前田建設ファンタジー営業部のレビュー・感想・評価
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本業の役者さんを!
レビューも高く気になっていたので観てきました。実話を基にした企業モノのコメディ作品としてはまあまあ面白い作品でした。建設や土木などのマニアックな業界ネタが満載です。ただこの手の映画はキャストが命なので冒頭、マジンガーZの格納庫を作ろうと言い始める重要な役でもある広報リーダーの小木さんが酷過ぎましたね。素晴らしい役者さんがいくらでもいるのに最近、何故か芸人の人をキャスティングするのか不思議です。小木さんは嫌いではないですし、全ての芸人俳優さんを否定する気はありませんが、特定のバラエティ番組感が出て興醒めではありますね。話題作りなのか番宣狙いなのか事務所の関係なのか訳わからないです。脚本や岸井ゆきさんや他の方が良かっただけに残念です。
格納庫よりもブレストファイアーよりもアフロダイミサイルが気になる・・・
最近、デア〇スティーニのサンダーバード秘密基地のDMが送られてきて、気にはなってたのですが、たしかサンダーバード1号の発進もプールからだったような。多分、プールから現れるという発想も永井豪はこのサンダーバードから着想を得たものに違いないし、映画『十戒』の海の割れるシーンを足したものだったのでしょう。そしてJR西日本のサンダーバードは石川県から大阪まで運行され、永井豪も石川県出身、と考えると運命的な繋がりをも感じる。
さて、本作を観る前までは大手ゼネコンのPRとしか思ってなかったのですが、全く違ってました。たしかにウェブサイトを立ち上げたときには広報によるイメージ戦略だったのでしょうが、本格的に連載を始めると大人のロマン、ヲタク、ファンタジーとしか感じられなくなってきます。このくらい徹底的に検証してみないと面白くありませんよね。
なぜだかバブル崩壊後にはウルトラマンの研究本とかサザエさんの研究本とか、真面目に徹底的に研究する書籍が発売されていた。現実社会に対する逃避とかアンチテーゼとか単に目立ちたかったなどの色んな動機も考えられますが、架空のヒーローに対する敬意の表れとも言えましょう。このおかげで現実社会での挫折から救われた人もいるだろうし、夢をあきらめない人へのプレゼントだと言えるかもしれません。実際の前田建設工業は2003年に始めた企画だというから、ほぼ同じ時代の流れでもあったわけです。ついでに言えば、『シン・ゴジラ』なんて作品もその流れを汲んだ企画だったのでしょう。
そんな偏屈な目で見始めたため、最初はおぎやはぎのおぎの暑苦しい演技にがっかりさせられ、ずりネタでは岸井ゆきのと一緒に宇宙に飛んでいきそうになったのですが、難題が次々と噴出し始めてから奮闘するスタッフたちの姿に感動してしまいます。いかに納得いくまで費用を削ることができるのか・・・。さらに新たに作られたアニメ映像や永井豪にも納得。アニメを単純に実写化するのではなく、こうした映画の作り方が邦画を救うきっかけになるのかもしれません。
面白かった😁
日本ロマン、してやったり⁉️
空想の世界を実現する思いを感じた
暇つぶしには丁度良い
真面目に不真面目
まさか映画になるとは。
ネットなどで話題になっていたので聞きかじってはいたのだけど、まさか映画になるとは。アニメや漫画などに出てくる建築物を、実際に作るとしたらどうなるか、設計や積算などもやってしまうこの企画、夢があっていいですよね。
広報的にも話題になるし、技術的な高さも宣伝できるし、良いアイディアだと思います。でも、映画内にも出てきますが、「そんな意味のないことを!」と、いざ仕事としてやろうとすると、反対もすごかったのではないでしょうか?
それでもこの企画を世に出した前田建設という会社に、拍手を送りたいですね。プロジェクトXまで壮大ではないですが、こうした楽しい仕事をしたいものです。
「愛がなんだ」の岸井ゆきのがチームの紅一点で出演。最初は否定しながら、のめりこんでいくメンバーの中心上地雄輔と、チームリーダーの課長役のおぎやはぎの小木さん、はまっていてよかったです。
無理難題を叶えることこそが夢ってモノだ
夢に立ち向かうそんな映画。
わたくし大好きでして。
評価もいいし、これは期待できるなと思い鑑賞。
面白い!!!ずっと笑える
男心がざわめくゼ!!
マジンガーZというアニメの世界に出てくる、
本体の出てくるための装置。格納庫。
これを作りたい!という無謀な挑戦
しかし、実際に作るわけじゃないよ
やると決めたからには本気でやるのだが、
最初は発案者のアサガワとアニメオタクのチカダしか興味を示さない。そりゃそうだ。
だが、最初は呆れ顔で企画に参加していた広報部も徐々に格納庫を作る魅力を感じてくる。
土木の知識はほとんど無くても、
椅子とか本とか使って優しく教えてくれる。
置いてけぼりにされるのも嫌じゃない。
まるで、ファンタジー営業部の一員のような気持ちに。
そしてツッコミがいちいち面白い。
クスッと笑える。
宇宙行ってたでしょ。
全員主人公のドイと関わるけど、
1番はベッショとの関わりが面白い。
こんな上下関係いいな〜
冷たい視線で見届けていたほかの部の人も、
実は楽しみにしていたり。
トイレのシーン多!長すぎるだろ!w
0.5-の理由としては、
もっと分かりやすくして欲しくもあった。
前の男の子が飽きててお父さんに寄りかかっていたし。
そして、実際に作って欲しかったな。ムリかw
けど、最後のシーンは素晴らしい。
え!?ってなるし、迫力がすごい。
マジンガーZ好きにはたまらないだろう。
全世界のファンと企業の代表として、
最高のモノを作らなければならない。
前田建設ファンタジー営業部の意地と誠意が、
時間を経つほど感じてくる。
ひとつの物に一生懸命になる感じ、
一昨日に見たサヨナラまでの30分と通じるところがある。
これから、色んな建造物やトンネルの見方が変わる最高の作品でした。
夢に向かって、立ち向かえ!!
万博で実現を。
ちょっと古いけど、サラリーマンの哀愁と情熱が伝わる良作
前田建設の話は当時はマスコミにもかなり取り上げられていて、第2弾の銀河鉄道999の宇宙への発進用の高架橋までは記憶にあったが、大分前なので今更な感じもしたが興味本位で観賞。
いかにも都会の企業が、小木を始めチームのみんながややオーバーながら侃々諤々議論を交わしながら、協力者としてまわりを取り込み、プロジェクトを遂行していく姿に、羨ましくも懐かしくもあり、期待していなかっただけに正直感動した。
一つの分野に情熱を持って探究している掘削オタクの姿や六角精児のプロ根性にこういう人がいないと社会は成り立たないよなあと妙に納得。
それに掘削現場やダムの内部とか普段見られない場所が見られ、社会科見学の要素も垣間見られる点も個人的には評価。
永井豪御大もまさかの登場だが、セリフなし。グレートマジンガーより簡単だよって言ってもらえたら面白かったかも。
チープさは否めないけど斬新で笑える
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