「Luton City Boy♪」カセットテープ・ダイアリーズ MARさんの映画レビュー(感想・評価)
Luton City Boy♪
音楽大好き作家志望の少年が、差別やお堅い父親との関係に悩みながらも、あるバンドの音楽との出会いから、周りの環境に負けず本当の自分を目指す青春物語。
全体を通しての感想は…
正直この映画を見るまで、ブルーススプリングスティーンというバンドを知らなかったので、曲をよく知っていればより楽しめたのかな~といった所。
ペットショップボーイズは知っているんですけどね。
家族をがんじがらめに縛る父親との衝突や、序盤にちょくちょくパキスタン人であることで差別を受けてしまう描写があるものの、そこらへん以外は基本的にポンポンと順風満帆そうにことが進んでいたように見えたため、個人的にはもうちょっとシリアスな展開が欲しかったかな。
しかし、難しいお父さんと優しいお母さん、仲良しの妹、可愛い彼女、2人の親友、学校の先生、隣のおじさん…と、多くの人物がいながら、皆見事にバランスよく登場し印象に残った映画はあまりないかも!?すごい感心してしまった。
それでも、本映画のベストキャラクターはマットのお父さん!
いきなり一緒に歌いだしてくれる友達のお父さん最高すぎる!!w
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カールⅢ世さんのコメント
2020年7月11日
実は私はマットのお父さん(あの髪型ウケた)と踊るあの場面で、泣きそうになっちゃいました。なんでかな~ 親に反発する頃って、理解してくれる大人がいるとそっちにいっちゃうんだよなぁ。