「悲しい人魚」マイ・エンジェル マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい人魚
クリックして本文を読む
ママは死んだと考えたほうが、おそらくエリーにとってはラクなんだと思いました。彼女は自分のなかで一度 母を殺したのでしょう。
だから帰ってきた母が許せない。エリーは全身全霊で母を拒絶する、断崖から飛び降りるという形で。
父に受け入れてもらえないフリオがエリーを救う、心臓が悪いのにもかかわらず。
母娘の間に絆の再生はあるのでしょうか?
マリオン・コティヤールが身勝手な母親役を熱演。
そして秀逸なのが、少女エリー役のエイリーヌ。撮影時8歳とは思えない、すでに女優の色香を感じさせる演技に戦慄しました。
上映館が少なくて残念です。
コメントする