ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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人生は「季節」だ
映画「ミッドサマー」(アリ・アスター監督)から。
この映画のジャンルは何だっただろうか。
「フェスティバル・スリラー」と書かれていたが、
「夏至」(ミッドサマー)が、フェスティバルと結びつかなかった。
しかし「常識を破る形容しがたい大傑作」の評判で、
それが理解できなかった私の感性さえ、自信喪失状態となった。
メモはそれなりにしたが、作品に結びつくようなフレーズがなく、
当たり障りのない例えを取り上げてしまった。
「人生は『季節』だ。18歳までの子供は「春」。
18歳から36歳までは巡礼の旅をする、濁ったよ「夏」だ。
そして36歳から54歳は労働の年齢、季節は「秋」、
54歳から72歳は人々の師となる」
言葉はなかったが、それが「人生の冬」に相当するようだった。
さらに「72歳の後は?」の問いかけに
「首切り?」のジェスチャーで表現していたのが印象に残る。
20歳ごと、40歳、60歳、80歳ではなく、18歳ごとのサイクル。
もうすぐ日本も「成人」の定期が「18歳」になる。
だからかな、この「18歳」サイクルが、とても新鮮だった。
内容は、スリラー、ホラー系が苦手な私にとっては、
目をつぶってしまうシーンが多かったなぁ。
クセが強いです。
パッケージに惹かれて借りました。
よく宣伝で衝撃の作品として話題になっていたためどんなものなのかな?と思いながら拝見しました。
なぞの、乾杯の前のホォッハァッの時間があります。
風習なのでしょうが、意味を知りたかったです。
歩いてきた人を、食事後は椅子に乗せて移動スタイルにも
少し笑ってしまいましたが、それも決まり事なのでしょう。
奇妙な気持ちで見た瞬間から奇妙になりますが
民族ってそれぞれ生まれも育ちも考えも全て異なるわけで、それが当たり前なら当たり前の習慣になるわけで、誰もそれを変とは思わない空間であって、他から見たら初めて見る光景と言うものは衝撃があったりするものなんだと思いました。
私たちがしている、手をあわせていただきますだって、やらない国もあるわけで、育った場所がそうさせている作品だと思いました。
人の当たり前の習慣を怖いと思ってしまうという心理をざわつかせてきました。
音の使い方が怖がらせるの上手い使い方でした。
と思って見ていたのがはじまって20分間くらい。
まだそんなに異変は起きていないのに
岩の上に立っている人を見て
女の子が怖がりすぎだろって思ってたら
怖がった後に、その人が飛び降りてきて
こっちが、ホォッハァッでした。笑
90年に一度の儀式で、飛び降りる謎の儀式。
飛び降りて死ぬのに失敗すると、みんなが泣き叫びます。
あのシーンは鳥肌でした。
失敗すると、棒で顔を潰されて殺されます。
おばあさん飛び降り方うますぎて
おじいさん足から行っちゃってました。
でもこの国ではその風習が当たり前なわけで
それを受け入れられないひとたち。
老いて病気になって死ぬよりも
全てやりきって自ら命をたつ喜び的な風習のようです。
最初に書かれていた布の絵は
好きな人に陰毛を食べさせて、結ばれるみたいな絵でしたが、実際にそれをされちゃってました。
手を繋ぎながら踊るダンスで失敗すると吐いてる女性いてわらいました。笑
しかも優勝しちゃってメイクイーン。
クリスチャン役の男性の表情の演技がすごく上手いなと思いました。
目だけで演技できる感じ、すごいです。
練り歩く全裸のおばさん久しぶりに拝見しました。
全裸の女性に囲まれながら、取り憑かれたように
やってしまいますね、しかも真横で
歌歌われ出して笑っちゃいます。
ラローラロー言われます。
ああーああーを奏でてきたときも笑っちゃいますw
なんかシュールです。
そしてダニーは、ああーの奏でるシーンを見てしまい嘔吐です。
なんかもう後半戦はちょっとわけわからないです。
結局一緒に行ったみんな殺されてましたね。
あのフニャフニャの飾られてるやつは遺体ですか?
作った人形なのか、中身を取られたから
あんなにフニャフニャなのですか?
って思ってたら熊をきせられてました。笑
そして燃やされていく姿を花を見にまとって
ダニーは見てました。
後半戦が本当に理解がふっとんでました。
叫ぶと叫ぶモノマネしてきます。
お母さんお父さん娘さんが亡くなった理由は
一体なんだったのでしょうか。
クセ強い映画でした。
よくわからなかったけど最後までしっかり見てしまう作品でした。
コメディじゃないけど、一周回ってコメディに見えました。
宗教とかクリスチャンとか民族とか儀式の意味とか
全く詳しくないため詳しい方が見るともっと楽しめたのかな?と思いました。
退屈だった
この先、何かあるのだろう、あれ?まだかなと観ていたら、終わった。。しかし、長過ぎる。両親を亡くし、失意の主人公がカルト教団に入り、彼氏もその友達も殺されるが、自分は女王になり、笑顔で終わる。私には理解不能でした。
自己満宗教映画
映画に詳しくないので、この監督がどんなに凄い人なのか知りませんが、思いついた綺麗な映像と不気味なストーリーをただ詰め込んだだけの
ホラ見ろ!凄いだろ!映画でした、、、
儀式に一貫性がないし、結局何を伝えたいのか全く分からない、、それって映画として一番ダメな事では、?
衝撃の連続だけど最後には…
心が不安定な主人公。依存してしまうように愛している恋人とその友人たちとの旅行先で目にしたものは…。ハッとするほど美しい映像の数々、そして残酷さ、恐怖…と、思いきや、実はそれは主人公の心を解き放ち解放されるものだった。こころの不安と失恋の痛みが描かれていました。観ているうちにちょうど主人公とかさなるな、というところがあり、最後は共感し、心が解放されたスッキリとした気持ちになりました。
明るい中の狂気。
軽い気持ちで見始めたが、何と2時間越えの作品。
しかし、家族で見る内容ではないため、家族が寝静まったあとに一人で見るしかない。
衝撃的な狂気にキラッと起きてしまい、朝までコース。
エロ&グロ耐性が無いと無理だと思う。
吐く人は吐くしトラウマになる人はなると思う。ある程度の覚悟がいるかも。
特にエロはぶっ飛びすぎて狂気すら感じる。ええ…なんやこれ状態。
グロはだいたい「はい、偽物ね。人形感強〜。」って思うんだけど、なんか、この作品は生々しいというか、本物のグロをみせつけられているようなリアリティがあった。
グロシーンの忘れられない「音」がある。
中盤までは本当にホラー?と思う程普通の映画っぽい。ただ、ちょいちょい変な違和感があるシーンがある。村についてからの狂気っぷりが段々ゾワゾワ、迫って来る。伏線が非常に多いため、見終わったあとも完全解析サイトなどで2度狂気を味わうことができる。「何、あれ…?」と思ったら伏線だと思ったほうが良い。
他人にお勧めするかといわれたら考える作品。いろんな意味で。
ただ、一度見ると、ディレクターズカット版も見たくなる。
私もミッドサマーワールドに足を踏み入れてしまった。
気が滅入る
前々から評判を聞いていた映画。
体調整えていざ。
映像美は見事で、細かい描写にも設定があり見ていて飽きなかった。
その一方で、ごりごり削られる精神力。
2時間ちょっと見切った後の脱力感は、
本当に経験した事が無いものでした。
今まで経験した事がない感情を抱かせる映画。
一見の価値はあると思います。
不穏な空気が…
花畑に囲まれた土地で争い事もなく、それぞれの役割りを分担する、村全体がファミリーの世界。死ぬことも恐れず厭わない、この中だけで暮らすのであれば満足を感じる人もいるだろう、新しい命を授かるという難題を除けば。
何も出来なくなり老人施設で死を待つよりもいいという言葉には考えさせられるものがあった。
鬱になりそうな恋愛映画
アリ・アスター監督ということで話題になっていたので気になって鑑賞しましたが…気持ち悪い、この一言です。
この村の強烈な違和感でどんどん不快な気持ちになります。
ホラー映画を期待して観に行った私はグロさも怖い要素もあまり感じられなかったので監督の言う通り、これは一種の恋愛映画なのかもしれません。
鑑賞された方の考察を見て、伏線がどことどこにあったなど、あーなるほどねとなる部分は多くありましたが、ただのホラー好きというだけでこの映画を観てもあまり楽しめないかなと思います。
草バンザイ映画
ストーリーは、カルトやコミューンを題材にした映画にありがちな展開だったけど、風景の美しさ、モチーフがいちいち可愛いのと、音楽の不穏さをこれまた素敵に使っていたので、気持ち悪さマシマシで、なかなかに良かった。
あらゆるフックで大○的な「草」に助けられている、草バンザイ映画。
あの草が万能なんだと思う。きっと。
アリ・アスターの狂美祭
高い評価を得た『ヘレディタリー/継承』だが、一般観客の評価は賛否両論。かく言う自分もそう。そのオリジナリティーや戦慄さは認めつつ、なかなかに難しく理解し難い点もあった。
が、アリ・アスター監督はその長編デビュー作で一気にホラー界の最注目株になった事に異論は無い。
そんな彼の長編第2作目である本作も、すでに賛否両論巻き起こしつつ、再び観る者を衝撃のホラーの深遠へ誘う…。
突然の悲劇に見舞われた女子大生のダニー。
妹が引き起こした無理心中で、両親もろとも家族を亡くしてしまう。
たった独り残され、心に深い傷とトラウマを抱え、立ち直れないまま…。
心がボロボロで一見か弱そうだが、ちとイライラウザく、面倒臭そうなダニー。私の事は心配しないでと言いつつ、私の事をもっとよく見て、私の事をもっと構ってと言わんばかり。
そんな彼女の支えになるべきの恋人クリスチャンだが、今ダニーと微妙な関係。別れを切り出そうにも、彼女の今の状況から切り出せず。数日後の彼女の誕生日すら忘れている始末。
クリスチャンは友人のペレから、ペレが育ったスウェーデンの人里離れた森の奥のコミュニティへ誘われている。このコミュニティを大学の論文にしようとしているジョシュ、そこで女遊びしか考えていないマークら友人と共に。
優柔不断なクリスチャンはダニーにこの事を話していない。ダニーにスウェーデン行きがバレ、ダニーも気を紛らわそうと参加する。
微妙で何処かちぐはぐな関係のまま。
そして訪れた村“ホルガ”は…。
ちょうど90年に一度の夏至祭“ミッドサマー”。
白夜で24時間白日の大地。
その地は、花々に彩られた美しき“楽園”。
大自然の中で気ままに、白い衣に身を纏い、その土地に根付く風習に身を委ねながら、暮らす人々も来る者拒まず。
さながら“理想郷(フロンティア)”。
都会で暮らす若者はやはりどうしても魅了される。
殊に、傷心を抱えた者は。
学生なので、煩悩の某一人を除いて、この村に遥か昔から伝わる風習や伝統は興味深い。
…が、それも夏至祭当日まで。
すでに暗示されていたかもしれない。
そもそもこのホルガに漂う、フロンティアと表裏一体のカルト的風習の不穏さ。
村あちこちにある壁画やシーツのペイティング。よくよく目を凝らすと、芸術的でありつつ…。
ダニーらが車で村近くに立ち入った際、カメラが上下逆さまに。
まるで、我々の常識は通用せず、覆される、と言わんばかりに…。
厳かな雰囲気で始まった夏至祭。
高い岩壁に登った男女2人の老人。
突然…!
そこから飛び降りた…!
驚愕するダニーたち。
が、村人たちは平然。
これは村に伝わる聖なる儀式。
生を自ら終え、その生を次産まれてくる生へ。
ここから、狂気の祝宴の数々が続く。
性交が認められた一人の村の少女。クリスチャンを誘う。手作りのケーキに入れた“モノ”は…!
夏至祭のメインイベントとでも言うべき村の少女たちによるダンス・コンテスト。倒れるまで踊り、踊り抜いた一人が新たな“女王(メイ・クィーン)”になる。強制的に参加させられたダニー。
クリスチャンは村の老女たちに見守られる中、少女と強制的に性交の儀式。
そして、新たな女王の誕生と共に締め括られる夏至祭。身の毛もよだつ最後の儀式を笑みと共に見つめる新たな女王とは…。
もう一度。我々の常識は通用しない。
遠い昔、北欧や欧州で実際にあった風習をヒントに創り上げた衝撃の“アリ・アスター祭”。
ホラーと言うと暗いシーンが当たり前だが、その固定概念を覆す白夜の明るさが斬新な悪夢を見せる。
明るい故、残酷描写はショッキング過ぎ。崖から飛び降りた顔面ぐちゃぐちゃの人体損壊、斧で頭をかち割れ、赤と黒と鉛色のようなドス黒い血…。(うへ、自分で書いてて気持ち悪くなってきた…)
しかし、映像は幻想的なまでに美しい。皮肉のように。
村の建物や衣装もあたかも“存在”するのように。
何もかも緻密に構築されたアリ・アスターの世界と才気!
『ヘレディタリー/継承』同様、本作も自分の中で賛否両論。引き込まれつつ、難しくも。
多くのレビューではよく分からないとの声が多いが、でもそれで当然。くどいようだが、我々の常識は通用しないのだから。
キャストではやはり主演のフローレンス・ピュー。
精神不安定な序盤から、この村の異様さに恐怖。さらにまたまた内面変化。
お見事!
実は彼女の演技や作品をしかと見るのは本作が初めて。これだけでも充分だったが、女の子レスラーに扮した『ファイティング・ファミリー』やオスカーノミネートの『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』を含めれば、そりゃあ一躍ブレイク&脚光を浴びるわ。
今年は『ブラック・ウィドウ』もあるし、これから楽しみな逸材の中でも特に大注目!
ある村の狂気の祝宴が話題だが、本作はダニーのドラマである。
物語始まった時、彼女の心は崩壊しかけていた。
独りぼっち。恋人に癒しも感じない。
そんな時訪れたこの異様な地。
最初は恐ろしかった。
今すぐにでも帰りたかった。
が、この地に居場所を感じ、この地の人々から手を差し伸べられる。
そして、この地のある座に就く。
それは彼女にとって、救いだったのか…?
新たなる悲劇と狂気の始まりなのか…?
アリ・アスターは次、我々にどんな戦慄の招待状を送ってくるのだろう…?
弱ってる人にはカルトがてきめんに効いてしまう
初っぱなから、気持ちが重くなる雰囲気。
作品の噂は聞いてたけど、観るなら体調万全の時が良いかな?
精神的な不調時はよくない。
ダニーからして家族の問題はあったにせよ、最初から双極性障害の不安定さでクリスチャンの立場からすれば、セックスと厄介さが混在する存在でしかない。
妹は両親を巻き込んで自殺した事を考えても姉妹で病んでいた事は想像出来る。
この作品は傍目から見ると、性根の腐ったヤク友達が関係を切りたい病んでる彼女を90年に一度の奇祭に連れ出して更に地獄を見せる…と言う内容と思う。
カルトの基本、ヤク、セックス、隔離、同調圧力全部揃ってる。
カルトの役満。
カルトのデパート。
そんな所に精神不安定な彼女と彼女を切りたい彼氏が行った…
そりゃ尻蹴られただけで、若い女の子の尻を追いかけますわな( ̄^ ̄)
しかも掛けてる絵、壁にある絵が全部気味悪い
あんな内容の絵って恐すぎ。体毛や血液を相手に食わせる発想なんなの?
まんまとハマるクリスチャンほんまにキライ!
後、中盤の命のサイクルの説明、あれはヤバい。
ホルガのサイクルは極端な発想だが、死を迎える人間が死に方を選べない可能性から行き着く発想で、思い込んだら彼処まで行ってしまう様な人には観ること自体をお薦めできない。
信じるものは救われそうだが、救われる人の方が少なそう。
ラストには行方不明者の行く末もしっかり見せてくれる。
新女王の笑顔は彼女に取って、あれだけ周りが気に掛けてくれる状況はクリスチャンに頼ってばかりの自分よりも、あの村での生活が幸せに思える。
結論、あの村に適応出来る人は色んな意味で恐い
最後にご家族では観るな(笑)
セックスシーンや死体など子どもに説明しにくいものが多い。
前フリが長い上にオチも長い
予告編みて求めているのは、謎の民族の奇妙な儀式に巻き込まれて恐怖に塗れて震え上がる青年たちなの。
こっちとしてはそこに至る道中とかどうでもいいから、さっさと村行け。
そんで、この手の映画は最初は一見平和に見えるのよね。段々なんとなく不吉な様相を呈していくわけだが、吹っ切れ方が甘い気がする。
もっとぶっ飛んだ文化見せてくれ。
とうとうヤバイってなったあとも、わりかしその祭りに滞在してるのなんでなの。
逃げよ?
はやく逃げようよ。
フェスティバルスリラーという、妙なキャッチフレーズに踊らされないよう、雰囲気を味わって見ることをおすすめする。
これが原因か分からんが、視聴後は謎の不快感を覚えて胸が苦しくなった。
なんか怖い。
つまらない
色々なレビュー見たけど、映画としては最低。単なるカルト集団の殺人の物語。
今の時代だから、こういうクソ映画が作られるのでしょうね。
ホント話題になってたから、見たけど近年一番損した映画。
金返せよ。
意味?!この映画に深い意味もメッセージもないと言い切る
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