「若い人にも中高年にも沁みます」サヨナラまでの30分 yuriさんの映画レビュー(感想・評価)
若い人にも中高年にも沁みます
熱中出来るものがあるっていいですよね。趣味であれ何であれ、その道のプロにならなくても。生きる原動力になったりもします。
私は音楽の授業は大嫌いでしたが、大人になってからヴォーカル教室に通いました。打ち込んだとはとても言えませんが、長くやっていたから、「ヴォーカルのレッスンって何やるの?」と聞かれました。そもそも歌なんて、習わなくたって歌えますからね。でも発声練習のその先を説明しにくい・・・教室によってやり方は違うと思いますが、ポピュラーヴォーカルはこれが正解だというのがないので、先生はお手本で歌ってはくれないし、「こう歌いなさい」と指示されたこともないです。自分なりに歌ってみて、悪い所は指摘してくれ、「ここをこうしたいのにうまく出来ません」と言えばアドバイスをくれます。どうしたいかわからない場合、私の素人考えですが、いいお手本があるなら、まずはとことん真似してみるのもアリです。繰り返し歌っていると、自然と自分の歌い方になってきます。
といったところで、この映画です。
バンドをやっている若者たちの愛と友情と信頼の話ですが、ギラギラとしたアツい話ではありません。
ある不思議な出来事が起き、二人の青年が、一人は人との関わり合いの中で、閉ざしていた心を開き、もう一人は皆の心の中にキラキラした思い出を作った、という物語です。カセットテープが重要なアイテムですが、昔の話ではありません。
北村匠海さんがとても歌が上手く、ほかの人も演技も歌もとても良いです。大人たちも素敵、ちょっと出来すぎかも。
バンドも良くて、メロディがきれいで、話にじんわり感動しながらも、この曲歌ってみたいなと思いながら聴いていました。もちろん、難しそうだし、こっちはただのオバサンなので、あんなにステキには歌えませんけど。CDを出してくれるかな。さすがにカセットテープはね。CDをステレオにセットして、さあ聴くぞ、っていうのがやっぱり良いんです。
さよならまでの30分 素敵な映画でしたね!地元でのロケという事もあり、ミーハーな気持ちで見たのですが、もう ほんとに感動❗いつかレビュー書きたいと思ってます!
ゆり。さん さっそく『猫は抱くもの』を観て頂いたんですね!、ありがとうございます!共感して頂けて嬉しいです(*^_^*) 映画見た当時は、何かモヤモヤしてて纏まらなかったのですが、今年になって 大林宣彦監督のこの映画へのコメントを見つけた瞬間 これだ❗と思い、見直したら、やっと映画が、見えた気がしました。それで書きました。 ところで ゆり。さんは吉沢亮さんに関心が有りますか?もし、おありでしたら、YouTubeで「吉沢亮オペラ」という動画があるのですが、是非ご覧になってください。私はこの動画で吉沢亮さんの完全な虜になってしまいました!(笑)