マレフィセント2のレビュー・感想・評価
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メイクしても隠しようのないアンジーの個性
オーロラ姫(善玉)vsマレフィセント(悪玉転じて善玉)vsイングリス王妃(悪玉)の三つ巴の戦いは、ヒット映画の続編にありがちな作品規模の巨大化によって限りなくボリューミィ。しかし、上記の対立構図自体がディズニー・ファンタジーの枠を大きく逸脱していて、改めて老舗のアドバンテージに頼らないサービス精神の凄さを痛感させる。中でも、マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーが、醜い特殊メイクを施してもなお、隠しようのない強烈な個性を発揮しているところに感心する。彼女があってこそ、エル・ファニングの清純さと、ミシェル・ファイファーの痛々しいヴィランぶりが上手に強調されるのだから。ここまで大風呂敷を広げておきながら、オリジナルの「眠れる森の美女」へと回帰していくストーリーも含めて、満足度が高い1作だ。
シャルル・ペローとグリム童話とDisneyの融合
映像美が素晴らしく。
民間伝承から創作された、教訓たらしめる、残忍冷酷な人間の一面を表すグリム童話的な演出と、Disneyらしい、人間は進化できる。という、ちょっとご都合主義のハッピーエンドが混在する一作。
ではあるものの、よくできていると思います。現実はそんなに甘く無い。と言う点と、人間の弱さや愚かしさがよく表現されていると思います。ま、ヤギで済ますのは、軽すぎませんか?とも思いますが笑。
Disneyですもの、ハッピーエンドでいてもらわないとね。
2作目にありがちな流れ
1作目がヒットした2作目にありがちな流れ。
完結させておけば良いのに、無理やり作ったせいかストーリーがイマイチ。
裏切られたマレフィセントは、あんなに怒っていたのにいつの間にか周囲を許し和解する展開に。
マレフィセントに恐れおののいていたはずの民衆は、結末に向かうにつれてきっかけもなく好意的に。
細かい部分の描写が足りない気がしたのと、後半の何でもありな感じが微妙。
ハッピーエンドに無理やりこじつけた感じが否めない。
前作とは違うけど!これはこれで良い!
前のマレフィセントは
眠れる森の美女の裏側だった。
今回のは裏側でもないし、
スピンオフって感じすらもしない。
ディズニーの
眠れる森の美女が関係ない
ひつとの映画だった!
妖精は妖精で
同族とかいらなかったし
フィリップ王子も
ちょっとっていうか、かなりポンコツだった。
その点では期待外れだったけど
別の世界観で見ればすごくよかった。
バトルシーンも
映像がすごく綺麗で
妖精たちも華やかだった。
ラストシーンにかけては
ずっと泣いちゃってたぐらい感動した。
親子愛って偉大だね。
戦いが非情、もすこしマイルドなほうがいい
森の精たちの細やかな造形がすごい。2019年のディスニー映画なんだからエフェクトの粋を推していたつもりだったが、冒頭からしばらく口をあんぐり開けていたことに気づいた。
森から人間に向くと、頬のふくらみとへこみに目が行く。
マレフィセントの頬骨がずり上がってしまったような山括弧の骨を何骨と言うんだろうか。もうだいぶ常人役を見ていないのでアンジェリーナジョリーの元顔を思い出せない。この謎骨は撮影用ではなく、彼女ってこういう顔だったんじゃなかろうか──そんな定着さえ感じるマレフィセントだった。
寄ると、異様な白さとエメラルドの眼とこけた頬が禍々しい。
その、こけ=へこみに対峙すると豊頬のエルファニングが映える。ファイファーも骨張ったこけ頬の持ち主なので、また映える。いわば険相のジョリーとファイファーが姫顔のファニングを映えさせた。
出演者では、女王の側近で少年のように見える赤毛の近衛兵長がとくに特徴的だった。調べたらJenn Murrayという女優さんで、強いて見開いているわけじゃなく、いつも瞠目している──ことが解った。
非人間ではヤマアラシの髪をもつ妖精とマッシュルームの頭をもつ妖精が楽しかった。
MIYAVIは誘ってくれるならこんどは善玉にしてくださいよとジョリーに言ったかどうか──知る由もないことだが、白装束キマってたのにちょっとしか映らなかった。
やはり人間の悪辣さにはかなわないという話。だいたい鳥族てのは荒っぽいけどいい奴らだと相場が決まっていて、王軍との決戦にはフラッシュのテーマが相応しかった。
前作の感動のフィナーレだっただけに、やや残念…
マレフィセントの続編。
ついに、オーロラ姫とフィリップ王子が
結婚することに!
しかし、フィリップ王子の母親によって、
マレフィセントを貶める陰謀が動いていた。
人間界と妖精界が一発触発の危機に!
途中、やや面白みに欠けたが、
最後の戦いのシーンは、迫力満点!
また、マレフィセントとオーロラ姫の
涙をホロリと誘う感動シーンも!
しかし、前作が感動のフィナーレだったので、
そこで終わっていた方が良かったかもね…
アンジェリーナジョリーの圧倒的存在感と威圧感!
この役はアンジェリーナジョリーしか思いつかないほどハマリ役だと思います。
ディズニーらしく色と絵がすばらしく美しい!
一方、オーロラ姫のお姑さんのクイーンも、1歩押さえた存在具合がよかったです。
愛がベースの感動できるお話でした。
前作より好き
マレフィセントの迫力アップしてる。
鳥の巣のようなトンネルを歩き回る髪を下ろしたマレフィセントが美しい。
オーロラとフリップはまぁまだ若いのでこれから頑張ってもらうとして、アンジェリーナちミッシェルファイファーの闘い、怖いわぁ。
時間があっと言う間だった。
2も面白かった!
2はあんまり面白くない。
っていうのは、よくある事だが、
とても面白かった。
マレフィセントの真実を
また新たに知れたという感じ。
私はこの物語のマレフィセントがとても好き。
世界観も好き。
妖精や生き物がとても可愛くて癒される。
あとは、ほんと人間ってつくづく嫌な生き物だなと
思い知らされる。
物語上では相手が妖精でフィクションかもしれないけど
現実世界でも人間って同じことしてる。
偏見や噂、嘘の事実を
言われるまま、報道されるまま
安易に信じてしまって
怒りや憎しみを勝手に持ち
人間同士で戦争をしてる。
相手のことを知りもしないくせに。
自分の目で見たわけじゃないのに。
そうやって、無知のままに
大切なものを奪っている。
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