「とてつもない」ウエスト・サイド・ストーリー NobuNagaさんの映画レビュー(感想・評価)
とてつもない
B級作品でした。
元々ろくでもないヤンキーストーリーのミュージカルで、たまたまバーンスタインの名曲が多数発生してスタンダードになっただけ。
それをスピルバーグがリメイクするべく、人種問題、LGBTなど山盛りなテーマを背負わされた結果、どれもフォーカスが甘くなってしまった気の毒な作品。
古い曲を最新のレコーディング技術で再現したせいで、音が固いミスマッチ。
NY移民プエルトリカンの苦悩を描いたミュージカル作品では昨年の「インザハイツ」が何万倍も優れていた。
これがアカデミー賞最有力候補?
笑えないし、泣けない。
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