マイ・エンジェル
劇場公開日:2019年8月10日
解説
南仏コート・ダジュールの美しい海辺の街を背景に、傷つきながらも愛を築いていく母娘の姿を描いたドラマ。「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のマリオン・コティヤールが、天使のような我が子を愛しく思いながらも、愛し方の分からない母親役を熱演する。コート・ダジュールで暮らすシングルマザーのマルレーヌは、愛する8歳の娘エリーと2人で、その日暮らしの気ままな生活を送っていた。貧しくも幸せな日々を過ごす母娘だったが、再婚相手との関係が破綻したマルレーヌは、厳しい現実から逃れるようにエリーの前から姿を消してしまう。監督は、本作が長編デビューとなるバネッサ・フィロ。「アーティスト」でアカデミー賞撮影賞にノミネートされたギョーム・シフマンが撮影を担当。
2018年製作/108分/PG12/フランス
原題:Angel Face
配給:ブロードメディア・スタジオ
スタッフ・キャスト
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2019年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
またも身勝手な親にネグレクトされた子の視点で描く、胸の痛む映画。本作はフランス映画、「存在のない子供たち」はレバノン、「ワイルドライフ」は米国と、それぞれ自国での公開時期は若干差があるだろうが、日本で7月上旬~8月上旬の1カ月間に立て続けに封切られたのも感慨深い。是枝裕和監督のパルムドール受賞作「万引き家族」も育児放棄や虐待の延長にある話だったが、カンヌ初受賞となった「誰も知らない」(2004)はずばりネグレクトがテーマ。彼の映像作家としての問題意識が世界で共有されてきた、というのは考えすぎか。
監督・脚本のバネッサ・フィロはこれが長編デビューだが、毒親役を引き受けたオスカー女優マリオン・コティヤールのチャレンジ精神に感服。若い女性監督にチャンスを、との思いもあったはず。娘役エイリーヌ・アクソイ=エテックスも素晴らしく、「存在のない~」の主人公の少年と同様に観客の心を射抜く目力がある。
2021年11月17日
iPhoneアプリから投稿
母親も娘も嫌いだ。そういう育てられ方をしたら、そうなるだろうという描き方かも知れないが、うーんどうもなぁ。周りも学校に行って無いのにほぼ放置。学校側も電話するだけ、福祉局みたいな人が来た感じだが、子供の、幸せですママ好きです。を聞くだけ。終わってるぜ。でも現実もこうなのかも。
2021年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
だらしないシングルマザー(マリオン・コティヤール)に育てられている8歳の娘が主人公、子供を愛しているが責任感がないので、いつも放ったらかしにされている。
ついに育児放棄状態になり、少女は・・・。
希望のない映画かな。
2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
売春婦ってのか、違うのかは分かりませんが、尻軽女にかわいい娘が一人いて、子連れで5回目の結婚をするのだけど、結婚パーティーで酔っぱらって、見知らぬ男とセックスしているところを新郎に見られて、the Endってところから話がスタートします。
徹頭徹尾ダメな母が、わが娘を愛しているはずなのにスポイルしていくさまを観るための映画なんでしょうか。
最後には、質素に生きている好青年とうまく行きそうな予感のエンディングではあるものの、賭けてもいいですが、この恋だって半年持たないことでしょう。