「ドラマも映画もそれぞれ楽しめる良作!」ブラック校則 ふわさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラマも映画もそれぞれ楽しめる良作!
深夜ドラマのユルさが好きで、このブラック校則もドラマから見始めた。散らばる伏線がどう回収されるのか考察することも、少しずつ明かされる主人公たちの人物像も、ワクワクがとまらない。Huluもこれを機に契約。Hulu版は毎週ではないが、こちらも内容が濃い。ドラマ、Hulu、映画のどれかだけを観ても楽しめるとは思うが、それぞれ合わさると自分の中で復習できたり、考察が深まる楽しさが快感になる。
この作品の見所はキャスト陣の絶妙な掛け合い、存在感にもある。インパクトのあるキャスト陣の中で、本当に空気のような存在感の薄さの主人公・創楽は、普段アイドルとして輝いているアイドルの佐藤勝利。相棒役の中弥を演じるのもアイドルの髙橋海人。この作品においては、二人のアイドルらしいカッコよさを感じない。、むしろダサくてアツくてたまらない。中弥役の髙橋海人さんは、ドラマの初っ端から驚いたが、本当に演技が上手い。会話のリズムがいい。些細な動きにリアルな人間味を感じる。
映画を観た後でドラマの放送があり、また映画を見返したくなっている。
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