「少年が少年に見えない件」ウエスト・サイド・ストーリー SUZさんの映画レビュー(感想・評価)
少年が少年に見えない件
これってヤンキー映画だよね?50年代のポーリッシュ高校とプエルトリカン高校のOBを巻き込んだ抗争をミュージカル仕立ての映画にしたんだよね。でも出演者が皆んなティーンエイジャーに見えないんだな。
日本のヤンキー映画でも「高校生役は無理があるやろ」って役者が良く出演しているけれども、これはひどい。皆んなおっさんに見える。
アメリカ人から見ると、彼らはキチンと子供に見えるのだろうか?
子供に見えなければこの物語は些細なことでケンカを繰り返すチンピラ映画になってしまうんだよなぁ、あーあ。
とは言えあの楽曲を聴くだけでテンションは上がります。僕は予告編だけでテンション上がりまくり、初日に勇んで映画館に出かけました。オリジナルの楽曲を生かした事、50年代のアメリカを再現したセットは素晴らしかったです。
追記
凪良ゆうさんが小説の中で、ロミオとジュリエットがもっと大人になってから出会っていたら、そもそも恋に落ちなかったかも知れないと書かれてました。その通りですね。やっぱり二人は見かけも心も10代の若者じゃなきゃいけませんね。
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