと、小劇場だけでは蜜が怖いので、Amazonプライムで鑑賞です。
とても文学的でした。
ストーリーを文字にすれば、よくあるは話かもしれませんが、間や言葉と、2人の自然な演技と不自然なやり取りなど、とても独特な雰囲気でよかった。
セリフも又吉直樹らしい、ちょっと詩的でちょっと難しい。
見終わったあとの余韻みたいなものはとてもよい。最後の方は泣けた。
山崎賢人も松岡美優もとてもよかった。
少しわざとらしいセリフみたいなシーンと、独特な間の会話や感情が爆発するシーンと、両方ともよかった。
映画としてはとても良かった。
映画も良く見に行くけど、演劇も好き。生の雰囲気は独特で、演者も観客も「熱」があるように感じる。
この4ヶ月も色々あって2回は実際に見に行った。
それとは別に2回は中止になり、1回は自己判断で断念した。
来月も、中止にならなければまた観に行く予定。
劇場では、咳をした子供が退出させられたり、誰も咳払いも笑いも控えめで、シーンとした激はどこか異様。いつもの「熱」が感じられない。
それでも、演者やスタッフなど劇場に関わる全ての人のために開催されていたと思います。
メインキャストの有名人は半年や1年休んでも生活できるでしょうけど、脇役やスタッフ、運営会社はそうはいかない。
もちろん握手とかハグとかは論外ですが。
それでも色々な対策をして公開するのだと言う、別の「熱」は感じた。
そんな社会だからこの映画は面白い。
ただ、、、やっぱり映画は映画館で観たい!
色々な事情があるのでしょうけど、Amazonプライムと同時公開って。せめて1週でいいからずらして欲しい。(Amazonがそれを許さないのかもしれないけど)
同時公開でもいいから、せめていつもの映画館で鑑賞したかった。
映画館で見れば、配給元も映画館も、スタッフもファンも潤うのに。残念。
この映画を携帯の画面で観る人もいるんでしょうね。
映画ファンとしては、以前から予告を見て楽しみにしていたので、この公開方法は残念で残念でで仕方ない。
次の映画を作るため、、と、理解できないこともないけど、公開するつもりで予告を流していた映画館はどうなんでしょう。
小劇場は集客出来て良いのかもしれません。小劇場救済かな?
そうだとしても、映画ファンは置いてきぼりですね。
ありがちな話だからこそ
正直、話は凄くありがちでありきたりでした。こうなっていくんだろうなというような予想通りの展開。これまでもこんな内容の邦画何本もあっただろうな、と。格別に演出や雰囲気が良いわけでも無かった。
ただ、
ただ、ただただただただただ、
このありがちな内容を痩せた山崎賢人と松岡茉優で観れたことが大きな収穫でした。
脇を固める寛太郎さん、伊藤沙莉さん、浅香航大さん、井口さんもとても良かったです。
演者を楽しむ映画でした。
山崎賢人史上間違いなく最高の演技
《創作》という魅力に取り憑かれた者、とりわけ若く尖った頃のあの感じ、そのもやもやをうまく捉えている。すごく身につまされるテーマ。だけど貧乏でもヒモでも愛される、モテる夢追い人の功罪。"っぽくない"役柄の山崎賢人 × "っぽい"役柄を突き詰めた松岡茉優 = 双方キャリアトップレベルの演技を披露している。人間性屈折しまくり永田は池松壮亮(か菅田将暉)辺りが演じそうな役どころでひたすら内なる表現欲と向き合っては葛藤する。傍から見るとクズ男、夢追いかけるにしても自分で自分の生活くらい立てろって言いたくなるような。そんな主人公・永田を際立たせるように、一種非現実的なほど天真爛漫純粋無垢で何でも受け入れ、包み込んでくれる天使のような沙希。そのおおらかさと、その一方で息苦しさ・窮屈さ。沙希という存在そのキャラクター像は男の理想が投影されているようにも感じられて、その点がファンタジー的でもありながら、上述したようにしっかりと永田のキャラクターを際立たせ葛藤させることに大いに役立っていたから、その対照さが上手いなと思った。幾分鼻につく点もあったけど、テーマや作品を形作る要素・雰囲気的にどうしても嫌いにはなれないし、やっぱり刺さった。
嫉妬した。例えば、沙希が大学の男友達から貰ってきたスクーターで永田が同じ場所をぐるぐると何度も回るシーンや、自転車を二人乗りするシーンは名シーン。と、やりたいことやられた感じもあった。そして、こんなこと言うとファンの人から怒られるかもしれないけど、山崎賢人を初めて本当の"俳優"だなと感じた。間違いなく彼の現時点でのキャリア史上最高の演技であることは疑う余地なし。インパクトのある主人公の初登場シーンからキャラクターが貫徹されていたかは若干疑問だが、例えばアイデアオチだとしてもやましいことがあるとブロックを持ち帰るという小物使いや、ディズニーやクリント・イーストウッドにすら嫉妬する永田が猿のお面を被るという一種文字通りの"猿真似"をしてでも彼女のことだけは笑わせたいという心情風景の表象が胸を打つ。行定勲監督への苦手意識はどこへやら、その繊細なタッチと俗に言う恋愛映画の名手としての確かな手腕と経験値、それも本作では遺憾なく発揮されていて、その演出は心を掴むものがある。小説原作だけあって語り部が多いのは一見矛盾した心情まで分かりやすい一方で、ネックとなる人もいるかも。あらゆる夢が集っては破れ消えていく大都会『火花』の精神的兄弟分。僕らの生きる界隈・下北沢映画なら今泉力哉監督作品『街の上で』が複雑な心境で楽しみだけど、本作は恐らくそれよりもお金をかけ規模大きく下北沢を描いたらという感じ。最後に感じた余韻と心の充足感はきっと嘘じゃない。
沙希は徹底して僕に甘かった「ここが一番安全」「人から才能が無いって思われてることには気づいてる?」沙希ちゃんには思われたくない、壊れそうで、だから逆に沙希ちゃんを壊すわけ?「俺は人の意見を聞きたくなさすぎ病なんだと思う」
松岡茉優さん、最高です。Amazonプライムでもう観れます!
こんな健気な子居ないよ!
こんな笑顔の素敵な子は滅多に居ないよ!
沙希がどうして永田を好きなのか?
永田、最後はまともになるのか?
これが気になって仕方ない映画です。
なんか、ホームビデオ観てる感じ。
少しイライラするところもあり、
だったけど、ぱたーんで、
一気に込みあげる感じでした。
演劇
家の中の小さな画面で演劇を観ていた。
終わってもなかなか席を立てなかった。
自分が主役のこの演劇は場面が変わってからじゃないと観る事が出来ない。
変わった所は?変わってない所は?
良かった所は?悪かった所は?
それが映像ではなく、記憶という曖昧な鑑賞方法なら尚更難しい。
終わった後に見返してからじゃ遅いんだけどなぁ。
…あと、永田がちょっと前の井口さんっぽいなぁ、と思いました。
感動しました
コロナで延期になり、やっと鑑賞できました。
恋愛系やキングダムのアクションとは違った山崎賢人さんの演技を観たかったので、楽しみにしていました。
作品は、永田とサキの出会いからの距離感や長い年月が過ぎて行く中での2人の描写がとても現実感のあるもので、2人の気持ちそれぞれに感情移入してしまうところがあり自然とたくさん涙が溢れてきました。
脚本、監督、出演者の方々やスタッフさんがとても丁寧に作られた作品であると思います。
映画に飽きる私でも最後まで観入ってしまいました。
ラストの演出私は好きです。
素敵な作品を観れて良かったです。
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