「ブルーススプリングスティーンの歌がすばらしい」カセットテープ・ダイアリーズ ごったまさんの映画レビュー(感想・評価)
ブルーススプリングスティーンの歌がすばらしい
70年代のロックスターといえばボブかブルースか、20代の頃よく聞いていたころは英語の歌詞をあまり理解していなかったが、こんなに深い物語があったのかとこの映画で知った。
父との固執はどの男子にもあるものだが、大人として家族から独立していく心の変化がよく捉えられている。
日本人には英国でのパキスタン移民へのヘイトはうまく理解できないところもあるが、人種問題・移民問題はどこの国でもあるもんだと思いつつも、人間の尊厳は必ず守られなければいけないと感じさせてくれた。
貧しさの中に、世を売れうる心、自由でありたいと心より叫ぶ・ほとばしる感情を表現したブルースの歌が全編にあふれていて感動しました。
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