「いやこれは酷い。」映画ドラえもん のび太の新恐竜 さくかずさんの映画レビュー(感想・評価)
いやこれは酷い。
なんか今年の映画は酷かった。良かった点・悪かった点それぞれ挙げていきます。
★良かった点★
①ピー助が出てきた!?
・溺れている、のび太&キューをピー助が助けてくれた!!。ピー助ーって叫びそうになりました…。
②自分のコンプレックスや欠点を乗り越えようと言う心がけには感動しました。
・これは映画ドラえもんに限らず「ドラえもん」としてのメッセージである「努力の大切さ」みたいなので良かったがやり方が悪い
③主題歌が良かった。
・自分がMr.Childrenファンということもありますが、主題歌最高でした。
★悪かった点★
①のび太の自己中心的行動
・キューが飛べないから無理矢理飛ばそうと、練習をさせまくります。
・キューとミューと別れたくないから、恐竜を隕石から救い出します。歴史改変です。ドラえもんの映画で1番あってはならないことをしてます。犯罪です。
・シンプルな迷惑行為
恐竜博士に恐竜の育て方を聞きにいくのですが、真夜中に突然訪ねます。しかも窓から。
②感動の押し売り
・この映画の1番の感動ポイントはキューが飛べるようになるところだと思います。
その理由がイマイチよく分からない。なんかもっとあってもいいと思った。できないことをやれるようになれば、泣くだろ?みたいな感じ。大人の汚い所が少し見えた気がする。
③公式サイトにゲストキャラとして載るようなキャラがモブキャラと同じ扱い。
恐竜博士がその辺のモブキャラと同じような扱いを受けてます。ちょろっと出て何も触れない。そして、大きな翼竜が出ますが、ただ襲ってくるちょっとした敵が欲しくて作ったとしか思えないです。言ってしまえば、感動の引き立て要員ですね。
④脚本・川村元気
映画ドラえもんに小説家を使ったり、有名脚本家みたいなの使うのやめて欲しい。
この人が脚本やると、ドラえもんじゃないんだよね…。
キューが結果的に飛べたからよかったですが、飛べずにただひたすら追い込まれていったらきっとのび太との関係性は断たれるでしょう
子供たちが劣る存在に対して、のび太のような言動で追い込んだり、社会人になって部下にあのような指導をしないか心配です。自殺や引きこもりに追い込んだりしないでしょうか。博報堂やワタミなど。そういったことを高評価の人は考えないのでしょうか。
内容が、理解出来てないように思います。
歴史の改変はしていません。
キューが翼を羽ばたいて飛ぶ。
これこそが、恐竜が鳥へと進化して
現代の鳥に繋がるのです。
(恐竜は鳥の祖先と言う事を知らないとわからないかも)
タイムパトロールが捕まえようとして、
カードでチェックしてましたね?
歴史改変がされるかどうかチェックするカードです。ドラえもんが説明していましたが、問題無いと出た訳です。
のび太がスパルタ的にキューを飛ばす事をしなければ、正に歴史改変となり、
人間(哺乳類)が現れない事になります。
感想が変わると思いますよ。