糸のレビュー・感想・評価
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2回目見ました。
小松奈菜さんが好きなので見に行きました。
1回目は後半、ラストにもらい泣きすぎて、お2人が再会したあたりから、エンドロールも良く見れなくて、映画が終わってました(笑)
しかも一緒に見に行った娘が、再会して小松奈菜さんと菅田将暉さんのキスシーンがあったというので、もう一度、気になって見に行きました(笑)
キスシーンがあったのか、なかったのかは映像が小さくて遠すぎてわからなかったです。
みんなの感想を参考にして、2回目の方が隅々まで見れて感動しました。2人以外の回りのキャスト達の演技の良さなど、1回目見たときより2回目の方が感動しました。
自分の人生と重ねて、色々な事を振り返られる映画だったと思います。
エンディングテーマは「お前が歌うんかい!」
2020年映画館鑑賞66作品目
予告編が「感動しますよー泣けますよー」みたいなゴリ押しに感じてそれがうざくて嫌だったが中島みゆきは大好きだし菅田将暉成田凌二階堂ふみが好きだから映画館で観ることにした
あれを観たら気分悪くなる人もいるだろうに軽い気持ちで東日本大震災を絡めてくるな
感動の押し売りいいかげんにしろ
東京の映画関係者はこれ以上津波を扱うな
癌で亡くなる香役の榮倉奈々の芝居がとても良かった
葬式を含めて涙が流れました
葵の子供時代を演じた子役がハッとする程美少女だった
葵の母親役は山口紗弥加が演じたが彼女だとは気づかなかった
見事に仕上げてきた
見事な役作り
母の伯父に母の死を告げられた葵を港で抱きしめるシーンがとても良かった
プライベートの菅田くんはああいう感じで抱きしめに行くのかな
成田凌が歌う『ファイト』は良かった
友情出演の二階堂ふみは誰との友情だろうか
あとちょっと馬場ふみかがかわいそう
セクシー斎藤工は今回もセクシーだった
ゲップしてもセクシー
釣りをしているときのあのいでたちも斎藤工のアイディアだろう
高杉くんは今回も地味だった
このての話となると思い出されるのが『弥生、三月 君が愛した30年』
この作品でも成田凌が出演している
話そのものっていうか脚本とかがこっちよりあっちの方が優れている
たしかに突っ込みどころが多い
だが世の中の人のみんながみんな大多数の人から共感される行動を常にできているだろうか
常識に囚われすぎてはいけない
こんな人も世の中にいるかもねと受け止めたい
糸が引き寄せる幸せとは
エンドロールが終わり立ち上がろうとすると、一枚の素敵な写真が現れます。嗚呼、これが糸がたぐり寄せた幸せなのだと判りまた涙が出ました。映画の後半は泣きっぱなしでしたが、特にいつ菅田と小松が本当の再会をするかが、引っ張りに引っ張られ、その溜まりに溜まったストレスのようなものが爆発すると、号泣一直線でした。
作品の中で榮倉が死を前にして言います。「糸は繋がったり、切れてしまったり、そしてまた繋がったりして人生は進む」と。中嶋の歌には、「なぜめぐり逢うのかを私たちは何も知らない」がありますが、この運命の糸というのは、全部自分で決めて生まれて来たと私は思います。一見不幸だらけの人生も、全てそれを味わう為に望んできた事だと思います。仏教でいう願兼於業です。ただ、その体験するプログラムをもし知っていたら、どんなにかつまらない事でしょう。ですから、何も知らないで良いのです。ただ言えることは、辛くても感謝する精神があれば、どんな事も乗り越えられると考えます。
菅田が小松に「大丈夫?」と言いますがこれも、人生万般どんなことがあっても、大丈夫という意味にとらえられます。中学で出会った二人は、「世界に生きる」、「普通に生きる」と、未来を話しますが、堂々二人が世界に挑戦している姿が眩しくてたまりませんでした。
それにしても、中学の時の二人が本当に結ばれるために、17年かかっています。そんな年月も、その後の人生のご褒美のためにあると思うと、人生って面白過ぎるのです。名作だと思いました。
個人的には羨望
自分にはどんな糸があるのだろう、そう思った
えー、これ、ホラーなの!マジで!怖いんですけど!
絡まりほつれ切れる糸 たぐり紡ぎ繋ぐ糸
お金があるところにヒトが集まるのが
資本社会のひとつの定観であって
実際、資本の巡回に身を委ねることでしか
生きていくことの出来ないわたしたち…
まるで〈お金〉という神さまを崇める
宗教信者のようだ。
そんな身もフタもない言い方に
置き換えられてしまえる世界のなかで
突然現れては、突然去っていくヒトたちがいる。
なんだかんだ言いながら永く関わってるヒト。
共に歩むと誓ったのに袂を分かつヒト。
季節のようにうつろう人間関係…
今思う。
あの時の様々な出会いと別れが
すべて人生の分岐点であったのだと。
その点と点とが繋ぎ合わされて
今の自分の輪郭が出来ているのだと。
出会いと別れを繰り返して
ヒトは生きていくのだと。
それを〈運命〉だとか〈奇跡〉だとか
どんな言葉で取り繕うとも
結局は自分の想いひとつで
人生はいかようにも変化する。
他人や自身を縛ることも、絞めることも
絡まることもあるだろうが
うまく納めることもできるだろう
ひとり思案にふけってプランを練ることも
仲間たちと想いを累ねることもできるだろう
今の仲間との関係を続けてもいいし
終わらせてしまった関係もあっただろう
そしてふたたび縫うことも、繕うことも
紡ぐことも、織ることも
繋ぐこともできる
何度でも、何度でも...
ヒトとヒトとの糸と糸とが組み合わされて
結ばれた〈 絆 〉 に突き動かされて
わたしたちは生きているのだ...
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。.
この映画はけしてテンプレート恋愛映画ではなく
だれの身にも起きている、
当たり前の奇跡の物語だと思いました。
あんまり泣けなかったなあ
この映画は大作‼️
残念
詰め込みすぎて話が薄く、疑問を感じるところだらけだった。
自転車が飛んできてなんで葵しか反応しないの?
なんで中学生二人が帰ってこなかったら、いきなり警察に引き離されるの?ふつう理由を聞くでしょ。
娘婿のことを大事に思うならあんなドングリの投げつけ方じゃないでしょ。娘とおんなじことさせたらいいってもんじゃない。
大人が目の前で大泣きしてるのに、黙々とご飯食べる子どもが不気味。結ちゃんの優しさを際立たせたかったのかもしれないけど、あまりにも不自然。子どもはもっと優しいよ。
時間と場所が何度も変わるため、ぶちぶちと話が途切れ、糸どころじゃなかった。
一人一人の描写が全然足りてないのに、震災のことまで入れ込むのはそりゃあ、いくらなんでも無理でしょ。
ベタですが、お薦めします
ファイト
キャスティングは良いが、連続テレビドラマに合った題材を冗長な映画にした努力作
中島みゆきの名曲「糸」が織り成す人と人との繋がりを、18年に渡る平成の時代背景に壮大に構築した一組の男女、高橋漣と園田葵の物語。2008年のリーマン・ショックやその3年後の東日本大震災などが組み込まれた其々のエピソードが、ダイジェストに並べられている。家庭内DVから逃避行したキャンプ場で引き裂かれる別れの場面と、同級生の友人の結婚式で再会するシークエンスのふたりの本当の想いは、ラストのクライマックスの為に活かされて、映画的な工夫が為されている。それ以外は経過の説明不足な描写が多く結果のみで、登場人物に感情移入することなく最後まで付き合わされることになる。この語り口と組み立てなら、映画より連続テレビドラマに向いていると思われる。映画としては、冗長に終わってしまった。緊迫感のない演出も脚本の構造不備を補っていない。
但しキャスティングは綺麗に配置されている。菅田将暉と小松菜奈は、ともに好感度高い良い演技を見せてくれる。どちらも抑制の効いた大人の演技力を持ち合わせた逸材と再確認できた。結婚式場を去ろうとする葵を追い掛けて、想いを打ち明けられない口惜しさと虚しさに苛まれる菅田将暉の複雑な表情演技が傑出している。小松菜奈が美瑛の「子ども食堂」で泣きながら食べる見せ所の演技も良いが、その伏線となるシンガポールで友人に裏切られて日本を思いカツ丼を食べるシーンが秀逸だった。そのせいで本来の見せ所の効果が半減するという勿体ない現象が起こる。その他永島敏行、倍賞美津子、山口沙弥加、高杉真宙、二階堂ふみ、成田凌、と役柄に嵌っている。子供時代の漣と葵の南出凌嘉と植原星空の演技も作品の世界観を支える好演で、その点ではもっと二人の本当の想いに集約したストーリーで良かったのではないかと思う。
平成の時代に引っ張られた壮大さに固執した制作意図の野心が、上手く映画的な表現に昇華しなかった努力作。葵のネイリスト派遣会社の成功や、ミシュラン三ツ星レストランに評価される漣のフロマージュ・フレと、背伸びしたエピソードにどうしても鼻白むのが正直な感想となる。
どんぐりに背中を押される
上滑り
うーーん
菅田将暉と小松菜奈が好きだったので期待して見ましたが、いまいちでした。
中学生の頃に両思いだったにも関わらず、家庭の事情で一緒になることができず、大人になってからすれ違いながらも最後には運命の糸によって結ばれる。
あらすじにもあるように王道のストーリーだと思います。
これを他の豪華すぎる俳優人とどのように描くか楽しみでした。
ただ、大人になってからお互いがどのように相手のことを好きになっていくかという1番大事なところが描かれていません。
特に気になったのは、
○結局大人になってから数回しか会ってないのに最後にあっさり結婚。そんなに好きならもっと早く結婚しろよと笑
○なぜかお互いの連絡先も知らない。
○蓮と香を結婚させる意味があったのか。また、子供を作る描写は不要では?最後の寄り添う姿を描きたかったのかもしれないが、母親死んでるのに父親が昔の好きな人追いかけて駆け出したらいかんでしょ。
子供を守らないと。せめて子供と一緒に会いにいけよと。
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