「感動まではいかなかった...」映画ドラえもん のび太の新恐竜 T.Nさんの映画レビュー(感想・評価)
感動まではいかなかった...
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今年の映画はドラえもん誕生50周年記念作品。そして放送時間が土曜日に変わって初めての作品でもある。
テレ朝の定例会見では「映画やイベント等今までやってきた事を強化し、期待を裏切らない」とあったので今回は真剣に観た。
キューとミューは可愛いし、「ともチョコ」や「たまご探検隊」等の新しいひみつ道具も良かった。
しかし、感動まではいかなかった。
ストーリーの流れが中盤まで「のび太の恐竜」で終盤辺りが「のび太と竜の騎士」っぽい。リスペクトというよりほぼそのままな感じだったので話にもう少し一捻りほしかったなぁと。
むぎわら先生の漫画版を見ていて「のび太の恐竜」と酷似するシーンが何ヵ所もあったのでこんな流れで大丈夫かと不安だった。
それに、のび太がキューに飛ぶ練習をさせる場面があるが無理矢理やらせている感じで正直嫌だった。
あと、OPが流れないのも非常に残念。
星野源の「ドラえもん」は使いにくいかもしれないし、映画の作り方に拘りはあるかもしれないが、せめて何かは流してほしかった。
これが流れないと今年もドラえもんの映画が始まったっていう感じがしない。
「新恐竜」というタイトルもファンから見ると続編かと勘違いされやすいので紛らわしいタイトルは付けないでほしい。
来年以降の映画(3月公開分)が今後もこんな感じなら厳しく評価しようかと考えてます。
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