ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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私的には合わなかった
要はウィッカーマンみたいな映画。
風習といえば聞こえはいいけど宗教的なサイコパス集団の村に泊まりに来て殺される。
白夜の中で明るい場所でのホラーというのは新鮮だったけどやはり物語が好みではなかった。
ホラー好きなら見る価値あり
んー、ファッション系のショップでイベントが開かれるくらいビジュアル的に話題な作品だった様です。
たしかに村の衣装や建物内部のフォークロアな雰囲気はとても好き。
花や緑、光の溢れる白夜で人の命が淡々と犠牲になり
また、新たな命を授かるために儀式を行う、、、
今までの闇や叫びのホラーとは一線を化すので
その意味では見る価値あり。
でも前半の妹のメールや両親の死などの謎が多いので
誰か教えてください
重い女
ラストは限り無く『ウィッカーマン』が如く、が、絶望的な怖さが足りない、胸糞悪くもならない、謎に不思議に思うことも気にはならない、回収する伏線ですら何も感じない、興味の持続力が削がれる一方、ダニーが女王になれなかった物語を観たくなったり!?
グロ描写をハッキリと映す割に音で感じる不穏な恐怖心は煽られず、エグい描写に笑ってしまう感覚と皆で泣き喚く場面は周りがふざけているようにしか??
熊のクリスチャンが可愛い、クリスチャンが一番可哀想、クリスチャンの愛情で満たされたいのに不満ばかりな単にダニーによる我儘からの復讐を遂げての笑みで宜しいラストかと?
不気味だけど、美しい描写
劇中の風景の美しさや、身に付けている衣装の綺麗さと、カルト的な人々の言動の不気味さが合わさって不思議な世界観だった。
ストーリーは伏線が沢山張られていることもあり、想像通りの展開だったのが少し残念ですが、序盤から終盤にかけての主人公の内面の変化の描写がわかりやすかったのと、終わりはスッキリしていて後味も良かった。
あと個人的に人生を四季に例えるというのが素敵だなと思いました。
儀式の怖さ
日本でも儀式的な行事を小学校からずっとやっているけど、よく考えたら不気味な点も多い(笑ったらダメ、全員で揃えて礼をする、国歌斉唱とか)。
それが昔から当たり前にやられているからこそ、自分たちは不気味に思わないし、それが普通だと思う。
この映画の民族の人達も、当たり前のように、なんなら嬉々として、私たちには考えられないようなことをやってる。それが、この映画の怖さの正体。
なるほど。こうきたか。
話題なので、どんな内容だろうと視聴。
なるほど。印象的なシーンが、1つ、1つと増えていく。
進行はゆっくりと、展開がおそい気がするが、それは、セレモニーをじっくりとなるべく同じ時系軸で見てほしいという監督のおもわくか。
最初のシーンが長いという意見があるが、あれはもともと他人の態度や意見などにふりまわされたり、アドバイスをきかないと安心できないような自分がない情緒不安定の主人公が、さらに悲劇に出会い、苦しんでいるのを見せるためだった。
そして、あの集落の人々が、「共鳴」することで、
主人公は、自分が悲しいときに、まわりも同調し悲しんでくれることに、心の平安を手にしたのではないか。
最後の主人公のほほえみ、それが何よりもの印象だった。
それは何を意味しているか?
それは「裏切る」彼氏よりも、確固とした信頼をおける「クイーン」の位置ゆえで、それを手にした安らぎの笑顔だったのではないかと思う。
それは、最初のシーンで描かれた、人の態度にふりまわされたり、人の態度で自分がどう思われているかを気にする主人公とはまったく変わっている。
そうさせる、この集落の良さであり、怖さ・・・・
全ての共有
そのリアルさにぞっとする。
1つ1つの絵や、木の文様など作りこんでいる演出。
そして、暗い、見えない怖さで見せるのではなく、
まばゆいほど明るみの中で見せるシーンが、今までには無い切り口だった。
"いにしえから続く儀式"のリアリティー
この地にいにしえより続く伝統の儀式
そのリアリティーを全く感じる事が出来ず、鑑賞中に冷めてしまいました…
ロケ地、建物、装飾、小道具、その全てに"いにしえ感"が無いよね、特にラストの肝心な決め事をする小道具がビンゴの機械だったのには失笑してしまった、これは美術スタッフのミスだと思うし、あれにOK出した監督のミス。
「ウィッカーマン」の巨大人形、あれぐらいのインパクトの有る小道具が有ったならば…
心理的に迫るカルト映画
さすが実験的作品を次々と世に送り出すA24。今までも無数のカルト映画がつくられてきたが、基本は現代文明から逸脱した生死観や性を描いていて、わかりやすく「おかしい」。
この作品の新規性はおそらく、その奇妙さがうまく説明できないところだと思う。初めから人類学の研究であることが旅の目的とされているので、西洋文明と異なる概念だとしても、違和感は覚えない。ホルガの生死観も「輪廻」という普遍的な考えであり、受け入れられないような代物ではない。
それなのに、どこがが奇妙なのだ。画の中心ではなく背景で奇妙なものが映りこんだり動いていたり、何やら不穏な空気が延々と漂う。さらにはフラッシュバックなど、様々な仕掛けが観客を考えさせる。
「ミッドサマー」とか言っておきながら真冬である冒頭シーンが全てを物語っており、また要所要所に伏線が張ってある。見返さないと全然回収できない。
最後のシーンもまるである意味ハッピーエンドだが、エンドロールで流れる曲で繰り返されるフレーズは「太陽はもう輝かない」。これも意図的としか思えない。
おもしろいとか、怖いとか、そういう観点ではない。これはもう言葉にできない。
絶対夢に出て来るこれ
ホラーって元来スピード感をもって
次から次に恐怖が襲って来て
「あー怖かった」と思うものだと思ってたけど、
今作はのんびりゆっくり、何かおかしい、どこか不気味な
状況が続く。
とにかく気持ち悪い。
悪夢を永遠見せられてる感じ。
ちょっとした仕草や会話、
壁の絵、
謎の歌、踊り、
しきたり、儀式、
食べ物、かき混ぜて飲ます飲み物、
何から何まで気持ち悪い。
感覚的にはバットを額に当てて10回回って
視界がグルグルなってるような感覚。
北欧版「グリーンインフェルノ」は
スウェーデンを恐ろしい国に
仕立てあげたと思ったのは僕だけだろうか…
しかし、長い。120分内にまとめてくれたら
もっと見やすかった気もするけど、
日本で女性を中心に当たったわけだから、
今作の魅力が分かってないのかもしれない。
一つ言えることはら私はアリ・アスター監督が苦手だ。
私にはこの映画を見る感性は備わっていない気がした。どうなるんだろう...
私にはこの映画を見る感性は備わっていない気がした。どうなるんだろう〜何が言いたいんだろう〜と思いながら最後まで来て、結局何もかも分からず、ただ言いようのない不愉快さだけが残った…
自己満宗教映画
映画に詳しくないので、この監督がどんなに凄い人なのか知りませんが、思いついた綺麗な映像と不気味なストーリーをただ詰め込んだだけの
ホラ見ろ!凄いだろ!映画でした、、、
儀式に一貫性がないし、結局何を伝えたいのか全く分からない、、それって映画として一番ダメな事では、?
明るい中の狂気。
軽い気持ちで見始めたが、何と2時間越えの作品。
しかし、家族で見る内容ではないため、家族が寝静まったあとに一人で見るしかない。
衝撃的な狂気にキラッと起きてしまい、朝までコース。
エロ&グロ耐性が無いと無理だと思う。
吐く人は吐くしトラウマになる人はなると思う。ある程度の覚悟がいるかも。
特にエロはぶっ飛びすぎて狂気すら感じる。ええ…なんやこれ状態。
グロはだいたい「はい、偽物ね。人形感強〜。」って思うんだけど、なんか、この作品は生々しいというか、本物のグロをみせつけられているようなリアリティがあった。
グロシーンの忘れられない「音」がある。
中盤までは本当にホラー?と思う程普通の映画っぽい。ただ、ちょいちょい変な違和感があるシーンがある。村についてからの狂気っぷりが段々ゾワゾワ、迫って来る。伏線が非常に多いため、見終わったあとも完全解析サイトなどで2度狂気を味わうことができる。「何、あれ…?」と思ったら伏線だと思ったほうが良い。
他人にお勧めするかといわれたら考える作品。いろんな意味で。
ただ、一度見ると、ディレクターズカット版も見たくなる。
私もミッドサマーワールドに足を踏み入れてしまった。
気が滅入る
前々から評判を聞いていた映画。
体調整えていざ。
映像美は見事で、細かい描写にも設定があり見ていて飽きなかった。
その一方で、ごりごり削られる精神力。
2時間ちょっと見切った後の脱力感は、
本当に経験した事が無いものでした。
今まで経験した事がない感情を抱かせる映画。
一見の価値はあると思います。
不穏な空気が…
花畑に囲まれた土地で争い事もなく、それぞれの役割りを分担する、村全体がファミリーの世界。死ぬことも恐れず厭わない、この中だけで暮らすのであれば満足を感じる人もいるだろう、新しい命を授かるという難題を除けば。
何も出来なくなり老人施設で死を待つよりもいいという言葉には考えさせられるものがあった。
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