「【2人のユニークなお爺ちゃんも”ジュマンジワールド”に放り込まれ、大奮戦。予想の斜め上を行く面白さは継続された。】」ジュマンジ ネクスト・レベル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【2人のユニークなお爺ちゃんも”ジュマンジワールド”に放り込まれ、大奮戦。予想の斜め上を行く面白さは継続された。】
前作から早や2年。
『変わっていない所』
メインキャラクターを演じた俳優が全て継続して出演。これ、中々凄いと思う。
『変わった所』
以下に記す。
セルフィー大好き”ベサニー”も、少し内気な”マーサ”も運動神経抜群の”フリッジ”もゲームオタクの”スペンサー”も大学生になり、新しい生活を満喫しているが、イジイジ君”スペンサー”は”マーサ”の事が気になり、実家に戻って彼女と恋仲になったきっかけの”ジュマンジ”に手を付けてしまう。
(おい、それ壊したんじゃなかったのか?と軽く突っ込む)
スペンサーの祖父エディお爺ちゃんは股関節を痛め、一時的にスペンサー家に悪態をつきながら逗留中。そこにエディを訪ねて来たマイロお爺さん。どうも二人の間には因縁があるらしい・・。
”ジュマンジ”のメイン舞台もジャングルから砂漠に変わっている・・。
前作では”ジュマンジ”に吸い込まれた際のゲームキャラが
”スペンサー”as 筋肉ムキムキ”ブレイブストーン博士”(ドウェイン・ジョンソン)
”ベサニー” as おデブで禿げ髭の地図専門家”オベロン教授”(ジャック・ブラック)
”マーサ” as タフでセクシーな美女戦士”ルビー・ラウンドハウス(カレン・ギレン)
”フリッジ” as 小柄な動物学者”フィンバー”(ケヴィン・ハート)
となっており、そのギャップに笑わされたものである。
”ベサニー”の”何で私がハゲ親爺にー!”は白眉であった。
今作はそれに輪を掛け、二人のお爺ちゃんも吸い込まれ、”ジュマンジ”キャラクターも手先の器用な盗賊”ミン”(オークワフィナ)や”馬”まで、登場する。
更に途中でキャラクターが入れ替わるという新たな設定まで追加され、面白さは加速している。
エディ&マイロお爺ちゃんの過去の因縁が解け、再び友情を取り戻す過程も盛り込まれ、安定の面白さである。
<あのラストは次作を期待してよいのだろうか?
その際にはガンズ・アンド・ローゼスの”ウエルカム トゥ ジャングル”を是非、フルで爆音で流していただきたい と思ったのは私だけであろうか?>