爆裂魔神少女 バーストマシンガールのレビュー・感想・評価
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もはや酷いは褒め言葉
残念なことに海外においての日本映画と言えば、実は『片腕マシンガール』が該当してくるということを知っているだろうか。 アメリカで受けるものとは何か…女子校生、寿司、芸者、侍、忍者…そんなアメリカウケを狙ったカルトレーベルが存在していて、例えばDVDショップの日本映画のコーナーに行ってみると置いてあるのは、ゴジラや仁義なき戦い、ジブリなどに並んで置いてあるのは、『片腕マシンガール』や『東京残酷警察』である。 日本ががんばってファンタジーや感動大作を作って世界に売り出そうとしたところで、実際にウケるのはゲテモノ映画というのが現実なのだ。 今作は、そんな『片腕マシンガール』のリブート版とされているが、女子校生の片腕がマシンガンになるという大まかな設定以外は、オリジナル版と別ものである。 ストーリーがどうとかいう問題ではない!そもそもストーリーなんて無茶苦茶である!! そんな部分を今更指摘する気にもならないし、ストーリーを気にするような人が、この映画を観ようとは思わないだろう。 何が凄いかというと、徹底的にカオスを追求している部分である。決してまとまりのある映画として完成させようとなんて思ってすらいないのであろう。 かつて日本でもあった、見世物小屋や障害者に対しての酷い扱いや、アンダーグラウンドな文化や性の描き方など、決してメジャー映画ではできない表現を惜しみなく使っている点だ。 作品としては最低極まりないが、ここまで開き直って、突っ走っていることだけは、評価しないではいられない。
どこに出しても恥ずかしいB級(褒め言葉だよね)
下品な言葉、放送禁止用語もサラリと飛び出す。 どうしようもない、カオスなワールド。 片腕マシンガールは未見ながら、この内容をリメイクとは…勇気がある。 まともな奴一人も居ない。 ダルマ屋とか、人体改造とか生々しい(笑) 性的な表現もあからさまで、うっかり児童に見られたらどーすんだ。こんなの観てたら性的に歪んじまうよ(笑) B級としてはセットはよく作っている方だと思う。 それにしても時折挟む“かわいいアイドル”を目指すのは何処に向けとるんだ? マツカタとか「殺しきれなかったら助けてっていうんだぞ。」とか、ホンマに狂っとる(笑) ダルマの息子のカルマとか語尾に…の助~とか気持ち悪いわ。 件壱号とか件弐号とかアゲマンジャパンか? と言うほどにヘンだし。 仮装っぷりもB級で映像もゲームのsimple2000レベル。ラストなどは◯◯レンジャーばりの必殺技が飛び出して…。 完全なB級でクオリティがどうのこうの言うもんではないから、ツッコミ満載のハチャメチャを楽しんでください。 この手合いが苦手な人は避けたよいです。
この破茶滅茶な世界観は貴重だ
井口昇監督の大好きな「片腕マシンガール」を小林勇貴監督がリブートしたと聞き、見逃してはならんと。 幼いころ親に臓器を売られたアミ(搗宮姫奈)と右腕を売られたヨシエ(花影香音)の姉妹は、高校生となり臓器売買の元締め「ダルマ屋」に復讐する。 やっぱ失った片腕にマシンガンの義手を装着し戦う姿はカッコいい。ダルマ屋の女ボス青山ダルマ(根岸季衣)もド変態でいい味を出していた。2人の巨乳女子のおっぱいをちょん切って改造しちまうあたりは最高のセンスだ。 個人的な思い入れでは殺し屋協会ランキング1位の橘キキョウを演じた元AKBの北原里英!着物をまといクールに発砲し続けた。 まあ、つまりは好きだっちゅうことだろう。
むちゃくちゃやりよる
片腕マシンガールは未視聴。坂口拓とその弟子目当てで観ました。血や臓物が飛び交い激しい銃撃戦やアクションが行われる。謎が多かったり、CGがチープという欠点はあるけど、B級作品としては良かったかな。ワンカットアクションも力強かった。
ただ、エログロが凄まじいし色々むちゃくちゃなところが多すぎるせいで大事な場面でも没入感が少なかったな。
あくまでもリブート作品と言う事で
あの井口昇監督の名作「片腕マシンガール」のリブート「爆裂魔神少女 バーストマシンガール」を見てきました。 本作品の存在を知ってから、非常にわくわくしていましたが、逆に怖さも持っていました。 しかし、「片腕マシンガール」の公開から10年が経つんですね。当時、今は無きシアターN渋谷の超満員のレイトで見て、大熱狂した事が昨日のようです。 で、肝心な本作品ですが、正直、リブートなので、これはこれでいいと思いますが、やはり「片腕マシンガール」と言うのは前提で見ると、「片腕マシンガール」で熱狂した者としては、「ちょっとどうなの」と言う作品です。 「片腕マシンガール」のリブート作品ではなく、全く頭の中を空っぽにしてみれば、それなりに出来ています。 坂口拓さんは、少し太ったね・・・・俺の大好きな北原里英ちゃんが出ていたのはポイントが高いぞ・・・・ しかし、しかし、井口さんも西村さんも関わっているのに、悪ノリの仕方が何時もと違うかな・・・・ 「片腕マシンガール」のリブートと言うか「片腕マシンガール」と「東京残酷警察」を足して10で割った世界観と言うか・・・・ 俺的には、監督が「全員死刑」の小林勇貴監督・・・・小林勇貴監督って、この手の作品っていまひとつかな・・・・・ 私的には、「片腕マシンガール」のリブートではなく、「戦闘少女」の続編の方が見たかったな・・・・ 北原里英ちゃんが出ていたので、評価ひとつポイントおまけ。
花影香音ファンはこれでいいの?
搗宮姫奈と花影香音いいよね。二人が揃ってるだけで観てたいもん。 北原里英も良かった。登場シーンは全部いい感じだったな。 小林監督は何フェチなんだろう。なんかどのシーンも「これは監督、このフェチじゃないな」って感じだった。エログロが多いけどフェティシズムがないと、ちょっと辛いかな。 花影香音はパンチラOKになったんだ。ファン的には、これはいいの。どうせパンチラするなら、この映画じゃない方が良いかなと思っちゃったけど。
まあまあ面白い
低予算なので、チープ感のあるスプラッターはまあしょうがないと思う。それでもアクションはしっかりしていたので見応えがあった。 北原里英が演じる橘キキョウは、眼光鋭く闊歩する姿が華があってよかった。主役の2人もいい意味でB級感たっぷりの演技でよかったと思う。
主役はだ~れ?
見世物小屋「伍體劇場」でアイドルをしている幼い頃に両親に内蔵を売られたアミと右腕を売られたヨシエの姉妹が、身体・臓器売買の元締め「ダルマ屋」を営む母子に復讐する話。 カ〇ワばかりが暮らす荒廃した町イシナリ地区 だとか、20年近く前に流行った某アイドルとかをネタにしながら、奇天烈ノスタルジーな世界観で血飛沫ブッシャーをみせていく。 世界観そのものがぶっ飛んでいる為、ストーリーにも主人公の2人にも特段奇抜な感じがせず。 基本はシュールな空気にドタバタ感を織り込んだコメディなのは理解出来るけど、わかり易過ぎるし意外性がなくてハマらず。 面白いのはギャップだと思うのだけど、それを感じなかった。 片腕マシンガールは好きだったんだけどね。
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