「アメリカの長渕剛。音楽と青春と夢と。」カセットテープ・ダイアリーズ じっぽさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの長渕剛。音楽と青春と夢と。
ブルース・スプリングスティーンのことはよく知らない。
カセットテープが主流だった時代を生きたわけでみない。
けれども、主人公のジャベドの気持ちに感情移入できました。
私自身同じように、学生時代に育った環境にコンプレックスがあったわけではないが、あるアーティストの音楽を指針に自分勝手に共に生きているつもりの時が何度もありました。
支えになる音楽に出会い、夢を目指し、今ある環境を飛び出したいと走る続けるような時に、自身で忘れていた1番大切な者に気づく。
多少ベタな太刀筋かもしれないが、ボスの歌詞が駆け回るシーンや音に自身の状況を重ねる演出に若々しさを感じ、うっかりしてたらラストシーンで泣いてしまいました。。。
多少無知だとしても充分に楽しめます。
youtubeのコメント欄に"ブルース・スプリングスティーンは日本でいう長渕剛"と書いてあったと友人から聞きました。ジャベドからもらった熱が冷めないうちに"彼ら"の音楽を聴こうと思いました...
コメントする