「このシリーズ、第12番目の作品。」パペット・マスター Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
このシリーズ、第12番目の作品。
この映画を称して、モダンホラー・コメディといった人がいたが、しかし、コメディの要素において、見ためは、いくら笑えるような演出でも、余りにもエグイ内容と、ギミックを使い、しかも洪水か滝のようにあふれるように血がわんさか出てくるシーンのゴア表現満載の物を見せ続けられていると、製作者が、例え面白く作っているにせよ、笑うことが出来るような根性は、持ち合わせてはいません!
ここに登場するパペットは、いたいけな子供に対しても一切の同情はしない最狂・最悪パペット。体長が30㎝~60㎝ぐらいで、もう少し小さいのがいたかもしれないけれど7から8種類ぐらいのパペットで、ドローン?張りに空を飛んだり、火炎放射器?やドリル付きモグラ人形であったりと、また人をナイフで切り刻む個性あふれるパペットが、1体づつ人に襲ってくる。多分、パペットを操作する撮影のメンバーが、そう多くはないためだと思うが、CGなんて代物を一切拒むように使っていないのでその人形のぎこちない動きに関しては、目をつぶってもらうしかないと言うしか仕方がない。
過去に11作も作られているパペット・マスターシリーズ。個人的には、どこかで見た記憶すら一切ない映画なので、よくもまあ続けることのできた映画と感心はするけれども外国人の笑いのツボが一体全体どこにあるのか、1番わからない映画と言えるかもしれない。よく映画を笑いながらあれこれと言う人たちのための、また映画館でも指をさしながら笑って騒いでいる人たちのためには、いい映画なのかもしれない。
この前見た映画「アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲(2019)」にご出演の目力の役者ウド・キアさんが、今回のマペット使いのアンドレ・トゥーロンに扮していたけれども、彼は冒頭の6分程しかご出演なされていないので拍子抜けされる方もいるかもしれない。個人的にはラッキーだったのが、偶然にもマイケル・ペレという役者さんを久しぶりに見ることが出来た。彼は、ウォーター・ヒル監督の映画「ストリート・オブ・ファイヤー(1984)」でデビューを飾ったと記憶しているが一説にはほかの映画にも出演しているとか。役としては、町にさっそうと現れる西部劇のヒーローをベースにしたアクション活劇を地で行く映画として個人的には記憶をしている。
本作に関する映画批評。
ニューヨークに本社を置く、政治・社会情勢といったテーマを取り上げる週刊誌
Newsweek 2018年8月20日アメリカ東部標準時(夏時間)
'PUPPET MASTER: THE LITTLEST REICH' EXHIBITS SURPRISING
MORAL CLARITY FOR A NAZI PUPPET SLASHER より
「本作は、単なる時計仕掛けのパペットスラッシャーではなく、ピータージャクソンの「ブレイン・デッド(1992)」とトロマ映画の中間に位置するうれしくなるゴア映画です。」
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The List(同じ名前のウェブサイトあり) 2019年4月15日
Entertaining reboot of the long-running horror franchise, with
a screenplay from S Craig Zahler より
「この騒がしいだけで悪趣味なコメディ・ホラー映画は、殺人劇のナチス人形についての映画から期待できるほど多くのグロな面白さをもたらしています。」
TO BE CONTINUEDの言葉で締めくくっていた。