「映画公開中にでも結婚しないのかな?今が旬!」糸 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
映画公開中にでも結婚しないのかな?今が旬!
明るいニュースがないコロナ禍。二人が映画公開中に結婚したというニュースが流れれば、コロナ禍最大のハッピーニュースになるはずです。もう糸は絡み合ってます。
そんなこんなで公開初日(先行除く)観てまいりました。一つ置いて隣の女性が中盤から泣きっぱなしです。個人的には一番泣けたのが中学生パートだっただけに、涙はその女性にまかせました。人をいたわる心、痛みのわかる人間、悲しんでる人には抱きつくという言葉、どれもが優しい映画となっています。
8年後、漣は北海道のチーズ工房で働き、葵は東京でキャバ嬢を経て、ファンドマネージャーの大介と暮らしていた。そこでもすれ違い、漣は同じ工房の香と結婚する。普通ならもう永遠に会うことさえない二人だと予感するが、ミサンガは切れたもののまだ糸は繋がっていた・・・
走馬灯のように思い出が巡る中、「運命の糸が切れることもある」という香の言葉。しかし、また誰かと繋がることもあるということ。その糸の端を漣の娘が握っていたとは・・・という展開でした。
大自然に恵まれた北海道の景色。沖縄やシンガポールの美しい風景に心を癒されながらも、夢を追い、努力を重ね、忙しいときには気づかない何かが存在している。そして順風満帆に思える成功した者にも落とし穴が待っているもの。しかし、裏切りという仕打ちを受けても、誰もそれを非難しようとしない優しさ。様々な感情に押しつぶされながらも、生きてさえいれば何かに繋がるのだ。2人の優しさが伝わってきました。
中島みゆきの「糸」を中心に、「ファイト!」や「時代」も本人の歌じゃないけど堪能できる。どんぐりを投げる癖のある桐野の家系も面白いし、みんなの糸を紡ぐ役目を果たしていた倍賞美津子も良かった(助演女優賞クラス)。
また、DV、貧困、リーマンショック、東日本大震災という平成の事件や社会問題などを描いたところは、社会派作品を作り続けている瀬々監督ならではの作品だと感じる。街頭インタビューでもなかなかの意見が聞かれますが、なんでもかんでも元号で表現するってところがうける。平成1〇年!とか言われても、即座に西暦に直せないし、何とかしてもらいたいものだ。
kossyさんへ
夕張と美瑛は、少し離れてますかねぇ。夕張は妹で、美瑛はお姉さんですねw
私が気になったのは美瑛と函館の距離でしょうか。調べたら450kmあります。日帰りはキツイ距離ですわ。と言うか、ちょっと行ってくる、っていう距離じゃないw
kossyさん コメントありがとうございます。たくさんの人が出てくるのですが、あの人必要だったかな?と思う人も何人かいました。例えばカオリの元カレ…何の為に?無くてもストーリー上何の影響もないと感じました。高杉真宙さんは好きな俳優ですが、やはり彼も必要とは感じませんでした。その分、僅かでも漣の背景を感じさせて欲しかったです。中学時代から21歳までに どんな挫折とかあって あのような気力が感じられない青年になってしまったのかな?と見てて思ってました。
確かにラベンダー畑 印象薄いですよね(笑)
kossyさん 共感をありがとうございますm(__)m!
私にはこの映画への共感は中々難しかったです。特に連の背景が、薄すぎです!葵と逃げた時も 葵の両親は探しに来たのに 漣の親は居る様子はなくて、まぁ事情があってだろうと納得させたとしても、結婚式にもそれらしい姿が、無くて 亡き妻の親が、漣の親のように葵と話していて…あれ?また居ない。もちろん 可愛い孫の母となるのですから 分かるけど。
漣て どんな家庭に育ったんだろう?この映画は人どの絆や繋がりを描いた作品なのに 主人公の背景が、無さすぎて 感情移入できませんでした。
苦手な恋愛映画とわかっていて鑑賞しましたがw観て良かったです。
ファイト!と時代も中島みゆきの唄でを被せて欲しかったです。
菅田将暉さんのハマりっぷりも良かったですが、今更ながら今作で初めて小松菜奈さんが魅力的な方だなと感じました。
kossyさん、お疲れ様です。
今回の糸でも成田凌が良かったです...。もう名優だ。
最近は酷く誹謗中傷が目立つ気がします。もちろん、以前もちょくちょく見かけていましたが、特にここ1ヶ月はあまりにも多い。
同じ人かはたまた、同じ組織なのでしょうね。こんなことして何が楽しいのか...。気が知れません。