最初の晩餐のレビュー・感想・評価
全75件中、1~20件目を表示
「陰膳」は一緒に生きて一緒に食べたことの証
この映画の邦題は、もちろんあの「最後の晩餐」に掛けてあるものだ。
レビューを書こうとして
下書きがとんでもなく長大になってしまったので、何年も放置してあった本作。
そういえば
僕と妻の最初の朝食は、僕が作った。
味噌汁と、ご飯と、大根葉の炒め物だった。
家族が解散する日の昼食も、僕が作った。
玉ねぎをたくさん入れたお好み焼。
駄目な夫で、駄目な父親の自分だったが、スタートも、解散の償いも、曲がりなりにもこの手でやらなくてはと思った。
胸に突き刺さる、痛くて温かい映画だった。
エモーショナルな森七菜さん
再スタートの話なのかなと思った キャスティングが皮肉というか悪意と...
再スタートの話なのかなと思った
キャスティングが皮肉というか悪意というかちょっと狙ってる不倫役に斉藤由貴なんて役じゃないやんってうけた
良い話でもないが悪い話でもなく綺麗事だけじゃないのがリアル
所々家族が通じ合う部分でほろっとくる
が、不倫だけならまだしも相手がああなると流石にシュン一生許せないだろう
親父だけが悪いわけでもないけど
良くも悪くも酷だけど映画自体はよかったこのキャスティングで失敗するわけはない
森七菜かわいい
「家族」というもの
父親の死を機に
過去の思い出を食を通じて
振り返る心温まるストーリー。
構造的には海街ダイアリーに似ている。
親の勝手で新しい家族になった。
それで幸せを感じたのならば
自分にとって良かったのだろう。
こういう系のストーリーでいつも思うけど
もう片方の麟太郎、美也子の
実の母親の実像がつかめないので
そこも描いてほしかった。
少し一方的すぎる。
設定もいいし、俳優さんも豪華で
より説得力のある仕上がりになっている。
森七菜がいい演技してます。
親戚のおじさんもいい演技してます。
自分は独身だけど、死んだあと
こんな風に思い出に浸ってくれる
ような人生を歩みたいそう思える
映画でした。
でもあんな複雑な家族に見送られたくない。
全年齢におすすめできる邦画です。
子供の頃の親との思い出
もどかしき家族
ご飯で紡ぎ出されていく暖かいストーリー
森七菜という若い女優さんのことはこの映画で知った。 若くても大役に抜擢される魅力があると思った。 戸田恵梨香、斉藤由貴の抑制的な演技も自分好みだった。
動画配信で映画「最初の晩餐」を見た。
劇場公開日:2019年11月1日
2018年製作/127分/G/日本
配給:KADOKAWA
染谷将太
戸田恵梨香
窪塚洋介
斉藤由貴
永瀬正敏
森七菜
楽駆
3人の子供と父と母の家族なのだが、
この5人が父母が再婚した家族であることはだんだんと分かってくる。
味噌汁が赤味噌か白味噌かで、
あそこまで揉めてしまう情景は自分には理解できなかった。
いちばん大事な場面は
少年時代の窪塚洋介が家から出て行ってしまう場面だと思うのだが、
そこの説明が最後になってしまうのでモヤモヤする。
また、そこまでしなければいけないのかとも思った。
家族間の赤裸々な会話が時々見ている者のこころを揺さぶる。
森七菜という若い女優さんのことはこの映画で知った。
若くても大役に抜擢される魅力があると思った。
戸田恵梨香、斉藤由貴の抑制的な演技も自分好みだった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
どこに感動を覚えるか
山本浩二はやっぱりいーね
おはぎかよ!
地味だけど、佳作
一言「思い出の一皿って、あるよなあ」。
◎よかった点◎
・父のお通夜や葬式を自宅でする。この設定がまず昭和世代には、懐かしさが込み上げる。
通夜振る舞いを母の手作り料理に変更したら、いきなり目玉焼き。
正直「???」で始まったけど、その一皿から子供時代の話に戻り。
確かに子供の頃に食べた「うちごはん」って、いろんな思い出があるな。
過去と今を行ったり来たりするけど、シンプルなのでわかりやすい。
・再婚同士で家族になった父・母・子供3人。
ぎこちない空気から、少しずつ「家族になっていく」様。
子供の成長が徐々に、今に重なっていく進み方が好感度大。
・子供たちも大人になって、「家族って何だ」と悩んでいる姿。
それはもしかしたら、昔の父・母も同じように思ってたのかも。
△いまいちな点△
長兄が家を出て行った理由。ちょっと弱かったような。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「(家族なのに)俺たちは知らない事ばかりだ」
家族とは何かを問う
一言で言うとよくできた映画だった。舞台は主役の父親のお通夜、複雑な事情を抱えた家族の思い出を回想シーンで挟むことにより、少しずつ観ている側の疑問を解決してくれた。時間軸は入れ替わりながら丁寧に伏線を拾っていくのはとても気持ちが良かった。
再婚でどちらも連れ子あり同士の家族は親達の見せないけれど細やかな気遣いによって家族として回り始める。でも大人になった長男に隠してきた自分たちの罪を話すことで長男は家を出てあっという間に壊れてしまう。残された小さい2人はその傷を押し込めてみないフリをしたためにきちんとした大人になりきれなかった。
お通夜に戻ってきた長男によってやっと2人の時間もまた流れ始めるだろう。
しみじみと味わいのある映画だった。
最後にみんな思ったと思うけど、窪塚洋介がダントツにカッコ良すぎた。
仕事早退、劇場直行。二本立て一本目。 お互い子連れの再婚が一つの家...
家族は知っているようで知らない面がある
全75件中、1~20件目を表示