「ソ連にとってのベトナム戦争」リービング・アフガニスタン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ソ連にとってのベトナム戦争
アフガニスタン戦争末期。戦場に駆り出されたロシア軍兵士を描く群像劇。
ロシア製の戦争映画として興味本位で鑑賞しましたが、期待値を大きく上回る映画でした。
勧善懲悪のプロパガンダ映画にならず、ソ連側の腐敗、兵士達の精神的な負担、ソ連兵とアフガニスタン人との交流、そして戦争の無常が良く描かれています。
戦闘シーンもそれ程多くありませんが、しっかりと撮られていて迫力がありました。
シリアスな戦争映画として、一見の価値がある映画だったと思います。
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