マレフィセント2のレビュー・感想・評価
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メイクしても隠しようのないアンジーの個性
オーロラ姫(善玉)vsマレフィセント(悪玉転じて善玉)vsイングリス王妃(悪玉)の三つ巴の戦いは、ヒット映画の続編にありがちな作品規模の巨大化によって限りなくボリューミィ。しかし、上記の対立構図自体がディズニー・ファンタジーの枠を大きく逸脱していて、改めて老舗のアドバンテージに頼らないサービス精神の凄さを痛感させる。中でも、マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーが、醜い特殊メイクを施してもなお、隠しようのない強烈な個性を発揮しているところに感心する。彼女があってこそ、エル・ファニングの清純さと、ミシェル・ファイファーの痛々しいヴィランぶりが上手に強調されるのだから。ここまで大風呂敷を広げておきながら、オリジナルの「眠れる森の美女」へと回帰していくストーリーも含めて、満足度が高い1作だ。
シャルル・ペローとグリム童話とDisneyの融合
2作目にありがちな流れ
前作とは違うけど!これはこれで良い!
戦いが非情、もすこしマイルドなほうがいい
森の精たちの細やかな造形がすごい。2019年のディスニー映画なんだからエフェクトの粋を推していたつもりだったが、冒頭からしばらく口をあんぐり開けていたことに気づいた。
森から人間に向くと、頬のふくらみとへこみに目が行く。
マレフィセントの頬骨がずり上がってしまったような山括弧の骨を何骨と言うんだろうか。もうだいぶ常人役を見ていないのでアンジェリーナジョリーの元顔を思い出せない。この謎骨は撮影用ではなく、彼女ってこういう顔だったんじゃなかろうか──そんな定着さえ感じるマレフィセントだった。
寄ると、異様な白さとエメラルドの眼とこけた頬が禍々しい。
その、こけ=へこみに対峙すると豊頬のエルファニングが映える。ファイファーも骨張ったこけ頬の持ち主なので、また映える。いわば険相のジョリーとファイファーが姫顔のファニングを映えさせた。
出演者では、女王の側近で少年のように見える赤毛の近衛兵長がとくに特徴的だった。調べたらJenn Murrayという女優さんで、強いて見開いているわけじゃなく、いつも瞠目している──ことが解った。
非人間ではヤマアラシの髪をもつ妖精とマッシュルームの頭をもつ妖精が楽しかった。
MIYAVIは誘ってくれるならこんどは善玉にしてくださいよとジョリーに言ったかどうか──知る由もないことだが、白装束キマってたのにちょっとしか映らなかった。
やはり人間の悪辣さにはかなわないという話。だいたい鳥族てのは荒っぽいけどいい奴らだと相場が決まっていて、王軍との決戦にはフラッシュのテーマが相応しかった。
前作の感動のフィナーレだっただけに、やや残念…
アンジェリーナジョリーの圧倒的存在感と威圧感!
前作より好き
2も面白かった!
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