ミッドサマーのレビュー・感想・評価
全429件中、41~60件目を表示
人口バランスを保つには理にかなっている
北欧の夏は日が暮れないので、精神的に余計におかしくなる。
かのアルパチーノもやられちゃいましたよね。
そんな場所での夏祭り!に参加(させられた)男女に、
実にまったりとえも知れぬ恐怖が襲い掛かる。
で、裏では我々の日常と恐ろしいほど全く違った地方の風習を、
どんな目線で見るの?という、
ある意味ジンケンガーの思い上がった理想なんて
木っ端微塵に吹き飛ばすワタシにとっては痛快な映画。
村に招かれた唯一の理由のオトコの行為と、それを見て
最後に選民となったフローレンスビューが泣きじゃくる姿と
最期は松本人志のコントかよ!?
と思うくらい怖さを超えて、声に出して笑ってしまった。
A24侮れん。これからも注目だ!
75点
アレックスシネマ大津 20200310
この夏は高評価ホラーを。 最初の家族事件は大した描写なし。なんかス...
何を見せられているんだろう
やっと重い腰を上げて
何度も中断重ねながら
ようやく鑑賞しました。
白夜状態がずっと続くと
不安が襲ってくる
早い段階でこのコミュニティから
早く脱出したいって
貴方は受け入れること
出来ますか?って
試されてる感じ
終始、何を見せられているんだろう
壁画やイラストなどで
先の展開が予告されるけど
えっ、それ見せられるの?って笑
全員が白い衣装におかしな風習
崖から飛び降りシーンも
これは正しい事なのって説得
されても、あんたたち常軌を逸してる
セックスシーンはちょっと
可笑しすぎて…
彼氏のセックスシーン見て
発狂する彼女、周りの女性たちも
同調して発狂
トラップ状態に入った
ラストの笑顔もね
これ、幸せなの?
ディレクターズカット版
鑑賞後に気づいたけど…
2度見たいとは思わないなぁ
まあまあ好き
ホラー苦手でも観られた
いきなりびくっとするようなことや
人体があれこれされるスプラッタが苦手だ。
この映画もどういう場面があるものの、
映像があっけらかんと抜けてきれいなせいか
上記のようにホラーが苦手でも観られた。
精神的に不安定な主人公なので冒頭から
不穏で不吉でおぞましい展開を見せられるのだが
誘われていった場所は
馴染みのない風習に驚き脅かされても
彼女にとってはむしろ救いの新天地となったのではなかろうか。
ある程度文化人類学の素養があれば
展開が予測できるせいもあり
そんなに驚きもなく。
むしろ突き抜けていすぎて
気持ち悪いのに笑ってしまう時もある。
地獄の黙示録のように
単になじみのない土地の風習が不気味におぞましく見えている
違和感のところをうまくついた
映画だったように思う。
映像は色彩豊かで美しく
だからこそ薄気味悪さが引き立っていた。
パンフがとてもよい
よく分からない→もっと分からない
友達が誘ったイベントがディープ過ぎるってのは、我々の日常でもあるあるでしょうし、テーマとしては良かったのかと思います。特に民族や宗教の問題は興味が湧きます。
一応ジャンルとしてはホラーなんですが、怖さよりも異様さに気持ちを持っていかれます。少なくとも、今までどの映画でもできなかった感覚を体験させてくれます。
しかし、物語の作りが大問題で、ほとんど楽しめませんでした。
よく理解できないことが、様々なキッカケから何となく分かって、でも謎が残って…、という庵野作品や新海作品(すみません、アニメばっか観るんで…)のような味わいであれば楽しめるんですが。
本作は「よく分からない」→「もっと分からない」で終わってしまいました。
あと、あの空気感の中でよく平気で立ちションするな。
テンポの悪さがすべて台無しに
カットごとは丁寧で美術もよくホラーらしい
嫌悪感ある表現や怖さはしっかりありますが
とにかく合間合間が長くて細かな良さを全て
消し去っていました
他の方でテーマや解説で色々と考えて作られて
いる作品だと思いますが
ホラーエンタメとしては全く面白くありません
飛ばして怖そうな所だけ見る事をおすすめします
同監督作品のヘレディタリーでも同じ感想を持ちました。演出、編集が単純に合わないんだと思います。
アリ・アスター監督の長編第二作、最低二回は観る価値があるのでは?
喜怒哀楽の感情は脳内で起こるが、それを徹底的に解析し、インパクトある映像に再現する才能において、アリ・アスター監督の右に出るものはいない。
肉親喪失の失意の時期に寄り添ってくれなかった元恋人という監督の実体験、その感情から映画は生まれたのでは?と考えた。
緻密なセリフやプロットの積み重ねと、それを支える独自の舞台設定、さらに技術よりも本能で演じることができるキャスト(フローレンス・ビュー)が加わり、すべてが異常なレベルとなった作品である。
アリ・アスター作品の主役クラスは、出演後にメンタル・ケアが必要なほど、究極の感情表現に追い込まれていそうだが、ダニエル役のビューは違っていたようだ。
劇中、狂気一歩手前の世界でもがくダニエルは、最終的に狂気の世界(ある意味、解放と充足と復讐の境地)まで行く。家族を突然失ったという喪失感から、新たな家族を手に入れ、立ち直れたのである。
しかし、このシーンでのビュー自身のコメントは「ドラッグによって混乱している」という的外れなもので、これぞ本能で演じることのできる役者なのではと思う。
確かにドラッグ始まりで、ダニエルたちは陽光と狂気の異世界に迷い込むが、そのスウェーデンのホルガ村は、60年代のヒッピーたちによるカルト共同体のようなイメージもある。
ひらひら衣装と真ん中分けロング・ヘア、それに花飾りとドラッグとフリー・セックスは、そうした時代につながる。なによりもラブ&ピースな感情やトリップの共有体験は、いかにもヒッピー共同体的な発想である。
アメリカ最強の価値観を信じながらもどこかで疑っている全米の観客に、60年代とカルトのネタで揺さぶりをかけ、脳内に自身の強い感情を植えつけることができたアリ・アスター監督の快心の意欲作である。
で、この作品が好きだと公言しているアリアナ・グランデは、あの「女王のための花のガウン」を手に入れることはできたのか?
映画の評価はその人の知識・経験・その時の精神状態で大きく左右される。残念だけどしょうがない。
高齢者を崖から突き落とし殺す。
強制的に性交し妊娠を望む女達。
花に溢れた美しい村で行われる、
エグいしきたりの数々。
これは制作国スウェーデンが、
高齢者を切り捨てる医療をしてること、少子化を食い止めた「サムボ(男女が登録住所を同じくした共同生活≠結婚)に対する問題提起・批判をメタホラー的に描いているのである。
不快だ。
グロい。と言われるが、
スエーデンはこれを国策としてやってるのです。笑
という、ブラックコメディ的な側面もある。
良作。
確かに怖い
TRICKの笑えない版?
人里離れた村の特異な風習に巻き込まれた都会人。1人また1人と消えていく…これで貧乳ネタが出てきたらTrickと同じ系統と思ったがもちろんテイストは全然違う。
ヘレディタリーでは何気ない景色の中に変なのが映ってたりして気が抜けない怖さがあったが、こちらにはそういうのはなくグロ一色という感じ。正直前作ほどのインパクトは無かった。かつての美少年の登場のさせ方も「どんなに美しい存在もある周期を経ると朽ちて無理やり滅びる」という村の掟を象徴しているのかと深読みしたが、そうだとしても別の映画を利用するのは掟破りでしょう。単なる話題作りとしか思えない。
ただストーリーの胸糞感と反比例するような画像の美しさには素直に感動した。有機ELTV向け。
公開するには嗜好が猟奇的すぎです
全429件中、41~60件目を表示