「悩みは時代を越えて」カセットテープ・ダイアリーズ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
悩みは時代を越えて
自分にとっては少し前の、レーガン、サッチャーの時代が「昔の歴史」として映画になる時代なのね、としみじみしながら観賞。
名助演は「SONYのWALKMAN」と「ブルース・スプリングスティーン」。
イギリス籍のパキスタン人作家・サルフラズ・マンズールの自叙伝が原作。
映画の原題はブルース・スプリングスティーンの曲から。
主人公=パキスタン人青年・ジャベド の、1987~8年・大学時代の青春を描いた、コメディタッチのストーリー。
親との対立と和解をさぐりつつ進路に悩む話は、時代がいつでも普遍性がありますな。
案外、面白かった。
ただし、40年経っても、人種差別はなくならないのだなと、こちらもしみじみ。
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