「初スピルバーグ作品」ウエスト・サイド・ストーリー ばしばしさんの映画レビュー(感想・評価)
初スピルバーグ作品
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この物語が往年の名作だったことも最近知ったので内容も初めて見た。白人とプエルトリコ人の軋轢を描く悲劇なのだろうか。マリアとトニーはロミオとジュリエットをオマージュしているのかな。スピルバーグ監督の作品を初めて見たけれど、映像や音楽の魅せ方も良くて序盤はノリノリな気分になれた。ただそれだけに終盤の落ち込み具合、どんなに愛し合っても報われない切なさがいっそうに感じられた。トニーの親友であるリフがマリアの実兄に刺殺されるところからトニーの育ての親であるバレンティナが安寧を願うシーンまでが特に骨身に染みた。普段洋画を見ないので物語のテーマは勿論のこと、色々とスケールが大きくてこれがアカデミー賞候補なのかと実感した。
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