フラグタイムのレビュー・感想・評価
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百合?友情?
60分と言うのは丁度良い時間かな。他の人のレビュー見ても、ほぼ原作に沿っている様で、これに変な改変して長くしたら、蛇足と矛盾の可能性高いし、OVAをイベント上映形式で映画館でも上映したらしいけど、これ以上短くして映画館はなかなかね。
3分だけ時間を止められる能力が知らないうちに身について(作品始まる時には既に)、次第に消えて行く。他の作品で言う所の思春期症候群的な?
時間を止める以外は、青春有る有るな感情の動きや行動(主人公ら以外も)。
男女にしなかったのは、エロ方向に行くからかな。まぁ、女の子同士でも百合百合してたけど。
なんかひと味足りない感じはするけど、まぁ佳作。
不満は多いが一見の価値あり
ちょっとした動作を見ても絵の枚数が少ないし、肘から先が円運動しないでスライドするだけだったり、クオリティの低さは目立ちます。 そのせいで、心象風景とか、何でもアリなシーンはもうちょっと欲しいと思ってしまいました。ケレン味ある表現も入れてカバーしてますが。 時間を止めたあと、主人公が消えたり、イタズラされたりした人たちがどんなリアクションをしたのかは一貫して描かれていませんが、作者の意図的なものでしょう。これはいいんですが、通して見ていると違和感が。原作の漫画ではどうやってるか分かりませんが、短編で場面を切ってしまわないと不自然に見えてしまいます。 アニメーションには色々不満なところはありますが、主要人物の心情変化はなかなかの見応えがあります。風景の描き方や無音を上手く使っているところとか、主人公が自分自身あるいはヒロインの心情に集中しまくってる様が、ガッツリ伝わってきます。 一見の価値ありです。
潜在欲求と八方美人
佐藤監督前作の『あさがおと加瀬さん。』と同じ雰囲気だったけど、違うのは3分間だけ時間を止められる能力を持っていたこと。もっとSFチックな展開を見せるのかと思っていたのに、全然違っていた。むしろ悩める乙女の願望の顕れ、他人との付き合い方を間違った手段で解決しようとしていたことがメイン。自分のことすら知らないでいたと気づく成長物語であったとも言えましょう。 でも、下手すればイジメの対象になったり、引きこもりになったり、そんな危うさをも秘めながら、未来に向けて自己解決できたところは称賛に値するくらい。ま、男だったらもっとエッチなこととか、金儲けだとか、そっちの方向に進みそうだけど、繊細な乙女チックな方向に持っていく発想はすごいことです。 よく考えてみると、自分の世界に浸りたいために時間を止めることは誰もが持ち得る能力なんじゃないかとも思う。もう、世界は二人のために♪である(古っ)。他人のことなんてどうでもいい。愛の世界に埋没してもいい。そんなゲキ熱な恋愛が人生の一部にあることの方が自然だよ。そして、高3になってからは『あさがおと加瀬さん。』をリフレインすればいい・・・観る順番が逆だったなぁ。
百合ではない。
今一つ作品に入り込めなかったです。 これは個人的な好みなのですが、キャラクターの作画が荒いと言うか、線が細いと言うか・・・個人的に作画面がイマイチ好きになれませんでした。 これは監督の意図した作りで、風景ともマッチしたものだとは分かっているのですが・・スミマセン。 と、否定的な感想ですが、二人の女子高生が、真の友人を得られるまでをキチンと描いており、ストーリーに破綻はありません。 3分間だけ時間を止められる設定は、スリリングで好きです。 百合作品と捉える方もいるかもしれませんが、百合作品ではありませんので、観に行ってみて下さい。
瞬間は永遠…かも
思春期の百合モノだけど、根底はちゃんとした恋バナ…に見せかけた自分探しの話
チューとかしてるけどどちらかと言うと"恋の自覚&対外的な自己顕示欲"に乏しいのでこれはポエムだと思う
イメージだけど作中で空飛んでるしね
青春の一コマを切り取ったSF+モラトリアム
時間を止められる事を自分の能力だと隠さなかったり、その能力を使って回避したりする事件とかがアンケート用紙の回収位で、一人の時間の確保→遥との時間になっただけで物語としての盛り上がりに応えてないとこもいいさじ加減かな
キャラ立ちはしているけど登場人物少ないし何より尺が60分
これは回り道を回避した結果の判定勝ち作品だとも言える
描きたい事を無駄なく描けたと思うし、受け取るこちらも雑音がなくてスッキリするし、しかし噛んで味が出る余地もあってそこら辺が詩的とも感じる
美鈴の"自分の気持ちに正直になる事"が、突然ほっぺにチューする衝動だったり、"相手に責任転嫁する"という遥への批判が実際に遥の方が先に美鈴を好きだった、というオチで合致してて見事なパズル構成で無駄がない
しかしあの量の単語帳にあんだけ情報書き込んでたら推理力や推敲力に長けてるの分かるしそもそも情報収集力がないとだからかなりスペック高いね遥ちゃん、こわいわ!
(*^ω^*)
思春期のゆれ動く気持ち
綺麗でまるみのある絵 かわいい声 とてもよかったです。 二人の少女の自尊感情を描いた作品 高校生なら気にするだろうな と思うことに悩んでます。 歳を重ねれば気にしなくなる部分だけど、高校生ならあり得るね かわいさに癒やされる作品
キュンキュン
原作漫画はストーリーが良く出来てて人物心情描写優れる学園百合ファンタジー、 OVAは尺が短くちょっと総集編の様になってしまったかも、 初見だと大幹が把握し難いかな、 でもキュンキュンする作品でした( ^ω^)
百合が大好きなので、公開前のCMを観て期待していた作品です。 感想...
百合が大好きなので、公開前のCMを観て期待していた作品です。 感想としては、百合だけど自分の求める百合ではなかった、という感じ。 最初の方の「時間を止める」というのはきっかけと分かるけれど、 わざわざ時間を止めてなくても、どっか2人になれる場所に行けば良いのでは? とか、考えてしまったらいけませんね…。 他の方も仰ってますが、詰め込みすぎ感があったので、TVアニメでじっくり 観てみたかったです。 メインのお二人が歌う 「fragile」は、とても良かったです。
ノレなかった
同監督が昨年手掛けた「あさがおと加瀬さん」は尺のわりに展開がゆっくりでしたが、今回は逆に尺のわりに話を詰め込みすぎな印象でした。 モノローグやイメージ映像がやたら多いわりにはキャラの心情描写が雑で、キャラの言動がいちいち場当たり的かつ突飛に見えます。もちろん意図的にそうしている部分はあるのでしょうが、製作側の意図を遥かに越えて何もかもがいきなり過ぎるというか。 そのためキャラに感情移入しにくく、キスや下着での触れ合いまでしててもいわゆる「尊さ」を感じなかったです。 アニメーションのデキにもややムラがあり、終始キラキラしていた加瀬さんに比べると少々お粗末。 自分の居場所が云々というテーマも、内容に目新しさはないし、話が駆け足なせいでなんか知らん間にとりあえず解決した、みたいな印象でした。 オマケ冊子はしっかり尊かったです。
タイトルについて考えさせる
女の子同士のキャッキャウフフを期待して観に行ったオッサンです。
確かに女子高生同士のそういう絵面で描かれていますが、多分見る人によっては想像していたのと作品を観て感じるものは別物です。ほぼエロはありません。
エンディングソングにELTの「fragile」を2人が歌うことからも、タイトルの『フラグタイム』はfragile timeからかと。割れ物のような、もしくは欠片、壊れやすくて大切な時間、そんな意味でしょうか。
人の意見に合わせているうちに自分の本心ややりたいことが分からなくなってしまう、そんな少女の話です。男子高校生が繊細でないというつもりはないですが、絵にならないですもんね(笑)私が観に行った時間帯の鑑賞者の90%以上は男性というのもなんだかなと思いますが。
尚、この作品が非常に特徴的なのが60分作品というかなりチャレンジングなショートムービーだと言うこと。また中国系のアニメ製作会社も絡んでいる点も象徴的です。
近年珍しくもないですが、映画が殆ど何でも120分という事に対しての挑戦でもあり、またサラッと終わるので人によって見応えが少ないと感じるかも知れません。
個人的には少し長めの予告を観ているような、2人のこれからや心がそうなってしまった経緯を想像させるような生殺し感を感じて良かったですが。
映像は柔らかなタッチで、とても繊細で綺麗で繊細に描かれていたとも思います。
何故に刹那
なんとなく遠目で見たアニメビジュアルが綺麗だったので観にいきました。
他の方も仰られていますが、映画という形で公開するのは中々厳しかったんではないでしょうか…同じくらいのスケールで言えばすみっコぐらしがありましたが、あちらは子供向けという名義で公開されているのでスッと1時間過ぎたのですが、この作品は少し映画としてのインパクトが薄い気がします。少し長く感じてしまいました。
時間を止めれるようになった経緯は原作を読めばいいんでしょうか?この時間での公開なら描写されないのはまぁ仕方ないとは思えるのですが…んーなんか腑に落ちない。
アニメーションも少し雑な気がしました。食事シーンでの一瞬で消える食べ物や階段を降りるシーン。あと授業中なのに何故か下の階からやってくる男子生徒。まーいっか…
背景はとても綺麗でした。今年のアニメ作品の背景は綺麗なものが多くて嬉しいばかりです。
あと1800円払って観るのは中々キツイ気がしますね。学生さんでも厳しいかも。でも子供さんは観そうなジャンルじゃないし…
あれ?この作品のターゲットってどこだ?
60分一本勝負
次の予定までちょうど良いタイミングだったので、特に前知識もなく鑑賞。 高校生なりの危うさのようなものが描かれています。百合っぽい内容と、大人にも共通の人間関係みたいなものもあるので、単純な青春映画ではないかと。ただ、笑えもしないし、泣きもしない、感動もしない。 ただ、映画館で60分弱で1800円払う価値は、、、。深夜アニメとかなら納得。 多分、監督か声優さんか、1部のファン向けなのかなぁと思った。
この規模で★3.5はできる限りの高評価のつもり
通常スクリーンで観賞。 しかも、スクリーンちっちゃかった。 この作品を映画配給しようとする試みに称賛。 期間限定でも仕方がないか。 上映映画館もことさら少なく、もし、はるばる遠方から見に来た人はどうなんだろう。 円盤でOVA作戦に絞った方がと考えなかったんだろうか。 なので、きっとターミネーターの何(十分)の一?の制作費?で★半分しか自分の評価が変わらないのは最大の賛辞のつもりです。 内容は一見百合ですね。でも、百合でないと描けない、あえて言うと百合とは別のことを描きたかったのかなと思いました。 集の中で個とは何なのかみたいな。 今の時代の何かまとまってしまったような若い方が多い事や、人と違った事をする事が悪の様な風潮を作った大人達に対して考えさせられるような? 人に合わせていれば楽なのか、苦痛なのか。 人に気づかれることのない3分間に本質があると? その本質を理解しあえなくても、でも惹かれ合う二人、異性だと恋愛になってしまう為百合でないと、ということでしょうか? ラストの方の教室内での3分後の二人のシーンは心に刺さりましたね。 こういう作品は好きですが、ただもう少し絵をキレイに(映画チラシのキービジュがすごくキレイ、位に)、階段降りる動作ぐらい自然に、描いてくれたらなーと思いました。クオリティをもう少し上げたら見違えるのにと感じます。 確かにEDのfragileは良かった。 とにかく後半厚みが出ましたね。
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