「また観たいと思う楽曲の良さ」ウエスト・サイド・ストーリー ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
また観たいと思う楽曲の良さ
オリジナル版はかなり前にテレビで1度見ただけです。「ウエストサイド・ストーリー」は有名なミュージカルなので、観る前からこれが現代版ロミオとジュリエットなのは知っていたし、曲も”Tonight”や”America”は知っていました。だから当時は、”Cool”などの歌やダンスはカッコいいと思ったものの、不良グループの勢力争いに巻き込まれる男女のラブストーリーにはそれほど惹かれなかったです。
でも今回スピルバーグ作品を観て、当時はただ不良少年としか思わなかったけれど、移民が置かれた不安定な立場、白人の中で最も貧しい人々の鬱憤などが理解できて、彼らがまとっているピリピリした空気とか実は傷付きやすい心なんかも伝わりました。
また、1度しか観ていないのに曲を結構覚えており、改めて、人の記憶に残る名曲揃いだと思いました。
1961年というと61年も前なのに、全然古臭くないです。そして本作ではダンスの方はストリートっぽさが増して、見せ方は今風になっています。
”America”・・・(アメリカ人はタイトルに”アメリカ”が付く曲が大好きです)すごくいい曲だったんだと気が付きました。ダンスもお芝居も満足です。
ゆり。さん そのシーン見た時、真っ先に「ひまわり」を思い出しました。多分 映画を観た方なら頭に浮かんだはずです。なので国旗はひまわりだと思いましたが、「ひまわり」はウクライナの歴史の中で悲しい記憶なので…やはり世界7位の小麦生産国であることを誇る意味で小麦なんでしょうね!
小麦畑だったんですか!それでは、あの国旗はウクライナが豊かな自然の農業国だという象徴ですね。ニュースで見た、女性がロシア兵に「ひまわりの種をポケットにでも入れておけ、あなたが死んだらきれいな花が咲くから」と言ったのは、映画の「ひまわり」が記憶にあったからかもしれないですね。
「ひまわり」ぜひ ご覧下さい!ウクライナの国旗の黄色は 一面の小麦畑を表しているそうですが、私も 友だちも「ひまわり」だと思ってました。でも 国花はひまわりだそうです。
ゆりさん コメントありがとうございます!お久しぶりです😊
今夜 ゼレンスキー大統領が国会で演説されるそうですね。彼が 元アーティスト(芸人)だったという事が 色々な面で有効に”生きて”いるような気がします。どうか 国民の為にも 無事に生きて行って欲しいです。先日 映画「ひまわり」を初めて観る娘と一緒に観ました。あのひまわり畑は 黒海の沿岸 ウクライナ西部の地方だそうです… またしても…虚しい戦争が…。人々の無事を祈る事と 募金することしか 出来ないのは 辛いですね…。
コメントありがとうございます♪
ウェストサイドストーリーは、「ほんの僅かなボタンの掛け違い」「何か一つ違っていれば防げた悲劇」という、人の世に本当によくある切なさ、やりきれなさが心を打ちますよね。
アニタが「敵のボスの彼女」でさえなければジェッツ達も暴挙には出なかったし(自分達のリーダーを殺した仇ですものね)
アニタもあんなめに会いさえしなければ、マリアの伝言を正しく伝えていた。
私達の周囲にある現実のトラブルも大抵はそういうもの。
「何か一つ違っていたなら」
誤解と憎しみの連鎖を止められる人間になりたいと思うばかりです。いやぁ、映画って本当に面白いですね♪