ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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自己満宗教映画
映画に詳しくないので、この監督がどんなに凄い人なのか知りませんが、思いついた綺麗な映像と不気味なストーリーをただ詰め込んだだけの
ホラ見ろ!凄いだろ!映画でした、、、
儀式に一貫性がないし、結局何を伝えたいのか全く分からない、、それって映画として一番ダメな事では、?
明るい中の狂気。
軽い気持ちで見始めたが、何と2時間越えの作品。
しかし、家族で見る内容ではないため、家族が寝静まったあとに一人で見るしかない。
衝撃的な狂気にキラッと起きてしまい、朝までコース。
エロ&グロ耐性が無いと無理だと思う。
吐く人は吐くしトラウマになる人はなると思う。ある程度の覚悟がいるかも。
特にエロはぶっ飛びすぎて狂気すら感じる。ええ…なんやこれ状態。
グロはだいたい「はい、偽物ね。人形感強〜。」って思うんだけど、なんか、この作品は生々しいというか、本物のグロをみせつけられているようなリアリティがあった。
グロシーンの忘れられない「音」がある。
中盤までは本当にホラー?と思う程普通の映画っぽい。ただ、ちょいちょい変な違和感があるシーンがある。村についてからの狂気っぷりが段々ゾワゾワ、迫って来る。伏線が非常に多いため、見終わったあとも完全解析サイトなどで2度狂気を味わうことができる。「何、あれ…?」と思ったら伏線だと思ったほうが良い。
他人にお勧めするかといわれたら考える作品。いろんな意味で。
ただ、一度見ると、ディレクターズカット版も見たくなる。
私もミッドサマーワールドに足を踏み入れてしまった。
気が滅入る
前々から評判を聞いていた映画。
体調整えていざ。
映像美は見事で、細かい描写にも設定があり見ていて飽きなかった。
その一方で、ごりごり削られる精神力。
2時間ちょっと見切った後の脱力感は、
本当に経験した事が無いものでした。
今まで経験した事がない感情を抱かせる映画。
一見の価値はあると思います。
不穏な空気が…
花畑に囲まれた土地で争い事もなく、それぞれの役割りを分担する、村全体がファミリーの世界。死ぬことも恐れず厭わない、この中だけで暮らすのであれば満足を感じる人もいるだろう、新しい命を授かるという難題を除けば。
何も出来なくなり老人施設で死を待つよりもいいという言葉には考えさせられるものがあった。
鬱になりそうな恋愛映画
アリ・アスター監督ということで話題になっていたので気になって鑑賞しましたが…気持ち悪い、この一言です。
この村の強烈な違和感でどんどん不快な気持ちになります。
ホラー映画を期待して観に行った私はグロさも怖い要素もあまり感じられなかったので監督の言う通り、これは一種の恋愛映画なのかもしれません。
鑑賞された方の考察を見て、伏線がどことどこにあったなど、あーなるほどねとなる部分は多くありましたが、ただのホラー好きというだけでこの映画を観てもあまり楽しめないかなと思います。
草バンザイ映画
ストーリーは、カルトやコミューンを題材にした映画にありがちな展開だったけど、風景の美しさ、モチーフがいちいち可愛いのと、音楽の不穏さをこれまた素敵に使っていたので、気持ち悪さマシマシで、なかなかに良かった。
あらゆるフックで大○的な「草」に助けられている、草バンザイ映画。
あの草が万能なんだと思う。きっと。
弱ってる人にはカルトがてきめんに効いてしまう
初っぱなから、気持ちが重くなる雰囲気。
作品の噂は聞いてたけど、観るなら体調万全の時が良いかな?
精神的な不調時はよくない。
ダニーからして家族の問題はあったにせよ、最初から双極性障害の不安定さでクリスチャンの立場からすれば、セックスと厄介さが混在する存在でしかない。
妹は両親を巻き込んで自殺した事を考えても姉妹で病んでいた事は想像出来る。
この作品は傍目から見ると、性根の腐ったヤク友達が関係を切りたい病んでる彼女を90年に一度の奇祭に連れ出して更に地獄を見せる…と言う内容と思う。
カルトの基本、ヤク、セックス、隔離、同調圧力全部揃ってる。
カルトの役満。
カルトのデパート。
そんな所に精神不安定な彼女と彼女を切りたい彼氏が行った…
そりゃ尻蹴られただけで、若い女の子の尻を追いかけますわな( ̄^ ̄)
しかも掛けてる絵、壁にある絵が全部気味悪い
あんな内容の絵って恐すぎ。体毛や血液を相手に食わせる発想なんなの?
まんまとハマるクリスチャンほんまにキライ!
後、中盤の命のサイクルの説明、あれはヤバい。
ホルガのサイクルは極端な発想だが、死を迎える人間が死に方を選べない可能性から行き着く発想で、思い込んだら彼処まで行ってしまう様な人には観ること自体をお薦めできない。
信じるものは救われそうだが、救われる人の方が少なそう。
ラストには行方不明者の行く末もしっかり見せてくれる。
新女王の笑顔は彼女に取って、あれだけ周りが気に掛けてくれる状況はクリスチャンに頼ってばかりの自分よりも、あの村での生活が幸せに思える。
結論、あの村に適応出来る人は色んな意味で恐い
最後にご家族では観るな(笑)
セックスシーンや死体など子どもに説明しにくいものが多い。
前フリが長い上にオチも長い
予告編みて求めているのは、謎の民族の奇妙な儀式に巻き込まれて恐怖に塗れて震え上がる青年たちなの。
こっちとしてはそこに至る道中とかどうでもいいから、さっさと村行け。
そんで、この手の映画は最初は一見平和に見えるのよね。段々なんとなく不吉な様相を呈していくわけだが、吹っ切れ方が甘い気がする。
もっとぶっ飛んだ文化見せてくれ。
とうとうヤバイってなったあとも、わりかしその祭りに滞在してるのなんでなの。
逃げよ?
はやく逃げようよ。
フェスティバルスリラーという、妙なキャッチフレーズに踊らされないよう、雰囲気を味わって見ることをおすすめする。
これが原因か分からんが、視聴後は謎の不快感を覚えて胸が苦しくなった。
なんか怖い。
つまらない
色々なレビュー見たけど、映画としては最低。単なるカルト集団の殺人の物語。
今の時代だから、こういうクソ映画が作られるのでしょうね。
ホント話題になってたから、見たけど近年一番損した映画。
金返せよ。
意味?!この映画に深い意味もメッセージもないと言い切る
人間の真理に突くような恐怖、この小さなコミュニティの文化に震え上がる
今回、Filmarksによる試写会ということで一足先に日本語吹き替え版を見させていただいた。ちなみに、字幕版は観ていない。
とにかく言葉が出ない。常軌を逸した儀式も文化として継承されており、この集落の住人は何ら抵抗がない。そこに迎え入れられた大学生たち。また、彼らの煩悩と言ったら。淀んだ感情を洗い流すように、儀式の参加者として身を投じる。これが、痛々しくもどこか府に落ちる。怖いのは、自己中心的な人間な気がしてきた。
これがヒットするのも、日本のホラーとは違った、針をただ刺していくような感覚がウケるからなのだろう。グロテスクであり、神聖であり、純度が高いところに技が光っている。
ホラー?
スウェーデンの奥地の村で行われてる90年に1度儀式。
崖から飛び降りて頭がぐちゃぐちゃになって老人が死ぬシーンなどグロい所あり。
次々人が殺されていくのは怖いが、白夜で明るいからそんなに恐怖でもない。
ダニー役のフローレンスビューがいい味出してた。
観るならディレクターカット版で
映像は綺麗です。ただ、問題作ということで、元々見るつもりがないけど気になってきていたのでネタバレレビューみていたのですが色々あって観ることになりました。
あ、これあれか!この絵は‥とか思いながら観ていたので通常の映画と観かたが違ってしまい。でもネタバレ見ていてても、後半怒涛の展開がついていけず、終了後に考察サイトにお世話になりました。
とりあえず、観るならディレクターカット版のほうがもう少しわかるかなと思います。
ディレクターカット
まぶしくてこわい
フローレンスピューは短躯でたくましい印象です。strong willな顔つきと相まって、強そう。健康美と太いパーツに新しい魅力がありました。かなり寄って映しますが、こまかい顔芸で自在に心象をあやつっています。
展開が巧みですいすいと進みます。トイレへ行くと言って、そこはもう航空機内トイレです。行程をうまく端折って、倦みを回避しています。
描写が寓意をはらんでいます。とうてい羅列できませんが、怪しさを重ねて観る者を煽ります。
カメラがよく動きます。固定しないトラッキングで、それが人物の動揺をあらわし、かつhorribleな空気をつくっていました。
よく映画を見ていると思います。
『アスターはその頃を回想して「僕は行ける範囲の全てのビデオ店に行き、その店のホラー映画コーナーにあった映画を片っ端から鑑賞した。』と監督のwikiに書かれていました。その博覧強記が画からほとばしっています。
光のおびただしい映画でした。おそらくもっとも色調の明るいホラー映画だと思います。それが闇よりも怖いことを知りました。
下にいる者の喫驚だけが映るなら、わたしもなんともなかったのですが、落下滅裂が、しかも見たこともないほどリアルなそれがあり、そこへ加えて、長大な胴突きで顔面を粉砕します。何年かぶりに見たtraumaticな衝撃でした。
屍体とその損壊のリアリティが半端ではありません。
終局、まるでタラのテーマのようなオーケストラのうしろで見たこともない狂乱が拡がります。
いっぱんに、ホラー映画とは、演出新参者のビギナー枠だと見られているふしがあります。しかしイットフォローズやゲットアウトやこの監督の前作、今作を見ると、かれらが、そのジャンルをすこしもあなどっていない──ことを痛烈に感じます。
新しい恐怖を考案したから映画をつくったわけです。たまたま世間においては、それがホラーに種別されますが、この、恐怖と不安が140分つづく新しい映画体験を、枠内で片付けていいとは思いません。
いま(2020/6)、おりしも政党をも擁するわが国最大規模の新興宗教団体が製作した映画が、解禁のどさくさで邦画興行のトップに躍り出ています。
映画をめぐって、この驚天動地の格差を反面視しないことは立派なことだと思います。
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