劇場公開日 2019年11月22日

「この規模で★3.5はできる限りの高評価のつもり」フラグタイム スキーヤーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5この規模で★3.5はできる限りの高評価のつもり

2019年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

通常スクリーンで観賞。
しかも、スクリーンちっちゃかった。
この作品を映画配給しようとする試みに称賛。
期間限定でも仕方がないか。
上映映画館もことさら少なく、もし、はるばる遠方から見に来た人はどうなんだろう。
円盤でOVA作戦に絞った方がと考えなかったんだろうか。
なので、きっとターミネーターの何(十分)の一?の制作費?で★半分しか自分の評価が変わらないのは最大の賛辞のつもりです。
内容は一見百合ですね。でも、百合でないと描けない、あえて言うと百合とは別のことを描きたかったのかなと思いました。
集の中で個とは何なのかみたいな。
今の時代の何かまとまってしまったような若い方が多い事や、人と違った事をする事が悪の様な風潮を作った大人達に対して考えさせられるような?
人に合わせていれば楽なのか、苦痛なのか。
人に気づかれることのない3分間に本質があると?
その本質を理解しあえなくても、でも惹かれ合う二人、異性だと恋愛になってしまう為百合でないと、ということでしょうか?
ラストの方の教室内での3分後の二人のシーンは心に刺さりましたね。
こういう作品は好きですが、ただもう少し絵をキレイに(映画チラシのキービジュがすごくキレイ、位に)、階段降りる動作ぐらい自然に、描いてくれたらなーと思いました。クオリティをもう少し上げたら見違えるのにと感じます。
確かにEDのfragileは良かった。
とにかく後半厚みが出ましたね。

スキーヤー