「ちょっとベタなベタ(息子)のお話」カセットテープ・ダイアリーズ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとベタなベタ(息子)のお話
ブルース・スプリングスティーンは日本人には馴染みがない。音楽(曲・アレンジ)だけでは目新しさがまったくない。歌詞も、もしわかっても、シラケ世代にはまったく響かない。日本では同年代でアコギのストロークで歌うタイプのソロミュージシャンは長渕ぐらいだ。長渕はギター上手いが拓郎の影響強し。拓郎のギターはボブ・ディランの影響強し。しかし、それぞれ歌詞に個性がある。ブルーススプリングスティーンの影響が強めなのは佐野元春、浜田省吾あたりか?あの頃、我が国ではディスコ音楽真っ盛り、洋楽はビジーズ、ジャーニー、デュラン・デュラン、ホィットニ・ヒューストン、ビリー・ジョエルなど歌詞なんかわからなくったって、曲が綺麗で、ムードでいけたアーティストが押せ押せだった気がする。もちろん、レコード会社がコントロールしていたわけで。
イギリスのパキスタン移民の出世ストーリーで、実話なので派手さはない。
さて、どこに自己投影して共感するかが問題だ。日本の家長制度は都市ではとっくになくなっていた。みんな中流意識。
やっぱ、カセットテープでしょ。邦題はうまいところをついてきた❗
あの頃、渋滞で、カセットテープを入れたり出したりして、ついつい、前の車にゴッツンコしたのを思い出しました。
政治オタクの彼女はシンディー・ローパーに多部未華子合わせたみたいな真面目そうなキュートな娘だった。
幼なじみのアイシャドー少年が1917のすぐ死んじゃう上等兵殿とはわからんかった。バンドに入れてあげなよ。幼なじみなんだから。タンバリンでもコーラスでもいいからと思った。
お母さん役の人はなんだか日本にもいそうなお母さんで親しみを感じました。
ミス・クレイは本当にいい人だったね。いい先生にめぐり会える幸せはなかなかない。生まれ変わらないと。
コメントありがとうございます!
私もあのシーンは笑えたと同時に、自分にも友達のお父さんでノリの良い人が実際にいたのでホッコリしました。
あのくらいの年頃は思春期なので友達の親が良く見えちゃったりしますよね。